679円
SIGグループのニュース
日経平均株価
始値 22966.89
高値 23059.02(14:50)
安値 22878.71(10:34)
大引け 23032.54(前日比 -241.59 、 -1.04% )
売買高 13億6045万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆4180億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は反落、前日の米株急落受けリスク回避の売り
2.寄り付き時点で2万3000円台割れも後半は下げ渋る展開
3.アストラゼネカの新型コロナワクチン開発中断も嫌気される
4.日銀のETF買い思惑などで後半は2万3000円台に戻す
5.7割近い銘柄が下落、売買代金は2兆4000億円台と増勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比632ドル安と大幅に3日続落した。アップルやマイクロソフトなど主力ハイテク株への売りが膨らみ指数を押し下げた。
東京市場では、前日の米株急落を受けリスク回避の売りに日経平均株価は一時2万3000円台を下回ったが、後場は押し目買いに下げ渋る展開となった。
9日の東京市場は、大型株を中心に終始売り優勢の展開だった。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要指数が大きく水準を切り下げ、下値模索が続いたことで、リスク許容度の低下した海外投資家などの売りで日経平均は寄り付き時点で2万3000円台を割り込んだ。米中対立への警戒感に加え、英アストラゼネカが新型コロナのワクチン開発を一時中断すると明らかにしたことなども市場心理の悪化につながった。外国為替市場でドル安・円高に振れたことやアジア株市場が総じて軟調に推移したことも買い手控えムードを助長した。ただ、日銀のETF買いなどへの思惑も背景に後場は押し目買いや買い戻しなどが入り日経平均は下げ幅を縮小、2万3000円台に戻して着地した。東証1部全体の7割近い銘柄が下落。売買代金は2兆4000億円台と8月28日以来の水準に膨らんだ。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし、株価は軟調も後半下げ渋った。トヨタ自動車<7203>が安く、ソニー<6758>も軟調。東京エレクトロン<8035>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。アルトナー<2163>が急落、富士製薬工業<4554>も反落。福島銀行<8562>、ダントーホールディングス<5337>なども大幅安となった。
半面、任天堂<7974>が朝安後切り返し、ダイキン工業<6367>、SMC<6273>もしっかり。NEC<6701>が高く、チェンジ<3962>も人気。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>がストップ高、コーセーアールイー<3246>も一時ストップ高に買われた。ショーケース<3909>が急騰、さくらインターネット<3778>も活況高。ヒノキヤグループ<1413>、アレンザホールディングス<3546>も値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、コナミHD <9766> 、オムロン <6645> 、コムシスHD <1721> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約15円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、中外薬 <4519> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約105円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)海運業、(2)その他製品、(3)鉄鋼、(4)ガラス土石製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)不動産業、(4)輸送用機器、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△ヒノキヤG <1413>
ヤマダ電機 <9831> が1株2000円でTOBを実施。
△ITbook <1447> [東証M]
マイナポイント事業で商機拡大。
△価値開発 <3010> [東証2]
株主優待制度を再開。
△ストリーム <3071> [東証2]
上期経常は3.7倍増益・通期計画を超過。
△コーセーRE <3246>
上期経常が27%増益で着地・5-7月期も3.5倍増益。
△アミューズ <4301> 、エイベックス <7860>
「イベント開催の人数制限緩和前倒しを検討」との報道。
△SIG <4386> [東証2]
システム開発・セキュリティーに強く官公庁DX関連で商機。
△ダイヤHD <6699>
24年3月期に売上高1000億円を目指す新中計を好感。
△ミナトHD <6862>
非接触赤外線センサー「ディスプレア」を開発。
△郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107>
野村証券が投資評価を引き上げ。
▼アルトナー <2163>
5-7月期営業利益17%減益。
▼日本テレホン <9425> [JQ]
東証が本日から信用規制実施。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ダイヤHD <6699> 、(2)コーセーRE <3246> 、(3)ショーケース <3909> 、(4)ヒノキヤG <1413> 、(5)アレンザHD <3546> 、(6)ハブ <3030> 、(7)PバンCOM <3559> 、(8)さくらネット <3778> 、(9)エイベックス <7860> 、(10)日本アクア <1429> 。
値下がり率上位10傑は(1)アルトナー <2163> 、(2)富士製薬 <4554> 、(3)福島銀 <8562> 、(4)ダントーHD <5337> 、(5)enish <3667> 、(6)MTI <9438> 、(7)ヤマシン―F <6240> 、(8)サイネックス <2376> 、(9)あすか薬 <4514> 、(10)千葉興 <8337> 。
【大引け】
日経平均は前日比241.59円(1.04%)安の2万3032.54円。TOPIXは前日比15.49(0.96%)安の1605.40。出来高は概算で13億6045万株。東証1部の値上がり銘柄数は588、値下がり銘柄数は1497となった。日経ジャスダック平均は3517.76円(10.49円安)。
[2020年9月9日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
SIGGのニュース一覧- SIGG Research Memo(9):営業利益重視への転換や株主還元強化を評価、成長戦略第2フェーズの進捗に注目 2024/12/17
- SIGG Research Memo(8):株主還元はDOE6%目安、2025年3月期は大幅増配予想 2024/12/17
- SIGG Research Memo(7):ITトータルソリューションカンパニーを目指す 2024/12/17
- SIGG Research Memo(6):2025年3月期は大幅増収増益予想、さらに上振れ余地あり 2024/12/17
- SIGG Research Memo(5):2025年3月期中間期は計画超の大幅増収増益で着地 2024/12/17
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
SIGグループの取引履歴を振り返りませんか?
SIGグループの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。