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ファンケルのニュース
日経平均株価
始値 20489.97
高値 20626.05(14:59)
安値 20482.62(09:02)
大引け 20618.57(前日比 -58.65 、 -0.28% )
売買高 9億0129万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆5863億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反落、欧米株安を受け利益確定売りの動き強まる
2.朝方に売り込まれた後は戻り足、為替市場のドル高・円安が追い風材料に
3.アジア株が底堅さを発揮したことも手伝い、日経平均は一貫して下げ渋る
4.23日のパウエルFRB議長の講演を見極めたいとの思惑で商い低調続く
5.値下がり銘柄が多く、売買代金は3日連続で1兆5000億円台と超閑散
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは173ドル安と4日ぶりに反落した。イタリア政局への不安が高まったほか、米中貿易摩擦への懸念が強く利益確定売りに押された。
東京市場では、前日の欧米株安を引き継いで朝方から売り優勢の展開となり日経平均株価は反落。ただ、朝方に大きく下値を試したあとは一貫して戻り歩調となった。
21日の東京市場は、目先筋の利益確定売りに押された。前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って反落、これに先立って欧州株市場も軒並み軟調な推移をみせていたことで、リスクを回避する売りが表面化した。ただ取引時間中に外国為替市場でドルが買い戻され1ドル=106円台半ばまで円安に振れたことや、アジア株が底堅い値動きをみせたこともり、売り圧力は限定的だった。日経平均は朝安後に2万0500円近辺でもみ合っていたが、前場後半に水準を一段切り上げ、2万600円近辺にもみ合いゾーンを移行した。日経平均は寄り後一貫して下げ渋る動きとなったが、東証1部全体の8割の銘柄が下落し、売買代金も引き続き低調で3営業日連続で1兆5000億円台にとどまった。23日に予定される、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強かった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>なども値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、日立製作所<6501>も軟調。ダブル・スコープ<6619>がストップ安、セラク<6199>、アトラエ<6194>も大幅下落した。ファンケル<4921>が売られ、インターアクション<7725>、イーレックス<9517>などの下げも目立つ。
半面、ファーストリテイリング<9983>が高く、任天堂<7974>もしっかり。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も堅調。新生銀行<8303>も買われた。タツモ<6266>が急騰、GameWith<6552>も値を飛ばした。ワイヤレスゲート<9419>、サイバーエージェント<4751>が大幅高。日本通信<9424>が物色人気となり、TOKYO BASE<3415>も活況高。シュッピン<3179>も大きく水準を切り上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 、アサヒ <2502> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。うち28円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、第一三共 <4568> 、ユニファミマ <8028> 、キッコマン <2801> 、日産化 <4021> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約53円。うち31円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇はゴム製品のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)その他製品、(2)精密機器、(3)機械、(4)水産・農林業、(5)建設業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)電気・ガス業、(2)ガラス土石製品、(3)非鉄金属、(4)空運業、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△ドーン <2303> [JQ]
映像通報システムの実証実験を兵庫県警察本部で開始。
△プロパスト <3236> [JQ]
0.71%を上限に自社株買いを実施。
△アエリア <3758> [JQ]
子会社が恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」最新作を配信開始。
△Amazia <4424> [東証M]
電子コミック好調で今9月期営業利益は3.8倍に。
△ヤマシナ <5955> [東証2]
0.61%を上限に自社株買いを実施。
△メドピア <6095> [東証M]
「薬剤評価掲示板」のクチコミ数が累計60万件を突破。
△リファインV <6531> [東証M]
「ソリューション事業を立ち上げ」との報道。
△C&GSYS <6633> [東証2]
光通信が大株主に浮上。
△助川電気 <7711> [JQ]
「次世代カミオカンデ建設」との報道。
△オプティマス <9268> [東証2]
19.09%を上限に自社株買いを実施。
▼キッコマン <2801>
ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「売り」に。
▼キョウデン <6881> [東証2]
希望退職者募集に129人が応募。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)タツモ <6266> 、(2)ゲームウィズ <6552> 、(3)スマバ <9417> 、(4)ワイヤレスG <9419> 、(5)IRジャパン <6035> 、(6)モバファク <3912> 、(7)PRTIME <3922> 、(8)オプトラン <6235> 、(9)サイバー <4751> 、(10)日本通信 <9424> 。
値下がり率上位10傑は(1)WSCOPE <6619> 、(2)早稲アカ <4718> 、(3)セラク <6199> 、(4)ラクトJ <3139> 、(5)ARM <8769> 、(6)アトラエ <6194> 、(7)日本化 <4092> 、(8)ITメディア <2148> 、(9)エレコム <6750> 、(10)ファンケル <4921> 。
【大引け】
日経平均は前日比58.65円(0.28%)安の2万0618.57円。TOPIXは前日比9.26(0.61%)安の1497.51。出来高は概算で9億0129万株。東証1部の値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は1704となった。日経ジャスダック平均は3343.13円(11.10円安)。
[2019年8月21日]
株探ニュース
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