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アドバネクスのニュース
日経平均株価
始値 30021.25
高値 30051.00(09:35)
安値 29832.52(09:03)
大引け 29839.71(前日比 -660.34 、 -2.17% )
売買高 13億1988万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆3780億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は波乱安の展開、660円強ので下げで3万円大台割れ
2.中国の恒大集団の資金繰り悪化受け、世界同時株安の流れに
3.米国株市場ではNYダウが一時1000ドル近い急落で悲観一色
4.欧州株市場も全面安となり、独DAXは4ヵ月ぶり安値圏に沈む
5.東京市場では全体の9割近い銘柄が下落、SBGなどが大幅安に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比614ドル安と大幅に3日続落した。中国の不動産大手、中国恒大集団の債務不安を巡る警戒感からリスクオフの姿勢が強まった。
3連休明けの東京市場では、リスクオフの流れが強まるなか全面安商状となり、日経平均株価は660円あまりの下げで3万円大台を割り込んだ。
21日の東京市場は、中国の不動産大手・恒大集団の資金繰り悪化に伴うデフォルトリスクが嫌気され、リスク回避の売り一色となった。前日の米株市場ではNYダウが一時1000ドル近い下げをみせるなど波乱展開となり、その流れが東京市場にも波及した。日経平均は前場寄り付き直後にフシ目の3万円大台を割り込んだ後、いったん下げ渋る動きをみせたが、その後売り直された。後場は押し目買いも観測されたが、売りの勢いは強く、引け際に大口の売りが出て、きょうの安値近辺で引けた。大引けは660円強の下げ幅で、6月21日以来3か月ぶりの大きさとなっている。前日は米国株だけでなく欧州株市場も軒並み安の展開。独DAXは約11ヵ月ぶりに26週移動平均線をマドを開けて下放れ、4カ月ぶり安値をつけるなど、世界同時株安の様相となっている。本日の東京市場では全体の9割近い銘柄が下落した。
個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が大幅安となったほか、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が下落。キーエンス<6861>が大きく値を下げ、ダイキン工業<6367>も売られた。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など大手海運も利食われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。デサント<8114>が急落、キャリアインデックス<6538>も大幅安、日本ペイントホールディングス<4612>も急落した。
半面、JR西日本<9021>がしっかり、第一三共<4568>も買いが優勢だった。日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>など空運株も逆行高となった。旭ダイヤモンド工業<6140>が値上がり率トップに買われ、ダイセキ環境ソリューション<1712>も値を飛ばした。イソライト工業<5358>が大幅高。井筒屋<8260>、エイチ・アイ・エス<9603>も買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、JR東海 <9022> 、協和キリン <4151> 、三井不 <8801> 、ソニーG <6758> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約28円。うち23円は第一三共1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約270円。
東証33業種のうち上昇は空運業、陸運業、医薬品の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)鉱業、(3)不動産業、(4)ゴム製品、(5)小売業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)機械、(3)海運業、(4)倉庫運輸関連、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△ダイセキS <1712>
22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△アグレ都市 <3467>
業績・配当予想を大幅に引き上げへ。
△ホットリンク <3680> [東証M]
AI関連の雄で今期業績は増額修正有力。
△第一三共 <4568>
「トラスツズマブ デルクステカン」の中国第2相臨床試験を開始。
△イソライト <5358>
22年3月期業績予想を上方修正。
△EAJ <6063> [JQ]
21年12月期売上高9割増。
△旭ダイヤ <6140>
9月中間期業績及び配当予想を増額修正。
△京三 <6742>
売り上げ前倒し寄与し22年3月期業績予想を上方修正。
△タングス <6998> [東証2]
自動車部品向け想定超で上期業績予想を上方修正。
△UEX <9888> [JQ]
22年3月期営業利益見通しを上方修正。
▼マネックスG <8698>
ビットコイン一時4万ドル近辺まで急落。
▼ソフトバンクG <9984>
中国発のリスクオフで売り圧力高まる。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)旭ダイヤ <6140> 、(2)ダイセキS <1712> 、(3)イソライト <5358> 、(4)アグレ都市 <3467> 、(5)アドバネクス <5998> 、(6)東京機 <6335> 、(7)井筒屋 <8260> 、(8)第一三共 <4568> 、(9)エアトリ <6191> 、(10)オープンドア <3926> 。
値下がり率上位10傑は(1)デサント <8114> 、(2)長大 <9624> 、(3)ランド <8918> 、(4)キャリインデ <6538> 、(5)宮越HD <6620> 、(6)日本ペHD <4612> 、(7)セレス <3696> 、(8)イーソル <4420> 、(9)フィルC <3267> 、(10)乾汽船 <9308> 。
【大引け】
日経平均は前日比660.34円(2.17%)安の2万9839.71円。TOPIXは前日比35.62(1.70%)安の2064.55。出来高は概算で13億1988万株。東証1部の値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は1942となった。日経ジャスダック平均は4064.16円(19.94円安)。
[2021年9月21日]
株探ニュース
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