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インパクトホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 21947.59
高値 22041.08(10:41)
安値 21878.63(09:03)
大引け 22001.32(前日比 +13.03 、 +0.06% )
売買高 13億3628万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4201億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら10日続伸、5ヵ月ぶりの2万2000円台回復
2.サウジアラビアの石油施設攻撃で原油急騰、地政学リスク懸念も底堅さ
3.為替市場で円高が進まず、空売り筋の買い戻しが全体相場の下値支える
4.鉱業や石油など原油市況と株価連動性の高いセクターに投資資金が流入
5.内需株では銀行や不動産などバリュー株への買いが継続、建設株も堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは142ドル安と9日ぶりに反落した。サウジ石油施設への攻撃で地政学リスクを警戒する売りが優勢となった。
東京市場では、中東で地政学リスクが意識され、原油市況急騰の余波も懸念されたが、フタを開けてみると下値は堅く、日経平均株価は小幅ながら10日続伸、2万2000円台回復となった。
17日の東京市場は、リスク回避の流れで前日の欧米株安に追随することが予想されたが、想定以上に買い意欲の強い地合いで、下値は堅くわずかながらプラス圏で着地。サウジアラビアの石油施設が14日に無人機の攻撃を受けたことで、WTI原油先物価格が1日としては記録的な急騰をみせ、地政学リスクへの懸念が浮上した。しかし、外国為替市場では1ドル=108円台で推移するなど、リスクオフの円買いとならなかったことで、主力輸出株中心に底堅さを発揮、空売り筋の買い戻しも続き、これが日経平均の下値を支えた。鉱業や石油セクターが値上がり上位に買われたほか、銀行や不動産、建設株も堅調で、日経平均は約5ヵ月ぶりの2万2000円台を回復。東証1部の売買代金も2兆4000億円に達した。
個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、任天堂<7974>も買い優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>もしっかり。三井不動産<8801>も上昇した。コロプラ<3668>がストップ高となり、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も高い。国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、JXTGホールディングス<5020>など原油関連株が値を飛ばした。ブレインパッド<3655>、日本コンクリート工業<5269>なども大幅高。楽天<4755>も物色人気に。
半面、ソフトバンクグループ<9984>は売買代金トップも株価は軟調、リクルートホールディングス<6098>も売りに押された。SMC<6273>が大きく値を下げ、エーザイ<4523>も軟調。enish<3667>が急落、フリービット<3843>も大幅安。ヤーマン<6630>、エイチーム<3662>、エニグモ<3665>などの下げが目立ち、日本ペイントホールディングス<4612>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543> 、ファストリ <9983> 、KDDI <9433> 、中外薬 <4519> 、三井不 <8801> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約39円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、バンナムHD <7832> 、ファナック <6954> 、リクルート <6098> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約61円。うち32円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)その他金融業、(4)不動産業、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)海運業、(3)化学、(4)ゴム製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△物語コーポ <3097>
8月既存店売上高2ヵ月ぶり前年上回る。
△鳥貴族 <3193>
前期経常が上振れ着地・今期は10%増益へ。
△バルニバービ <3418> [東証M]
今期経常は25%増で3期ぶり最高益更新へ。
△コロプラ <3668>
「ドラクエウォーク」がAppStoreのゲーム部門トップセールスランキング1位。
△アエリア <3758> [JQ]
イクメン役者育成ゲーム「A3!」が650万ダウンロード突破。
△エーアイ <4388> [東証M]
上期経常を2.3倍上方修正。
△北越メ <5446> [東証2]
上期経常を3.9倍上方修正、通期も増額。
△ウインテスト <6721> [東証2]
今期最終は15年ぶりに黒字浮上へ。
△クロスフォー <7810> [JQ]
今期経常は3.7倍増益、1.3円増配へ。
△LCHD <8938> [JQG]
中国投資会社から総額30億円の資金借り入れを発表。
▼インパクト <6067> [東証M]
第2四半期報告書の提出遅延と監理銘柄(確認中)指定を嫌気。
▼ヤーマン <6630>
5-7月期(1Q)経常は71%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)コロプラ <3668> 、(2)ブレインP <3655> 、(3)国際石開帝石 <1605> 、(4)メディシス <4350> 、(5)コスモHD <5021> 、(6)石油資源 <1662> 、(7)正栄食 <8079> 、(8)MSジャパン <6539> 、(9)日コン <5269> 、(10)アイビーシー <3920> 。
値下がり率上位10傑は(1)enish <3667> 、(2)フリービット <3843> 、(3)ヤーマン <6630> 、(4)エイチーム <3662> 、(5)エニグモ <3665> 、(6)ファストロジ <6037> 、(7)日本ペHD <4612> 、(8)アイスタイル <3660> 、(9)巴川紙 <3878> 、(10)ベネフィJ <3934> 。
【大引け】
日経平均は前日比13.03円(0.06%)高の2万2001.32円。TOPIXは前日比4.71(0.29%)高の1614.58。出来高は概算で13億3628万株。東証1部の値上がり銘柄数は1250、値下がり銘柄数は792となった。日経ジャスダック平均は3351.99円(2.85円高)。
[2019年9月17日]
株探ニュース
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