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大村紙業のニュース
先週の新興市場では、週初から買いが先行し、マザーズ指数が終値で1300pt台を回復したほか、日経ジャスダック平均にいたっては1990年7月に付けていた史上最高値を約27年半ぶりに更新した。ただ、その後は短期的な達成感から利益確定の売りが出たほか、日経平均の弱含みに連れ安となる場面も目立った。仮想通貨の価格下落で投資家心理が悪化した面もあるようだ。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.7%であったのに対して、マザーズ指数は-0.5%、日経ジャスダック平均は+0.7%だった。
個別では、ミクシィ<2121>が前週末比変わらず、サイバーダイン<7779>が週間で4.4%高、そーせいグループ<4565>が同7.1%安とマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。そーせいグループについては最高科学責任者の辞任をマイナス視する向きもあった。サンバイオ<4592>やじげん<3679>といった準主力株は堅調で、決算が評価されたティーケーピー<3479>は同30.7%高となった。テーマ株では、HANATOUR JAPAN<6561>がインバウンド関連として人気化した。また、今期大幅増益見通しのフィル・カンパニー<3267>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。反面、ユナイテッド<2497>は投資先であるメルカリの上場観測報道に振らされ、週初に大きく売られた。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>は手仕舞い売りがかさみ、マザーズ下落率トップとなった。ジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が週末にかけて売られ同1.0%安となったが、エン・ジャパン<4849>が同4.9%高となるなど人材関連銘柄が比較的堅調だった。売買代金上位ではレイ<4317>やNFK HD<6494>の上げが目立ち、「Nintendo Labo」で関心を集めた大村紙業<3953>が週間のジャスダック上昇率トップだった。一方、前週まで上昇の目立っていたレカム<3323>やフジタコーポレーション<3370>などに利益確定売りが広がった。
今週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均は高値圏でのもち合いとなることが想定される。1月23日の安川電機<6506>を皮切りに10-12月期決算発表が本格化する。日経平均は24000円手前の水準でこう着感を強めており、主力企業の決算発表を受けて相場全体の方向感を見極めたいとするムードが強まりそうだ。ただ、新興市場のムードはさほど悪くなく、値動きの軽い好業績株やテーマ株の循環物色の流れは続くだろう。
今週は、1月25日にニューフレアテクノロジー<6256>、エヌエフ回路設計ブロック<6864>、26日にプラマテルズ<2714>、NTTデータイントラマート<3850>、東映アニメーション<4816>、スペースシャワーネットワーク<4838>、ディーエムエス<9782>などが決算発表を予定している。また、安川電機の決算内容はハーモニックなど新興市場のFA(工場自動化)関連銘柄にも影響しそうだ。その他にも日米主要企業の決算と関連銘柄の動向を注視したい。
IPO関連では、Mマート<4380>(2月23日、マザーズ)の新規上場が発表されている。2月8日上場の世紀<6234>に続く今年2件目のIPOとなる。マザーズ上場でインターネット関連の小型案件として人気を集めそうだ。なお、世紀の仮条件発表は1月22日、ブックビルディング期間は23日から29日までの予定となっている。
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個別では、ミクシィ<2121>が前週末比変わらず、サイバーダイン<7779>が週間で4.4%高、そーせいグループ<4565>が同7.1%安とマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。そーせいグループについては最高科学責任者の辞任をマイナス視する向きもあった。サンバイオ<4592>やじげん<3679>といった準主力株は堅調で、決算が評価されたティーケーピー<3479>は同30.7%高となった。テーマ株では、HANATOUR JAPAN<6561>がインバウンド関連として人気化した。また、今期大幅増益見通しのフィル・カンパニー<3267>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。反面、ユナイテッド<2497>は投資先であるメルカリの上場観測報道に振らされ、週初に大きく売られた。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>は手仕舞い売りがかさみ、マザーズ下落率トップとなった。ジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が週末にかけて売られ同1.0%安となったが、エン・ジャパン<4849>が同4.9%高となるなど人材関連銘柄が比較的堅調だった。売買代金上位ではレイ<4317>やNFK HD<6494>の上げが目立ち、「Nintendo Labo」で関心を集めた大村紙業<3953>が週間のジャスダック上昇率トップだった。一方、前週まで上昇の目立っていたレカム<3323>やフジタコーポレーション<3370>などに利益確定売りが広がった。
今週の新興市場では、マザーズ指数や日経ジャスダック平均は高値圏でのもち合いとなることが想定される。1月23日の安川電機<6506>を皮切りに10-12月期決算発表が本格化する。日経平均は24000円手前の水準でこう着感を強めており、主力企業の決算発表を受けて相場全体の方向感を見極めたいとするムードが強まりそうだ。ただ、新興市場のムードはさほど悪くなく、値動きの軽い好業績株やテーマ株の循環物色の流れは続くだろう。
今週は、1月25日にニューフレアテクノロジー<6256>、エヌエフ回路設計ブロック<6864>、26日にプラマテルズ<2714>、NTTデータイントラマート<3850>、東映アニメーション<4816>、スペースシャワーネットワーク<4838>、ディーエムエス<9782>などが決算発表を予定している。また、安川電機の決算内容はハーモニックなど新興市場のFA(工場自動化)関連銘柄にも影響しそうだ。その他にも日米主要企業の決算と関連銘柄の動向を注視したい。
IPO関連では、Mマート<4380>(2月23日、マザーズ)の新規上場が発表されている。2月8日上場の世紀<6234>に続く今年2件目のIPOとなる。マザーズ上場でインターネット関連の小型案件として人気を集めそうだ。なお、世紀の仮条件発表は1月22日、ブックビルディング期間は23日から29日までの予定となっている。
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