189円
ノムラシステムコーポレーションのニュース
日経平均株価
始値 21744.62
高値 21795.01(14:31)
安値 21725.23(09:02)
大引け 21778.61(前日比 -106.63 、 -0.49% )
売買高 11億7164万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0872億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、低調な経済指標を背景とした米株急落受け売り優勢に
2.米ISM製造業景況感指数が約10年ぶりの低水準で米景気への懸念高まる
3.外国為替市場での円高や香港の大規模デモ激化なども市場心理を悪化させる
4.下値に対しては底堅さ発揮、取引時間中に円高が一服し日経平均は下げ渋り
5.値上がり銘柄数が値下がりを上回る、売買代金はかろうじて2兆円をキープ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは343ドル安と反落した。9月米ISM製造業景況感指数が47.8と好不況の分かれ目となる50を2ヵ月連続で割り込んだことから、景気に対する先行き警戒感が高まり売りが優勢となった。
東京市場では、米株安などを背景に日経平均株価は下値を指向する動きとなった。ただ、売り圧力も限定的で2万1700円台を割り込む場面はなかった。
2日の東京市場は、終始売りに押される展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが340ドルあまりの下落と波乱含みの動きとなり、東京市場でも主力株など中心にリスクを回避する動きが優勢となった。米国では前日発表されたISM製造業景況感指数が、市場コンセンサスを下回り10年3ヵ月ぶりの低水準に落ち込んだことでリセッションへの警戒感が再燃した。また、香港の大規模デモも一段と激化していることも、投資家マインドを悪化させている。外国為替市場でも1ドル=107円台後半の円高に振れ、朝方はこれを嫌気する形で広範囲に売りが出た。しかし、その後は円高が一服、個別株の物色意欲は根強く日経平均も下げ渋る展開に。東証1部の値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回った。ただ、売買代金はかろうじて2兆円台をキープする水準で低調だった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が売られ、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も軟調。キーエンス<6861>の下げも目立つ。東京エレクトロン<8035>、SMC<6273>、日本電産<6594>なども安い。楽天<4755>も値を下げた。レシップホールディングス<7213>、マネックスグループ<8698>が大幅安、日産化学<4021>、マキタ<6586>、THK<6481>なども大幅安となった。
半面、任天堂<7974>がしっかり、SUMCO<3436>も買い優勢。神戸物産<3038>が商いを伴い大幅高。アトラ<6029>がストップ高となったほか、イチネンホールディングス<9619>、オルトプラス<3672>、パイプドHD<3919>も値を飛ばした。曙ブレーキ工業<7238>が物色人気、ブイキューブ<3681>も買われた。サニーサイドアップ<2180>、エーアイテイー<9381>は一時値幅制限上限まで買われる場面があった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、ファストリ <9983> 、NTTデータ <9613> 、資生堂 <4911> 、ファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約42円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、日産化 <4021> 、東エレク <8035> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約65円。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)建設業、(4)情報・通信業、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)輸送用機器、(3)鉱業、(4)精密機器、(5)電気機器。
■個別材料株
△サニーサイド <2180>
米レッドハバスと業務提携で合意。
△マーケットE <3135> [東証M]
農業総研 <3541> [東証M]と業務提携。
△アプリックス <3727> [東証M]
新サービス「めっちゃWiFi」の提供を開始。
△トビラシステ <4441> [東証M]
8月度の迷惑情報フィルタサービス利用者が6.1%増。
△アトラ <6029>
東証が指定替えの猶予期間から解除。
△EAJ <6063> [JQ]
医療機関の外国人対応窓口の実施事業者に選定。
△トランザス <6696> [東証M]
凸版印刷とホテル向けインフォメーションサービス開発。
△京都友禅 <7615>
9月受注高36.1%増で2ヵ月連続でプラス。
△ブシロード <7803> [東証M]
劇場版アニメ「バンドリ」が興行収入2億円を突破。
△エーアイテイ <9381>
上期経常を一転22%増益に上方修正・最高益更新へ。
▼椿本チ <6371>
SMBC日興証券が目標株価を3500円へ引き下げ。
▼キユソ流通 <9369>
今期経常を一転14%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラ <6029> 、(2)イチネンHD <9619> 、(3)オルトP <3672> 、(4)パイプドHD <3919> 、(5)サニーサイド <2180> 、(6)神戸物産 <3038> 、(7)エーアイテイ <9381> 、(8)ブレーキ <7238> 、(9)ブイキューブ <3681> 、(10)ミサワ <3169> 。
値下がり率上位10傑は(1)レシップHD <7213> 、(2)マネックスG <8698> 、(3)サムティ <3244> 、(4)日産化 <4021> 、(5)ノーリツ鋼機 <7744> 、(6)キムラタン <8107> 、(7)マキタ <6586> 、(8)THK <6481> 、(9)楽天 <4755> 、(10)ノムラシス <3940> 。
【大引け】
日経平均は前日比106.63円(0.49%)安の2万1778.61円。TOPIXは前日比6.71(0.42%)安の1596.29。出来高は概算で11億7164万株。東証1部の値上がり銘柄数は1057、値下がり銘柄数は1007となった。日経ジャスダック平均は3380.42円(4.71円安)。
[2019年10月2日]
株探ニュース
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