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ジーデップ・アドバンスのニュース
日経平均株価
始値 39260.78
高値 39426.29(10:09)
安値 39113.03(11:22)
大引け 39239.52(前日比 +5.81 、 +0.01% )
売買高 18億3983万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆9907億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら3日続伸、引け際プラス圏浮上
2.欧米株軟調で利益確定売り誘発も、押し目買い優勢に
3.鉄鋼や銀行などバリュー株への買いが全体相場支える
4.前場は先物主導で荒い値動き、個別株物色意欲は旺盛
5.全体の57%の銘柄が上昇、売買代金は5兆円割り込む
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比62ドル安と4日ぶりに反落した。株価指数が高値圏にあるなか利益確定売りが優勢となった。
東京市場では売り買い交錯のなか、日経平均株価は上値の重い展開を強いられたが、取引終盤に押し目買いが優勢となり、わずかながらプラス圏で引けた。
27日の東京市場は、方向感のつかみにくい地合いとなったが、個別株の物色意欲は旺盛で下値では押し目買いが活発で頑強な値動きとなった。前日の欧米株市場が軟調な展開だったことで、目先利食い圧力が表面化したものの、鉄鋼や銀行株などバリュー株への買いが全体相場を支える形に。前場はやや荒い値動きで前引けにかけて先物主導のインデックス売りで値を崩しマイナス圏に沈んだが、後場は前日終値近辺で売り物をこなし、引け際に大口買いが入り、小幅ながら上昇に転じる形で取引を終えている。個別株ベースでは全体の57%の銘柄が上昇したものの、業種別では33業種中で値上がりは15業種にとどまり、値下がりの方が多かった。なお、プライム市場の売買代金は3日ぶりに5兆円台を割り込んでいる。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>などが堅調、ソフトバンクグループ<9984>も買いを集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が活況高となるなどメガバンクが上昇、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>など鉄鋼株も高い。三菱重工業<7011>も上値を追った。じげん<3679>が値上がり率トップに買われ、ACCESS<4813>が続急伸、日立造船<7004>も商いを膨らませ値を飛ばした。
半面、アドバンテスト<6857>が冴えず、川崎汽船<9107>も売られた。東京電力ホールディングス<9501>も軟調。マツキヨココカラ&カンパニー<3088>が大幅安、明和産業<8103>の下げも目立った。AZ-COM丸和ホールディングス<9090>が値を下げ、京成電鉄<9009>も下落。ブレインパッド<3655>が利食われたほか、イビデン<4062>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、ファナック <6954>、安川電 <6506>、大塚HD <4578>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約108円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、TDK <6762>、オリンパス <7733>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約78円。うち40円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)銀行業、(3)機械、(4)証券商品先物、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)陸運業、(3)小売業、(4)食料品、(5)建設業。
■個別材料株
△セントラル総 <3238> [東証S]
九電工<1959>が株式を追加取得。
△帝繊維 <3302> [東証P]
英アクティビストファンドの大量保有を材料視。
△ユビAI <3858> [東証S]
製造業DXでのAIソリューションに脚光。
△シルバエッグ <3961> [東証G]
AI関連株の物色の裾野広がり人気に火がつく。
△フリー <4478> [東証G]
法人向け会計ソフトのプラン改定による収益貢献を期待。
△ジーデップ <5885> [東証S]
エヌビディアのシステムによるPoC環境提供サービス開始。
△アップバンク <6177> [東証G]
村井社長が退任、取締役管理本部長CFOの白石氏が社長就任へ。
△日立造 <7004> [東証P]
「半導体製造装置向け全固体電池を初受注」との報道。
△ジモティー <7082> [東証G]
上限11万株の自社株買いを好感。
△オーバル <7727> [東証S]
半導体設投需要拡大で製造装置向け流量計に商機高まる。
▼楽天グループ <4755> [東証P]
「楽天市場」の出店料引き上げ報道が重荷。
▼明和産 <8103> [東証P]
株式売り出し決議で需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)じげん <3679>、(2)ACCESS <4813>、(3)日立造 <7004>、(4)GMO-PG <3769>、(5)SREHD <2980>、(6)野村マイクロ <6254>、(7)帝繊維 <3302>、(8)千葉興 <8337>、(9)松竹 <9601>、(10)Fスターズ <3687>。
値下がり率上位10傑は(1)マツキヨココ <3088>、(2)明和産 <8103>、(3)三陽商 <8011>、(4)芝浦 <6590>、(5)Jディスプレ <6740>、(6)Ine <4933>、(7)藤田観 <9722>、(8)京成 <9009>、(9)AZ丸和HD <9090>、(10)ブレインP <3655>。
【大引け】
日経平均は前日比5.81円(0.01%)高の3万9239.52円。TOPIXは前日比4.84(0.18%)高の2678.46。出来高は概算で18億3983万株。東証プライムの値上がり銘柄数は946、値下がり銘柄数は668となった。東証グロース250指数は775.46ポイント(11.66ポイント高)。
[2024年2月27日]
株探ニュース
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