912円
室町ケミカルのニュース
日経平均株価
始値 27269.05
高値 27486.09(14:59)
安値 27227.24(09:01)
大引け 27460.40(前日比 +595.21 、 +2.22% )
売買高 11億5578万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8246億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり急反発、米株高受けリスクオフの巻き戻しへ
2.ウクライナ情勢の緊張緩和受け、マーケットのセンチメント改善
3.後半に一段高、600円近い上昇で2万7000円台半ばに浮上
4.米ハイテク株高の流れ引き継ぎ、半導体関連などに買いが集まる
5.値上がり銘柄数は全体の8割強に達するも売買代金は3兆円割れ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比422ドル高と4日ぶりに反発した。ロシア軍の一部撤収によるウクライナ情勢の緊張緩和を受け、幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受けリスクオフの巻き戻しが入る形で日経平均は大幅反発、2万7000円台半ばまで水準を戻した。
16日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って大きく上昇し、リスク回避ムードが後退した。ウクライナ情勢は、ロシアが軍隊を一部撤収することを発表し、軍事侵攻への懸念が和らいだとの見方が広がり、市場のセンチメントが改善した。米国株市場でハイテク株が買い戻された流れを受け、東京市場でも半導体関連などが大きくリバウンドに転じ全体相場を牽引。また、海運株にも買いが集中した。原油市況が大幅反落したことで企業収益にプラスの思惑を与えたが、資源関連株の一角には利益確定の売りが波及した。東証1部の値上がり銘柄数は1800近くに及び全体の82%を占めている。ただ、売買代金は盛り上がりを欠き、2兆8000億円台で5営業日ぶりに3兆円台を下回った。
個別では、東京エレクトロン<8035>が大幅高となり、売買代金トップのレーザーテック<6920>も買いが優勢。任天堂<7974>も高い。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運大手が値を上げ、乾汽船<9308>はストップ高で値上がり率トップに買われた。SMC<6273>、ブリヂストン<5108>が値を飛ばし、ベイカレント・コンサルティング<6532>も物色人気。このほか日本金属<5491>、マクロミル<3978>などが急騰、日本マイクロニクス<6871>の上げも目立った。
半面、キーエンス<6861>が軟調、INPEX<1605>、住友金属鉱山<5713>なども売られた。ツバキ・ナカシマ<6464>は値下がり率トップに売り込まれ、ネットプロテクションズホールディングス<7383>、オープンハウスグループ<3288>なども急落。山崎製パン<2212>、パーソルホールディングス<2181>なども大きく値を下げている。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 、TDK <6762> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約221円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は住友鉱 <5713> 、日揮HD <1963> 、出光興産 <5019> 、スズキ <7269> 、キーエンス <6861> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約6円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は鉱業、石油石炭製品の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)海運業、(3)空運業、(4)機械、(5)保険業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)非鉄金属、(2)水産・農林業、(3)小売業、(4)繊維製品、(5)その他金融業。
■個別材料株
△アサヒ <2502>
22年12月期は3%営業増益及び2円増配の見通し。
△ALBERT <3906> [東証M]
22年12月期は51%営業増益予想。
△Mマート <4380> [東証M]
22年1月期営業利益は計画上振れ。
△室町ケミカル <4885> [JQ]
10万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ブリヂストン <5108>
今期最終減益を計画も自己株取得枠の設定。
△日金属 <5491>
非鉄異形圧延の量産技術を確立。
△アスタリスク <6522> [東証M]
上期業績予想を上方修正。
△ハナツアーJ <6561> [東証M]
アリババグループの旅行サービスプラットフォームと連携開始。
△IDEC <6652>
100万株を上限とする自社株買いを実施へで大幅高。
△コーア商HD <9273>
抗悪性腫瘍剤「イセイ」が製造販売承認を取得。
▼リベルタ <4935> [JQ]
22年12月期は実質2ケタ営業減益で減配見通し。
▼ツバキナカ <6464>
22年12月期営業減益見通しで減配も。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)乾汽船 <9308> 、(2)マクロミル <3978> 、(3)日金属 <5491> 、(4)名村造 <7014> 、(5)小林洋行 <8742> 、(6)ファイバーG <9450> 、(7)日本マイクロ <6871> 、(8)明治海 <9115> 、(9)TOREX <6616> 、(10)やまびこ <6250> 。
値下がり率上位10傑は(1)ツバキナカ <6464> 、(2)ネットプロ <7383> 、(3)オープンH <3288> 、(4)ジェイエイシ <2124> 、(5)山パン <2212> 、(6)パーソルHD <2181> 、(7)シンプレクス <4373> 、(8)ラウンドワン <4680> 、(9)石川製 <6208> 、(10)豊和工 <6203> 。
【大引け】
日経平均は前日比595.21円(2.22%)高の2万7460.40円。TOPIXは前日比31.93(1.67%)高の1946.63。出来高は概算で11億5578万株。東証1部の値上がり銘柄数は1792、値下がり銘柄数は320となった。日経ジャスダック平均は3610.08円(13.95円高)。
[2022年2月16日]
株探ニュース
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