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ヤマハモーターロボティクスホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 21662.65
高値 21721.42(14:09)
安値 21627.87(11:35)
大引け 21711.38(前日比 +23.81 、+0.11% )
売買高 11億1171万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0545億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら反発、方向感定まらず狭いレンジの往来に
2.米株堅調も為替が円高含みで手控え、国内に手掛かり材料見当たらず
3.米長期金利低下を背景にメガバンクはじめ銀行セクターに下げ目立つ
4.内需系では食料品、情報通信、陸運などが堅調推移し全体相場支える
5.値上がり銘柄は全体の4割にとどまったが、売買代金は2兆円台回復
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは6ドル高と3日ぶりに小反発した。ゴールドマン・サックスやシスコシステムズなどが値を上げた。FOMC議事録は年内の利上げ見送りを支持する姿勢が反映された内容であり、市場の反応は限定的だった。
東京市場では、方向感の定まらない動きとなった。朝方は日経平均株価が軟調で始まったが、その後は前日終値をはさみ狭いレンジの往来となり、結局プラス圏で引けた。
11日の東京市場は、強弱観対立のなか終始方向感の定まらない地合いだった。前日の米国株市場は主要株価指数がいずれも高く引けたもののNYダウの上昇は小幅にとどまったほか、外国為替市場で1ドル=110円台に入るなど円高に振れたことで、買い手控えムードが漂うなかで始まった。しかし、国内に買い手掛かり材料が少ない代わりに売り圧力も限定的で、下値では値ごろ感からの買い戻しが全体を支えた。米長期金利の低下を背景にメガバンクなど銀行株が安く、TOPIXは前日終値を下回った。一方、内需株では食料品や情報通信、陸運などが堅調だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の4割弱にとどまったが、下値では押し目買いも観測され、売買代金は活況の目安とされる2兆円を5日ぶりに上回った。
個別では、日本電産<6594>が高く、SMC<6273>も買われた。ファーストリテイリング<9983>も堅調。デンソー<6902>も強い動き。セブン&アイ・ホールディングス<3382>、資生堂<4911>もしっかり。パイプドHD<3919>、ローツェ<6323>がいずれもストップ高で買い物を残し、キリン堂ホールディングス<3194>も大幅高。TSIホールディングス<3608>も一時値幅制限いっぱいに買われた。サイゼリヤ<7581>、イオンファンタジー<4343>も値を飛ばした。
半面、良品計画<7453>が値下がり率トップに売り込まれた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、TDK<6762>、村田製作所<6981>なども下落した。スルガ銀行<8358>が大幅反落、サノヤスホールディングス<7022>も利食われた。楽天<4755>が売られ、MonotaRO<3064>、レノバ<9519>などの下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、ファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約40円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はTDK <6762> 、SBG <9984> 、安川電 <6506> 、ホンダ <7267> 、日産化 <4021> 。押し下げ効果は約24円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)食料品、(3)陸運業、(4)情報・通信業、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)銀行業、(3)鉄鋼、(4)証券商品先物、(5)鉱業。
■個別材料株
△ソーバル <2186> [JQ]
自社株取得枠の設定と増配実施を好感。
△ウエルシア <3141>
今期経常は13%増で22期連続最高益、4円増配へ。
△キリン堂HD <3194>
今期経常は31%増で3期連続最高益、3円増配へ。
△TSIHD <3608>
前期経常が上振れ着地・今期は28%増益、自社株取得も好感。
△パイプドHD <3919>
今期経常は3.1倍増で3期ぶり最高益、9円増配へ。
△イオンファン <4343>
今期経常は10%増益へ。
△エヌピーシー <6255> [東証M]
今期経常を21%上方修正。
△ティムコ <7501> [JQ]
スノーピーク <7816> と資本・業務提携。
△4℃ホールデ <8008>
5.8%上限の自社株取得と増配を好感。
△オオバ <9765>
今期経常を一転3%増益に上方修正、配当2円増額。自社株取得も好感。
▼タマホーム <1419>
12-2月期(3Q)経常は赤字拡大。
▼アレンザHD <3546>
前期経常を一転64%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)パイプドHD <3919> 、(2)キリン堂HD <3194> 、(3)ローツェ <6323> 、(4)TSIHD <3608> 、(5)サイゼリヤ <7581> 、(6)ランド <8918> 、(7)イオンファン <4343> 、(8)4℃ホールデ <8008> 、(9)オオバ <9765> 、(10)デザインワン <6048> 。
値下がり率上位10傑は(1)良品計画 <7453> 、(2)メディアドゥ <3678> 、(3)スルガ銀 <8358> 、(4)タマホーム <1419> 、(5)トレファク <3093> 、(6)トランザク <7818> 、(7)USENHD <9418> 、(8)サノヤスHD <7022> 、(9)キャリインデ <6538> 、(10)新川 <6274> 。
【大引け】
日経平均は前日比23.81円(0.11%)高の2万1711.38円。TOPIXは前日比1.14(0.07%)安の1606.52。出来高は概算で11億1171万株。東証1部の値上がり銘柄数は814、値下がり銘柄数は1222となった。日経ジャスダック平均は3455.79円(1.50円高)。
[2019年4月11日]
株探ニュース
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