603円
東洋機械金属のニュース
日経平均株価
始値 27407.23
高値 27450.26(09:22)
安値 27330.79(15:00)
大引け 27345.24(前日比 -86.60 、 -0.32% )
売買高 10億7864万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6894億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均株価は4日ぶり反落、ナスダック安受けリスクオフに
2.米長期金利低下でNYダウは頑強、東京市場も下げ幅は限定的
3.日米金利差の縮小を背景に為替は急速にドル安・円高に振れる
4.石油や電力など資源エネルギー関連や半導体主力株が強さ発揮
5.業種別では33業種中28業種が下落、個別は7割の銘柄が下げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比2ドル高と4日続伸した。長期金利の低下を好感もハイテク企業などの決算を嫌気した売りが重荷となった。
東京市場では、目先利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は下値を探る展開に。ただ、下げ幅は限定的だった。
27日の東京市場は、リスク回避目的の売りが優勢の流れとなった。前日の米国株市場ではNYダウは小幅プラス圏で着地したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が2%あまりの下げをみせたことで、市場センチメントが悪化した。米国では主力銘柄の決算悪が嫌気されたが、米長期金利の低下が株価下支え効果をもたらしている。ただ、日米金利差縮小を背景に外国為替市場ではドルが売られ、円高方向に急速に振れたことが東京市場ではマイナス材料として作用した。一方、米株価指数先物が堅調な動きをみせたことから、日経平均は下値抵抗力も発揮した。業種別で値上がりは石油や電力など資源エネルギー周辺の5業種にとどまり、残りの28業種が下落。個別でみると値下がり銘柄数はプライム市場全体の約7割を占めている。
個別ではキヤノン<7751>が大きく売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。トヨタ自動車<7203>も冴えない。HOYA<7741>が安く、アサヒグループホールディングス<2502>なども値を下げた。信越ポリマー<7970>、フューチャー<4722>が急落、京都銀行<8369>、北國フィナンシャルホールディングス<7381>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など地銀株が軒並み安。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢だった。キーエンス<6861>、SMC<6273>などFA関連株が買われ、日本電産<6594>も強い動き。エーザイ<4523>が物色人気となり、ダブル・スコープ<6619>も商いを伴い上昇した。イーソル<4420>が急騰、カプコン<9697>が値を飛ばし、ソシオネクスト<6526>も大幅高。九電工<1959>、トビラシステムズ<4441>の上げ足も目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、第一三共 <4568>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約66円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はキヤノン <7751>、KDDI <9433>、日東電 <6988>、エプソン <6724>、アサヒ <2502>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約43円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)電気・ガス業、(3)石油石炭製品、(4)機械、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)繊維製品、(4)パルプ・紙、(5)その他金融業。
■個別材料株
△九電工 <1959> [東証P]
4-9月期最終利益は13%増益。
△Aバランス <3856> [東証S]
ベトナムのグループ会社が新工場を稼働へ。
△エコモット <3987> [東証G]
「空間自在ワークプレイスサービス」のシステム導入と運用支援業務を受託。
△Kudan <4425> [東証G]
イスラエル企業とのパートナーシップを材料視。
△トビラシステ <4441> [東証P]
ドコモの迷惑SMS対策サービスにデータベース提供。
△AIメカ <6227> [東証S]
台湾FPDメーカー各社から受注獲得。
△ポート <7047> [東証G]
就職領域の好調な収益状況を評価。
△ヤマト・イン <7886> [東証S]
中国IATと資本・業務提携。
△カプコン <9697> [東証P]
今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△植松商会 <9914> [東証S]
クオカードを贈呈する株主優待の導入を好感。
▼洋機械 <6210> [東証P]
今3月期は一転最終減益の見通し。
▼キヤノン <7751> [東証P]
22年12月期の最終利益予想16.4%増に下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)イーソル <4420>、(2)九電工 <1959>、(3)トビラシステ <4441>、(4)カプコン <9697>、(5)ソシオネクス <6526>、(6)日本新薬 <4516>、(7)日本ハウス <1873>、(8)カーバイド <4064>、(9)ストライク <6196>、(10)富士通ゼ <6755>。
値下がり率上位10傑は(1)信越ポリ <7970>、(2)フューチャー <4722>、(3)京都銀 <8369>、(4)北国FHD <7381>、(5)キヤノン <7751>、(6)滋賀銀 <8366>、(7)コンコルディ <7186>、(8)洋機械 <6210>、(9)ふくおかFG <8354>、(10)千葉銀 <8331>。
【大引け】
日経平均は前日比86.60円(0.32%)安の2万7345.24円。TOPIXは前日比12.65(0.66%)安の1905.56。出来高は概算で10億7864万株。東証プライムの値上がり銘柄数は484、値下がり銘柄数は1273となった。東証マザーズ指数は747.82ポイント(0.50ポイント安)。
[2022年10月27日]
株探ニュース
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