228円
エスクロー・エージェント・ジャパンのニュース
日経平均株価
始値 28004.37
高値 28287.37(10:09)
安値 27899.45(09:02)
大引け 28164.34(前日比 +25.31 、 +0.09% )
売買高 13億3547万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8947億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら3日続伸、朝安後に切り返すも上値は重い
2.トランプ米大統領の罷免問題など米政局不安が買い手控え要因に
3.日経平均は前週後半の2日間で1000円超の上昇をみせ反動も
4.値上がり銘柄数と値下がり数はともに1000を超え拮抗状態に
5.商い活況で、売買代金は2兆9000億円近くと高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比89ドル安と5日ぶりに反落した。連日の最高値で高値警戒感が出ていたほか、民主党がトランプ大統領弾劾訴追状案を下院に提出するなど政局混乱が嫌気された。
3連休明けの東京市場では、朝方に日経平均株価が安く始まった後に下げ渋り、その後プラス転換する動きとなった。ただ、上値も重い展開だった。
12日の東京市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調で利益確定の売りが先行する形で始まった。米国株市場では、トランプ米大統領が暴動を扇動したとして大統領を罷免しようとする動きが出ており、政局不安が嫌気されている。ハイテク株比率の高いナスダック市場の下落圧力が強く、東京市場もその影響を受けた。前週後半の2日間で日経平均は1000円を超える上昇をみせ、2万8000円台を回復していたこともあり、高値警戒感も意識されていた。ただ、下値では押し目買い意欲が旺盛で前場中ごろにプラス転換、上値は重かったものの後場も売り物をこなし、結局日経平均は前週末終値を上回って着地した。値上がり銘柄数、値下がり銘柄数ともに1000を超え、ほぼ拮抗した状態にある。また、業種別では33業種中18業種が高い。東証1部の売買代金は2兆9000億円弱と高水準だった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなし堅調、任天堂<7974>が買われ、日本電産<6594>も上昇した。中外製薬<4519>が商いを伴い急伸、信越化学工業<4063>なども物色人気。ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>、神栄<3004>、GMB<7214>がストップ高に買われた。良品計画<7453>が活況高となり、日本電子材料<6855>、双葉電子工業<6986>も人気化。
半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、キーエンス<6861>、ファナック<6954>が冴えず、エムスリー<2413>、レノバ<9519>も軟調。トヨタ自動車<7203>も冴えない動き。グリムス<3150>が急落、エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>も大幅安。光通信<9435>が大きく値を下げたほか、エスプール<2471>、ブイキューブ<3681>などの下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、SBG <9984> 、信越化 <4063> 、ダイキン <6367> 、エーザイ <4523> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約109円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、ファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、ファナック <6954> 、日産化 <4021> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約82円。
東証33業種のうち上昇は18業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)石油石炭製品、(3)空運業、(4)医薬品、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)証券商品先物、(3)サービス業、(4)小売業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△ワッツ <2735>
12月既存店売上高が3ヵ月連続前年上回る。
△Fブラザーズ <3454>
今期経常は2.2倍増益、3円増配へ。
△アレンザHD <3546>
12月既存店売上高が3ヵ月連続前年上回る。
△中外薬 <4519>
「リウマチ治療薬アクテムラがコロナ治療に有効」との報道。
△トーヨアサノ <5271> [東証2]
第3四半期営業利益29%増。
△NEC <6701>
「医療機器の販売に乗り出す」の報道。
△ジェイック <7073> [東証M]
城南信金と顧客紹介に関して業務提携。
△良品計画 <7453>
9-11月期(1Q)経常は29%増益で着地。
△グッドスピー <7676> [東証M]
静岡県中部エリアへの出店のため固定資産を取得。
△オートバクス <9832>
12月既存店売上高は2ケタ増で3ヵ月連続前年上回る。
▼ニューテック <6734> [JQ]
9-11月期(3Q)経常は61%減益
▼エコス <7520>
21年2月期最終利益を一転減益予想へ下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ヒトコムHD <4433> 、(2)神栄 <3004> 、(3)ダイヤHD <6699> 、(4)GMB <7214> 、(5)前沢工業 <6489> 、(6)Fブラザーズ <3454> 、(7)マルマエ <6264> 、(8)ワッツ <2735> 、(9)キング <8118> 、(10)サンヨーH <1420> 。
値下がり率上位10傑は(1)グリムス <3150> 、(2)ポプラ <7601> 、(3)エスクロAJ <6093> 、(4)オロ <3983> 、(5)インフォMT <2492> 、(6)カーブスHD <7085> 、(7)GMO <9449> 、(8)フォーバル <8275> 、(9)エスプール <2471> 、(10)リテールPA <8167> 。
【大引け】
日経平均は前日比25.31円(0.09%)高の2万8164.34円。TOPIXは前日比3.00(0.16%)高の1857.94。出来高は概算で13億3547万株。東証1部の値上がり銘柄数は1076、値下がり銘柄数は1038となった。日経ジャスダック平均は3780.66円(0.39円安)。
[2021年1月12日]
株探ニュース
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