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東海カーボンのニュース
10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード
・ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954>
■日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード
日経平均は5日続落。61.65円安の23407.74円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場はNYダウが56ドル安と反落する一方、ナスダック総合指数が4日ぶりに小幅反発するなど高安まちまちとなった。為替市場では国際通貨基金(IMF)による世界成長見通しの引き下げが嫌気されたほか、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の利上げに不満を再表明したこともあり、円相場は1ドル=113円近辺と引き続き強含みで推移している。ただ、日経平均は直近4日の下落幅がおよそ800円に達しており、本日は米ハイテク株の反発などを手掛かりとした買いが先行した。前場の日経平均は上げ幅を3ケタに広げる場面も見られたが、外部環境の不透明感に対する警戒ムードから伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じた。
個別では、ソフトバンクG<9984>が3%を超える下落となり、日経平均を約41円押し下げた。米シェアオフィス大手のウィーワークに追加出資する方向で協議しているなどと報じられたが、25日移動平均線を割り込み手仕舞い売りがかさんだようだ。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、ファナック<6954>などもさえない。一方、ファーストリテ<9983>が堅調で、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>は小じっかり。ファーストリテは明日予定される通期決算発表を前に強い値動きを見せている。東海カーボ<5301>や良品計画<7453>は4%超高と上げが目立った。また、決算が好感されたネクステージ<3186>やエコス<7520>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、水産・農林業、電気・ガス業などが上昇率上位。NY原油先物相場の反発を受けて関連銘柄が買われた。半面、化学、パルプ・紙、鉄鋼が下落率上位だった。
日経平均は前日までの急ピッチの下落で25日移動平均線近くまで調整が進み、朝方は自律反発への期待から買いが先行した。しかし、外部環境の不透明感は依然として残る。トランプ氏はFRBによる利上げを再びけん制したうえ、米国が9月に発動した中国への制裁関税に中国が報復した場合、残り全ての輸入品に追加関税を課すと改めて述べたもよう。米中貿易摩擦の激化に対する懸念がくすぶり、設備投資関連のキーエンスやファナックなどでは手掛けづらさが意識されるだろう。
また、国内では本日の安川電<6506>決算発表、米国では本日の9月卸売物価指数(PPI)発表、明日の9月消費者物価指数(CPI)発表などが予定されており、これらを見極めたいとの思惑から積極的な買いが手控えられているようだ。後場の日経平均は25日移動平均線が位置する23300円後半での攻防が焦点となりそうだが、商いがやや低調となっているため、短期筋の仕掛け的な売買に振らされる可能性もあるだろう。
■ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も
10日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価はプラス圏で推移していたが、下げに転じたことで小幅円買いに振れ、ドルの重石となった。
ドル・円は、112円90銭台で寄り付いた後、日経平均のプラス圏推移を受けやや円売りに振れ、一時113円08銭まで上昇した。また、上海総合指数のプラス圏推移も、ドルの上昇を支援した。
ただ、日経平均はマイナス圏で前引けた。ランチタイムの日経平均先物は軟調推移が続き、日本株は後場もさえない値動きが予想される。一方、ドル・円は円買いに振れやすいが、112円台は押し目買いが観測され、下値は堅そうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円93銭から113円08銭、ユーロ・円は129円77銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.1485ドルから1.1514ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・ストップ高はなし
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ウィリアムズNY連銀総裁
「FRBはさらなる漸進的な利上げを行うだろう」
「FRBは金融正常化へのプロセスから正常な政策へと接近」
「労働市場は非常に強く、インフレ圧力が高まる兆候はない」
【経済指標】
・日・8月機械受注(前月比予想:-3.9%、7月:+11.0%)
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HH>
・日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード
・ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954>
■日経平均は5日続落、目先はイベント待ちなどで買い手控えムード
日経平均は5日続落。61.65円安の23407.74円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。
9日の米株式市場はNYダウが56ドル安と反落する一方、ナスダック総合指数が4日ぶりに小幅反発するなど高安まちまちとなった。為替市場では国際通貨基金(IMF)による世界成長見通しの引き下げが嫌気されたほか、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)の利上げに不満を再表明したこともあり、円相場は1ドル=113円近辺と引き続き強含みで推移している。ただ、日経平均は直近4日の下落幅がおよそ800円に達しており、本日は米ハイテク株の反発などを手掛かりとした買いが先行した。前場の日経平均は上げ幅を3ケタに広げる場面も見られたが、外部環境の不透明感に対する警戒ムードから伸び悩み、前引けにかけてマイナスに転じた。
個別では、ソフトバンクG<9984>が3%を超える下落となり、日経平均を約41円押し下げた。米シェアオフィス大手のウィーワークに追加出資する方向で協議しているなどと報じられたが、25日移動平均線を割り込み手仕舞い売りがかさんだようだ。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、ファナック<6954>などもさえない。一方、ファーストリテ<9983>が堅調で、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>は小じっかり。ファーストリテは明日予定される通期決算発表を前に強い値動きを見せている。東海カーボ<5301>や良品計画<7453>は4%超高と上げが目立った。また、決算が好感されたネクステージ<3186>やエコス<7520>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、水産・農林業、電気・ガス業などが上昇率上位。NY原油先物相場の反発を受けて関連銘柄が買われた。半面、化学、パルプ・紙、鉄鋼が下落率上位だった。
日経平均は前日までの急ピッチの下落で25日移動平均線近くまで調整が進み、朝方は自律反発への期待から買いが先行した。しかし、外部環境の不透明感は依然として残る。トランプ氏はFRBによる利上げを再びけん制したうえ、米国が9月に発動した中国への制裁関税に中国が報復した場合、残り全ての輸入品に追加関税を課すと改めて述べたもよう。米中貿易摩擦の激化に対する懸念がくすぶり、設備投資関連のキーエンスやファナックなどでは手掛けづらさが意識されるだろう。
また、国内では本日の安川電<6506>決算発表、米国では本日の9月卸売物価指数(PPI)発表、明日の9月消費者物価指数(CPI)発表などが予定されており、これらを見極めたいとの思惑から積極的な買いが手控えられているようだ。後場の日経平均は25日移動平均線が位置する23300円後半での攻防が焦点となりそうだが、商いがやや低調となっているため、短期筋の仕掛け的な売買に振らされる可能性もあるだろう。
■ドル・円は伸び悩み、日本株の反落に警戒も
10日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価はプラス圏で推移していたが、下げに転じたことで小幅円買いに振れ、ドルの重石となった。
ドル・円は、112円90銭台で寄り付いた後、日経平均のプラス圏推移を受けやや円売りに振れ、一時113円08銭まで上昇した。また、上海総合指数のプラス圏推移も、ドルの上昇を支援した。
ただ、日経平均はマイナス圏で前引けた。ランチタイムの日経平均先物は軟調推移が続き、日本株は後場もさえない値動きが予想される。一方、ドル・円は円買いに振れやすいが、112円台は押し目買いが観測され、下値は堅そうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円93銭から113円08銭、ユーロ・円は129円77銭から130円17銭、ユーロ・ドルは1.1485ドルから1.1514ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・ストップ高はなし
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ウィリアムズNY連銀総裁
「FRBはさらなる漸進的な利上げを行うだろう」
「FRBは金融正常化へのプロセスから正常な政策へと接近」
「労働市場は非常に強く、インフレ圧力が高まる兆候はない」
【経済指標】
・日・8月機械受注(前月比予想:-3.9%、7月:+11.0%)
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
<HH>
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