803円
木村化工機のニュース
日経平均株価
始値 23231.14
高値 23388.18(13:32)
安値 23186.84(09:03)
大引け 23379.81(前日比 -149.69 、 -0.64% )
売買高 10億7475万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9566億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、前日の米株安や為替の円高が嫌気され利益確定売り誘発
2.米国ではISM製造業景況感指数が市場予測に反し悪化、景気への警戒感浮上
3.米国との貿易摩擦が南米に広がるとの見方も手控え感を助長し、主力株に逆風
4.朝安後は下げ渋る、中国株や台湾株などが底堅さを発揮し押し目買い誘う
5.全体の7割の銘柄が下落も、中小型株の一角はテーマ買いで値を飛ばすものも
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは268ドル安と続落した。ISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことやトランプ米大統領が一部の南米産鉄鋼などへの追加関税を復活させると発表したことで売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株安を受け主力株中心にリスクを回避する動きが優勢となり、日経平均株価は反落となった。ただ、朝方に大きく下値を試した後は押し目買いに下げ渋る展開となった。
3日の東京市場は、前日に米国株市場でNYダウやナスダック総合指数が大きく下げたことを受け、目先利益確定の動きを誘発した。米国ではISM製造業景況感指数が改善を見込んでいた事前予想を覆し悪化したことで、景気減速懸念から株安の背景となった。米国の貿易摩擦問題が南米にも広がるとの見方も売りを助長した。東京市場でも朝方はリスク回避ムードが強く、為替が一時1ドル=108円台に入る円高に振れたことや、アジア株安などが買いを手控えさせた。その後は、中国株や台湾株などが底堅さを発揮、円高にも歯止めがかかり、これを横目に押し目買いの動きが強まった。東証1部全体の7割の銘柄が下落し、売買代金は1兆円に届かなかったが、一部の個別株に対する物色意欲は旺盛で、中小型株は全体相場に逆行して値を飛ばすものも少なくなかった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、日立製作所<6501>も値を下げた。太陽誘電<6976>も売られた。ファーストリテイリング<9983>が下落したほか、エーザイ<4523>も安い。ピジョン<7956>が急落、リンクアンドモチベーション<2170>、幸楽苑ホールディングス<7554>などの下げも目立つ。トプコン<7732>、マルハニチロ<1333>も水準を切り下げた。
半面、売買代金で群を抜く任天堂<7974>が全体相場に逆行し1000円を超える上昇、ソニー<6758>も堅調。TDK<6762>などもしっかり。第一生命ホールディングス<8750>が頑強な動きをみせ、KDDI<9433>もプラス圏を維持した。レーザーテック<6920>も上昇した。このほか、本多通信工業<6826>、内田洋行<8057>、阿波製紙<3896>、木村化工機<6378>がいずれもストップ高に買われるなど集中人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762> 、KDDI <9433> 、ソニー <6758> 、テルモ <4543> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約18円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、エーザイ <4523> 、ファナック <6954> 、ファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約58円。
東証33業種のうち上昇は鉱業、その他製品、電気機器の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)精密機器、(2)非鉄金属、(3)情報・通信業、(4)サービス業、(5)石油石炭製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)水産・農林業、(2)パルプ・紙、(3)電気・ガス業、(4)倉庫運輸関連、(5)陸運業。
■個別材料株
△JSB <3480>
前期の経常最高益予想を10%上乗せ、配当も14円増額。
△リネットJ <3556> [東証M]
リチウムイオン電池を用いた電子機器メーカー向けに安全回収サービスを提供。
△ガンホー <3765>
「TEPPEN」が全世界で累計400万DL突破。
△ディディエス <3782> [東証M]
本人認証システム「マガタマプラットフォーム」の販売網拡大。
△gumi <3903>
上期経常を2.3倍上方修正。
△東名 <4439> [東証M]
1→3の株式分割を実施。
△松尾電 <6969> [東証2]
時価総額に係る猶予期間を解除。
△GセブンHD <7508>
1→2の株式分割を実施。
△日神不動 <8881>
今期配当の増額と株主優待にクオカード追加を発表。
△シノケンG <8909> [JQ]
今期経常を13%上方修正、期末配当も8円増額。
▼ライトオン <7445>
11月既存店売上高は6ヵ月連続前年下回る。
▼ピープル <7865> [JQ]
非開示だった今期経常は50%減益へ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)内田洋 <8057> 、(2)本多通信 <6826> 、(3)阿波製紙 <3896> 、(4)木村化 <6378> 、(5)日神不動 <8881> 、(6)ブラス <2424> 、(7)パスコ <9232> 、(8)日本ドライ <1909> 、(9)ダイワボウ <3107> 、(10)ファインデ <3649> 。
値下がり率上位10傑は(1)ピジョン <7956> 、(2)オリバー <7959> 、(3)メディシス <4350> 、(4)ザッパラス <3770> 、(5)幸楽苑HD <7554> 、(6)LINK&M <2170> 、(7)やまみ <2820> 、(8)日産車体 <7222> 、(9)ライトオン <7445> 、(10)山形銀 <8344> 。
【大引け】
日経平均は前日比149.69円(0.64%)安の2万3379.81円。TOPIXは前日比7.76(0.45%)安の1706.73。出来高は概算で10億7475万株。東証1部の値上がり銘柄数は551、値下がり銘柄数は1540となった。日経ジャスダック平均は3689.81円(4.27円高)。
[2019年12月3日]
株探ニュース
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