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富士電機のニュース
【↓】日経平均 大引け| 8日続落、米ハイテク株安で半導体関連が売られる (7月26日)
日経平均株価
始値 37792.87
高値 38105.96(11:14)
安値 37611.19(14:58)
大引け 37667.41(前日比 -202.10 、 -0.53% )
売買高 17億8108万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆4350億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は202円安と8日続落、一時プラス圏も失速
2.前日の米国は、NYダウは上昇もナスダック指数は3日続落
3.日経平均は一時3万8000円回復後に売りに押される展開
4.ディスコや東エレク、レーザーテクなど半導体関連株が安い
5.決算内容が好感されキヤノンや富士通は買い人気を集める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比81ドル高と3日ぶりに反発した。GDPが予想を上回る伸びとなり景気への悲観的見解が後退し買戻しが先行した。
東京市場では、日経平均株価は8日続落。一時プラス圏に転じ3万8000円台を回復する場面があったが、買い一巡後は値を消した。
前日の米株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発したものの、ハイテク株は安くナスダック指数は下落。この米ハイテク株安の流れを受け、日経平均は下落してスタートした。ただ、前日まで日経平均は7日続落と大幅安を演じていただけに、下値には自律反発狙いの買いが入り一時3万8000円台まで値を上げる場面があった。しかし、後場に入ると徐々に上値を切り下げる展開となり、売りに押されるなか再びマイナス圏に転じた。大引けにかけて下げ幅は拡大した。半導体関連株などが下落し、全体相場を押し下げた。来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合が開催されることから積極的な買いを手控える動きも強まった。
個別銘柄では、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>が安く、アドバンテスト<6857>やルネサスエレクトロニクス<6723>が値を下げた。トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>も売られ、アシックス<7936>や日本製鉄<5401>、商船三井<9104>が下落した。
半面、三菱重工業<7011>や日立製作所<6501>、キーエンス<6861>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を上げた。中外製薬<4519>やファーストリテイリング<9983>が買われた。決算内容が好感されキヤノン<7751>や富士通<6702>が急伸した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、中外薬 <4519>、キヤノン <7751>、信越化 <4063>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約131円。うち71円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、リクルート <6098>、トヨタ <7203>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約269円。うち136円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)金属製品、(3)機械、(4)パルプ・紙、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)保険業、(3)電気・ガス業、(4)空運業、(5)サービス業。
■個別材料株
△ファーマF <2929> [東証P]
24年7月期営業利益及び配当予想を上方修正。
△ジー・スリー <3647> [東証S]
菜種を原料とするバイオ燃料製造の合弁会社設立へ。
△勤次郎 <4013> [東証G]
6月中間期業績は計画上振れで着地。
△トクヤマ <4043> [東証P]
製造コスト改善などで第1四半期営業利益46%増。
△サンバイオ <4592> [東証G]
主要開発品「SB623」の米新規特許が成立。
△富士電機 <6504> [東証P]
投資有価証券売却益計上で25年3月期最終利益予想を上方修正。
△富士通 <6702> [東証P]
DX関連好調で4~6月期最終利益4.0倍。
△日野自 <7205> [東証P]
第1四半期営業益5.6倍で通期計画進捗率32%。
△キヤノン <7751> [東証P]
今12月期業績予想増額で売上高は17年ぶり過去最高へ。
△信越ポリ <7970> [東証P]
25年3月期営業2ケタ増益予想で増配も好感。
▼シンプレクス <4373> [東証P]
4~6月期営業減益で失望売り。
▼小松ウオール <7949> [東証P]
4~6月期営業減益を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)信越ポリ <7970>、(2)日野自 <7205>、(3)富士通 <6702>、(4)野村総研 <4307>、(5)エネクス <8133>、(6)ベル24HD <6183>、(7)石原ケミ <4462>、(8)キヤノン <7751>、(9)トクヤマ <4043>、(10)ステップ <9795>。
値下がり率上位10傑は(1)シンプレクス <4373>、(2)アマノ <6436>、(3)甜菜糖 <2108>、(4)小松ウオール <7949>、(5)ミガロHD <5535>、(6)岡三 <8609>、(7)アシックス <7936>、(8)コクサイエレ <6525>、(9)ルネサス <6723>、(10)東エレク <8035>。
【大引け】
日経平均は前日比202.10円(0.53%)安の3万7667.41円。TOPIXは前日比10.32(0.38%)安の2699.54。出来高は概算で17億8108万株。東証プライムの値上がり銘柄数は705、値下がり銘柄数は871となった。東証グロース250指数は642.91ポイント(2.35ポイント高)。
[2024年7月26日]
株探ニュース
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