1,305円
大平洋金属のニュース
日経平均株価
始値 27693.77
高値 28110.39(15:00)
安値 27624.62(09:32)
大引け 28110.39(前日比 +70.23 、 +0.25% )
売買高 12億4210万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆1574億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は8日続伸、朝安後に下げ渋り終盤プラス圏へ
2.前日の欧米株が全面安で、前場は400円以上下げる場面も
3.取引時間中は堅調な米株先物を横目に投資家マインドが改善
4.円安好感し輸出株の一角が堅調で、非鉄など資源関連も高い
5.後場は一本調子の戻りで、日経平均の8日続伸は約半年ぶり
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比448ドル安と反落した。原油価格の上昇によるインフレへの警戒感から消費関連株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株市場が全面安に売られたことで朝方から売り優勢の展開となったが、後場は継続的に買いが入り、日経平均株価は上昇に転じた。
24日の東京市場は、前場は売り優勢の地合いだった。前日の欧州株市場が軒並み安かったほか、米国株市場でもNYダウが450ドル近い下げをみせたことで、前日まで7日続伸していた東京市場も、目先筋の利益確定売りを誘発した。日経平均は一時400円以上も下落する場面があったが、その後は下げ渋る展開となった。米株価指数先物が堅調な値動きをみせていたことで、投資家心理が改善した。後場に入ると継続的に押し目買いが入り、ほぼ一本調子に水準を戻し、取引終盤に上昇に転じた。円安進行を背景に自動車など輸出株の一角が買われ、非鉄など資源関連株も上昇し、全体相場を支えた。日経平均が8日続伸するのは、昨年9月上旬以来約半年ぶりのこと。東証1部の売買代金はやや減少傾向にあるものの、3兆円台はキープした。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり。トヨタ自動車<7203>が買い優勢、東京エレクトロン<8035>も上昇した。任天堂<7974>、オリエンタルランド<4661>なども値を上げた。デンソー<6902>が高く、三井ハイテック<6966>が大きく買われ、大平洋金属<5541>が急伸、ファイズホールディングス<9325>はストップ高となった。トリケミカル研究所<4369>が大幅高、ユーグレナ<2931>も物色人気に。
半面、売買代金トップの日本郵船<9101>が大きく株価水準を切り下げ、商船三井<9104>や川崎汽船<9107>も大幅安。レーザーテック<6920>が冴えず、日本電産<6594>も値を下げた。HOYA<7741>も軟調。マネックスグループ<8698>が利食われ、ファーストリテイリング<9983>も下落。日本道路<1884>が急落、インフロニア・ホールディングス<5076>も下値を探った。三井不動産<8801>なども安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、SBG <9984> 、トヨタ <7203> 、デンソー <6902> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約91円。うち48円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ダイキン <6367> 、キッコマン <2801> 、中外薬 <4519> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉱業、(3)輸送用機器、(4)ゴム製品、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)建設業、(3)不動産業、(4)証券商品先物、(5)小売業。
■個別材料株
△ユーグレナ <2931>
商船三井ロジスティクスが次世代バイオ燃料を採用。
△フジタコーポ <3370> [JQ]
「BAGLE&BAGLE」のアルテゴと業務提携。
△GAテクノ <3491> [東証M]
「電子契約くん」がオリコの賃貸保証サービスと連携。
△Fスターズ <3687>
業績回復歩調で量子コンピューター分野の活躍にも期待。
△ブルーミーム <4069> [東証M]
米mablとのパートナーシップ締結を材料視。
△リボミック <4591> [東証M]
加齢黄斑変性症治療薬「RBM-007」の臨床報告を材料視。
△大平金 <5541>
ニッケル価格の大幅上昇が手掛かりに。
△アルメタクス <5928> [東証2]
生産性の改善で22年3月期営業利益予想を上方修正。
△トヨタ <7203>
上限8000万株の自己株取得枠を設定。
△ヤマハ発 <7272>
上限1100万株の自己株取得枠を設定。
▼久光薬 <4530>
物流費増加などで22年2月期業績予想を下方修正。
▼ミツバ <7280>
22年3月期は30億円の最終赤字見通しに。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Sサイエンス <5721> 、(2)ファイズHD <9325> 、(3)大平金 <5541> 、(4)トリケミカル <4369> 、(5)フィールズ <2767> 、(6)ギフティ <4449> 、(7)BEENOS <3328> 、(8)新日本科学 <2395> 、(9)Gunosy <6047> 、(10)ユーグレナ <2931> 。
値下がり率上位10傑は(1)日道路 <1884> 、(2)川崎汽 <9107> 、(3)商船三井 <9104> 、(4)郵船 <9101> 、(5)乾汽船 <9308> 、(6)プレサンス <3254> 、(7)ユナイテド海 <9110> 、(8)インフロニア <5076> 、(9)アゴーラHG <9704> 、(10)富士PS <1848> 。
【大引け】
日経平均は前日比70.23円(0.25%)高の2万8110.39円。TOPIXは前日比2.86(0.14%)高の1981.56。出来高は概算で12億4210万株。東証1部の値上がり銘柄数は1097、値下がり銘柄数は977となった。日経ジャスダック平均は3648.18円(13.65円高)。
[2022年3月24日]
株探ニュース
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