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塩野義製薬のニュース
日経平均株価
始値 21761.09
高値 21825.92(13:22)
安値 21743.96(09:40)
大引け 21759.61(前日比 +161.85 、 +0.75% )
売買高 15億8230万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆7701億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は米株高と円安背景に8日続伸、ほぼ1年ぶりの連騰記録
2.トランプ米大統領が関税引き上げの時期を伸ばし、米中対立懸念が緩和
3.外国為替市場で1ドル108円台まで円安が進行、これが追い風材料に
4.機械株などが買われ全体相場牽引も、ECB理事会を前に終盤伸び悩む
5.主力株の物色意欲が復活し、全体売買代金も2兆7000億円台と活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは227ドル高と6日続伸した。米中貿易摩擦・世界景気減速への警戒感が後退したほか、アップルやボーイングなどが買われ指数を押し上げた。
東京市場では買い優勢でスタートし、日経平均株価は一時2万1800円台まで上値を伸ばす場面があった。引けにかけて手仕舞い売りに伸び悩んだ。
12日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが上昇基調を続けたことや、外国為替市場で一段と円安方向に振れたことなどが追い風となった。米中摩擦の緩和期待が相場を支え、日経平均はほぼ1年ぶりとなる8日続伸を達成。中国政府が潤滑油や飼料など一部の米国製品に対し報復関税の対象から除外することを決めたが、これに対して、トランプ米大統領が朝方取引開始前に2500億ドル分の中国製品に対する制裁関税引き上げを延期すると表明、これが為替の円安と相まって、市場心理を大きく改善させた。電機、機械株などが買われ全体を牽引した。ただ、日本時間今晩にECB理事会の結果発表とドラギ総裁の記者会見を控え、これを見極めたいとの思惑もあり、引けにかけて日経平均は伸び悩む展開となり、後場の安値圏で着地している。
個別では、ZOZO<3092>が売買代金トップで大幅高、任天堂<7974>も上昇した。リクルートホールディングス<6098>も堅調。東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>なども高い。第一三共<4568>も買われた。Hamee<3134>がストップ高に買われ、共立印刷<7838>、大日本印刷<7912>などが値を飛ばした。三協立山<5932>、インターアクション<7725>も大きく上値を追った。三櫻工業<6584>、いであ<9768>、日総工産<6569>も値を上げた。
半面、トヨタ自動車<7203>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>は売り優勢だった。楽天<4755>も軟調。オハラ<5218>が急落、GMOペイメントゲートウェイ<3769>が大きく値を下げた。アトラ<6029>が急落、TATERU<1435>も大幅安。ワイヤレスゲート<9419>、ブイキューブ<3681>なども下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、アドテスト <6857> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約78円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ファミマ <8028> 、塩野義 <4507> 、アステラス <4503> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約39円。うち21円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)その他製品、(3)電気・ガス業、(4)機械、(5)鉱業。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)パルプ・紙、(2)水産・農林業、(3)石油石炭製品、(4)証券商品先物。
■個別材料株
△ZOZO <3092>
ヤフー <4689> がTOBで子会社化へ。
△Hamee <3134>
5-7月期(1Q)経常は67%増益で着地。
△アゼアス <3161> [東証2]
5-7月期(1Q)経常は3倍増益、対上期計画91%進捗。
△グッドコムA <3475>
11-7月期(3Q累計)経常は22%減益で着地。
△PバンCOM <3559> [東証M]
ネオス子会社と共同でEMS事業を展開へ。
△コロプラ <3668>
位置情報RPG「ドラゴンクエストウォーク」の配信スタート。
△Aiming <3911> [東証M]
RPG「CARAVAN STORIES」のプレステ4向け北米版サービス開始。
△岩崎電 <6924>
「容器内殺菌向けランプ技術開発」との報道。
△大日印 <7912>
9.94%を上限に自社株買いを実施。
△セゾン情報 <9640> [JQ]
上期経常を一転21%増益に上方修正。
▼GAテクノ <3491> [東証M]
11-7月期(3Q累計)経常が21%減益で着地・5-7月期も70%減益。
▼神島化 <4026> [東証2]
5-7月期(1Q)経常は30%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Hamee <3134> 、(2)ZOZO <3092> 、(3)共立印刷 <7838> 、(4)大日印 <7912> 、(5)巴川紙 <3878> 、(6)乾汽船 <9308> 、(7)三協立山 <5932> 、(8)スミダコーポ <6817> 、(9)インターアク <7725> 、(10)アイル <3854> 。
値下がり率上位10傑は(1)オハラ <5218> 、(2)アトラ <6029> 、(3)GMO-PG <3769> 、(4)ファイバーG <9450> 、(5)TATERU <1435> 、(6)正栄食 <8079> 、(7)ワイヤレスG <9419> 、(8)インソース <6200> 、(9)ブイキューブ <3681> 、(10)鎌倉新書 <6184> 。
【大引け】
日経平均は前日比161.85円(0.75%)高の2万1759.61円。TOPIXは前日比11.44(0.72%)高の1595.10。出来高は概算で15億8230万株。東証1部の値上がり銘柄数は1247、値下がり銘柄数は810となった。日経ジャスダック平均は3345.82円(2.09円高)。
[2019年9月12日]
株探ニュース
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