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エーザイのニュース
日経平均株価
始値 26074.90
高値 26126.70(09:07)
安値 25953.92(10:54)
大引け 26093.67(前日比 -246.83 、 -0.94% )
売買高 10億2178万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆3178億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、一時2万6000円台を割り込む
2.前日の欧米株安を受けリスク回避の売りに押される
3.米長期金利上昇でハイテク株は逆風環境に置かれる
4.リバウンド狙いの押し目買いも入り、後場下げ渋る
5.値上がり数が値下がりを上回り、全体の過半占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比365ドル安と3日ぶりに反落した。中国の新型コロナ拡大懸念や米長期金利の上昇で売りが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株安を受けて主力株を中心に幅広く売りが先行、日経平均株価は一時2万6000円台を割り込む場面もあった。
29日の東京市場は、朝方からリスクオフの流れが意識された。前日の欧州株市場が総じて軟調だったほか、米国株市場では米10年債利回りの上昇を嫌気してハイテク株や景気敏感株を中心に売りがかさみ、ナスダック総合株価指数は年初来安値をつけた。これを受けて、東京市場も売買代金上位の主力銘柄を中心に売りに押される地合いを強いられた。中国で新型コロナウイルス感染者数が急増していることもセンチメントを冷やしている。日経平均は前引け時点では340円あまりの下落で2万6000円台を割り込んだ。しかし、後場はリバウンド狙いの押し目買いが観測され、先物主導のインデックス買いも寄与して下げ渋っている。結局、日経平均は配当権利落ち分を差し引いた実質ベースで200円あまりの下げとなったが、個別株は値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、全体の過半を占めた。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。東京エレクトロン<8035>や信越化学工業<4063>なども売りが優勢だった。配当権利落ちのJT<2914>が安く、日本郵船<9101>、商船三井<9104>も下値を探った。オリエンタルランド<4661>、三菱商事<8058>なども軟調。クスリのアオキホールディングス<3549>が急落、ノーリツ鋼機<7744>も大幅安となった。
半面、レーザーテック<6920>が朝安後に切り返し、キーエンス<6861>も高く引けた。gumi<3903>は商いを膨らませ値を飛ばした。ジェイテックコーポレーション<3446>が値上がり率トップに買われ、マルマエ<6264>も大幅高、ペッパーフードサービス<3053>、三陽商会<8011>も急伸。コーエーテクモホールディングス<3635>が物色人気となり、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も大きく水準を切り上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はネクソン <3659>、エーザイ <4523>、コナミG <9766>、三井不 <8801>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約18円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、信越化 <4063>、東エレク <8035>、JT <2914>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約123円。うち83円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)不動産業、(3)電気・ガス業、(4)精密機器、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)ゴム製品、(4)保険業、(5)食料品。
■個別材料株
△アミタHD <2195> [東証G]
水産認証審査サービス提供に関する発表で資金流入。
△rakumo <4060> [東証G]
東証が貸借銘柄に選定。
△バンクオブイ <4393> [東証G]
外資系証券のショートポジション巻き戻しを反映。
△エレメンツ <5246> [東証G]
最近のIPO銘柄を改めて物色する流れ。
△イボキン <5699> [東証S]
4万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ERIHD <6083> [東証S]
第2四半期営業益14%増で通期計画進捗率63%超。
△ホープ <6195> [東証G]
三菱商 <8058> [東証P]との協議実施を引き続き材料視。
△マルマエ <6264> [東証P]
半導体市況停滞も9~11月の最終増益を評価。
△FフォースG <7068> [東証G]
23年5月期は一転して経常増益の見通し。
△グラファイト <7847> [東証S]
23年2月期の期末配当予想を増額修正。
▼JT <2914> [東証P]
配当権利落ちで処分売りが優勢に。
▼クスリアオキ <3549> [東証P]
上期好決算も材料出尽くしの売り優勢。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jテック・C <3446>、(2)マルマエ <6264>、(3)ペッパー <3053>、(4)三陽商 <8011>、(5)コーテクHD <3635>、(6)ヨシムラHD <2884>、(7)メディアス <3154>、(8)メディシス <4350>、(9)ダイヤHD <6699>、(10)シルバライフ <9262>。
値下がり率上位10傑は(1)クスリアオキ <3549>、(2)ハイパー <3054>、(3)ノーリツ鋼機 <7744>、(4)中部鋼鈑 <5461> [名証P]、(5)エアーテック <6291>、(6)ファマライズ <2796>、(7)コスモス薬品 <3349>、(8)ピックルス <2935>、(9)JT <2914>、(10)大倉工 <4221>。
【大引け】
日経平均は前日比246.83円(0.94%)安の2万6093.67円。TOPIXは前日比13.75(0.72%)安の1895.27。出来高は概算で10億2178万株。東証プライムの値上がり銘柄数は938、値下がり銘柄数は818となった。東証マザーズ指数は720.88ポイント(9.71ポイント高)。
[2022年12月29日]
株探ニュース
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