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ソフトブレーンのニュース
日経平均株価
始値 22184.40
高値 22190.49(09:00)
安値 21875.11(14:34)
大引け 21923.72(前日比 -335.01 、-1.51% )
売買高 15億6494万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆2176億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続落で2万2000円大台割れ、一時380円超下落場面も
2.米国による中国製品への輸入関税引き上げ表明を受け、米中摩擦再燃を嫌気
3.機械や資源関連など中国関連銘柄中心に売りがかさみ日経平均を押し下げる
4.医薬品など内需ディフェンシブセクターは堅調で全体の約3割の銘柄が上昇
5.押し目買い意欲も旺盛、全体売買代金は3兆2000億円と高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは66ドル安と反落した。トランプ米大統領が中国製品への関税引き上げを表明したことが嫌気され、一時470ドルを超す急落となった。ただ、売り一巡後は下値に買いが入り、下げ幅を縮小した。
大型連休明けとなった東京市場では、大きく売り優勢に傾いた。日経平均株価はリスク回避ムードのなかフシ目の2万2000円大台を割り込み、一時380円超下落する場面もあった。
7日の東京市場は、にわかに高まった米中摩擦懸念を背景として日経平均寄与度の高い値がさ株を中心に売り込まれる展開となった。トランプ米大統領が5日、中国製品2000億ドル分に課している制裁関税を現行の10%から25%に引き上げる方針を表明、米中貿易摩擦の再燃を警戒する形でリスク回避ムードが一気に高まった。今週予定される米中貿易協議での合意が困難との見方が強まるなか、中国経済への悪影響を考慮して機械や資源関連など中国関連株に下げるものが目立つ。もっとも医薬品や水産株などディフェンシブセクターは買われる銘柄も多く、内需株は総じて底堅さをみせた。東証1部の値下がり銘柄数も全体の7割に満たず、30%近い銘柄が上昇するなど売り一色の地合いではなかった。売買代金は3兆2000億円台と大きく膨らみ、3月26日以来の大商いとなった。
個別では、太陽誘電<6976>や村田製作所<6981>など電子部品株の下げが際立つほか、任天堂<7974>も売り込まれた。ファーストリテイリング<9983>も安い。ファナック<6954>、SMC<6273>、コマツ<6301>も大きく下落した。アルヒ<7198>が急落、サンデンホールディングス<6444>、JVCケンウッド<6632>が大幅安、日本特殊陶業<5334>も値を崩した。千代田化工建設<6366>も下値を探った。
半面、ソニー<6758>が売買代金を伴い高く、ZOZO<3092>も買い優勢だった。日立製作所<6501>、武田薬品工業<4502>が上昇、花王<4452>、第一三共<4568>などが逆行高と気を吐いた。イーブックイニシアティブジャパン<3658>がストップ高に買われたほか、エス・エム・エス<2175>、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>も値を飛ばした。インソース<6200>、東邦チタニウム<5727>なども物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は花王 <4452> 、第一三共 <4568> 、KDDI <9433> 、ソニー <6758> 、オリンパス <7733> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約47円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、日東電 <6988> 、ユニファミマ <8028> 、東エレク <8035> 。押し下げ効果は約114円。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)精密機器、(3)水産・農林業、(4)不動産業、(5)情報・通信業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)機械、(3)ガラス土石製品、(4)石油石炭製品、(5)海運業。
■個別材料株
△九電工 <1959>
今期経常は2%増で6期連続最高益更新へ。
△エスエムエス <2175>
今期経常は15%増で16期連続最高益更新へ。
△シミックHD <2309>
上期経常が20%増益で着地・1-3月期も51%増益、自社株買いも発表。
△ファンデリー <3137> [東証M]
20年3月期は31%営業増益で初配当3円実施へ。
△イーブック <3658>
今期経常は26%増で2期連続最高益更新へ。
△Aiming <3911> [東証M]
第1四半期営業利益は計画上回って着地。
△環境管理 <4657> [JQ]
7-3月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
△M&Aキャピ <6080>
今期経常最高益予想を33%上乗せ。
△都築電 <8157> [東証2]
前期経常を29%上方修正、配当も10円増額。
△シルバライフ <9262> [東証M]
冷凍弁当がAmazonの売れ筋ランキング上位独占。
▼コマツ <6301>
今期税引き前は16%減益。
▼サンデンHD <6444>
前期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で51%の赤字。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)イーブック <3658> 、(2)エスエムエス <2175> 、(3)M&Aキャピ <6080> 、(4)インソース <6200> 、(5)シミックHD <2309> 、(6)東京鉄 <5445> 、(7)邦チタ <5727> 、(8)BEENOS <3328> 、(9)日本ライフL <7575> 、(10)九電工 <1959> 。
値下がり率上位10傑は(1)アルヒ <7198> 、(2)ソフトブレン <4779> 、(3)太陽誘電 <6976> 、(4)サンデンHD <6444> 、(5)JVCケンウ <6632> 、(6)村田製 <6981> 、(7)PLANT <7646> 、(8)フォスター <6794> 、(9)アルプスアル <6770> 、(10)MARUWA <5344> 。
【大引け】
日経平均は前日比335.01円(1.51%)安の2万1923.72円。TOPIXは前日比18.09(1.12%)安の1599.84。出来高は概算で15億6494万株。東証1部の値上がり銘柄数は623、値下がり銘柄数は1457となった。日経ジャスダック平均は3460.74円(7.64円高)。
[2019年5月7日]
株探ニュース
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