1,073円
サイバーエージェントのニュース
日経平均株価
始値 33257.95
高値 33375.19(09:13)
安値 33151.70(15:00)
大引け 33169.05(前日比 +28.58 、 +0.09% )
売買高 12億9578万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4074億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小反発、一時200円超高も失速
2.NYダウ上昇で買い戻し、海運株が堅調
3.一時1ドル=141円台の円高が上値圧迫
4.米SOX上昇も半導体株は高安まちまち
5.日銀政策正常化観測で銀行株買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比322ドル高と反発した。低調な米経済指標を受け早期の利下げ観測が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は一時200円を超す上昇となったものの、ドル安・円高基調が重荷となり、朝高後に伸び悩んだ。
前日の米株式市場でNYダウが反発。マイクロン・テクノロジー
総務省が22日発表した11月の消費者物価指数は、生鮮食品を除くコア指数が前年同月比2.5%上昇となり、伸び率は前月から鈍化したものの、サービス価格の伸びは拡大した。日銀が同日公表した10月の金融政策決定会合の議事要旨がタカ派的な内容だったとの受け止めもあって、早期の金融政策修正シナリオが意識された。マイナス金利解除による収益改善の期待から銀行株に物色の矛先が向かった。
一方、外国為替市場でドル円相場は一時1ドル=141円80銭台までドル安・円高に振れ、輸出関連株への売りを促した。半導体株は軟調に推移する銘柄もみられ、高安まちまちの展開。週末となり手仕舞い売りの動きも出た。日経平均は伸び悩んだものの、プラス圏を維持して取引を終えた。
個別銘柄では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、川崎汽船<9107>が買われ、スズキ<7269>や信越化学工業<4063>、資生堂<4911>が堅調に推移し、レーザーテック<6920>と東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>がしっかり。ツルハホールディングス<3391>やデジタルガレージ<4819>が水準を切り上げ、藤田観光<9722>やベネフィット・ワン<2412>が大幅高となった。
半面、トヨタ自動車<7203>とデンソー<6902>が売られ、アドバンテスト<6857>とソシオネクスト<6526>、芝浦メカトロニクス<6590>が下落。マキタ<6586>や三井不動産<8801>、三菱ケミカルグループ<4188>が水準を切り下げた。ファーストリテイリング<9983>やしまむら<8227>が冴えない動きとなり、アシックス<7936>とサイバーエージェント<4751>が軟調。ネクソン<3659>とサイボウズ<4776>、KLab<3656>が急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、東エレク <8035>、スズキ <7269>、レーザーテク <6920>、資生堂 <4911>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約67円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ネクソン <3659>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、デンソー <6902>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約75円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)銀行業、(3)パルプ・紙、(4)化学、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)輸送用機器、(3)その他製品、(4)ゴム製品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△ウェッジHD <2388> [東証G]
24年9月期は最終黒字に浮上へ。
△ベネ・ワン <2412> [東証P]
第一生命HD <8750> によるTOB価格を意識。
△コラボス <3908> [東証G]
独自AIマーケティングシステムの提供開始。
△Welby <4438> [東証G]
日本生命と業務提携で基本合意。
△QPS研究所 <5595> [東証G]
東京海上日動と衛星データを活用したサービス開発で協業開始。
△アサカ理研 <5724> [東証S]
リチウムイオン電池のリサイクル資源回収を共同開発。
△AIメカ <6227> [東証S]
海外大手半導体関連メーカーから大口受注を獲得。
△エヌエフHD <6864> [東証S]
量子コンピューターや半導体装置向け独自技術に熱視線。
△クレオ <9698> [東証S]
24年3月期配当予想を上方修正。
△藤田観 <9722> [東証P]
インバウンド需要回復継続で23年12月期業績予想を上方修正。
▼ネクソン <3659> [東証P]
中国当局によるオンラインゲーム管理強化が伝わる。
▼アシックス <7936> [東証P]
米ナイキ
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)藤田観 <9722>、(2)ペプドリ <4587>、(3)九州FG <7180>、(4)アルトナー <2163>、(5)ベネ・ワン <2412>、(6)パソナG <2168>、(7)ACCESS <4813>、(8)日機装 <6376>、(9)サンフロ不 <8934>、(10)アトラエ <6194>。
値下がり率上位10傑は(1)ネクソン <3659>、(2)サイボウズ <4776>、(3)KLab <3656>、(4)シンクロ <3963>、(5)アシックス <7936>、(6)コーテクHD <3635>、(7)三菱ケミG <4188>、(8)スノーピーク <7816>、(9)芝浦 <6590>、(10)ブイキューブ <3681>。
【大引け】
日経平均は前日比28.58円(0.09%)高の3万3169.05円。TOPIXは前日比10.45(0.45%)高の2336.43。出来高は概算で12億9578万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1268、値下がり銘柄数は353となった。東証グロース250指数は677.74ポイント(2.38ポイント安)。
[2023年12月22日]
株探ニュース
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