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モバイルファクトリーのニュース
日経平均株価
始値 27210.79
高値 27389.84(10:02)
安値 27066.18(10:34)
大引け 27217.85(前日比 +232.76 、 +0.86% )
売買高 11億4654万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6945億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、一時400円を超えて上昇する場面も
2.米国株市場では長期金利上昇も主要株価指数が揃って大幅高
3.前場は買い一巡後伸び悩む、後場買い直され2週間ぶり高値
4.一時1ドル129円台の急速な円安で自動車株など買い優勢
5.全体の7割近い銘柄が上昇、売買代金は2.7兆円と増勢に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比499ドル高と3日ぶりに反発した。米金融引き締めのなかでも景気は底堅く推移するとの見方が強まり、消費関連株や景気敏感株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、主力株をはじめ幅広くリスクを取る動きが優勢となり、日経平均株価は上値指向を継続し2万7000円台を回復した。
20日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数がいずれも大幅上昇したことを受け、リスクオンの流れが波及した。朝方は外国為替市場で1ドル=129円台前半まで円安が進み、自動車など輸出株中心に買いを集め、日経平均の上げ幅は一時400円を超える場面もあった。ただ、その後は円が買い戻されたことで半導体関連などが安くなり、今週から本格化する3月決算企業の決算発表を前に、戻り売りが上値を押さえる格好となった。後場は改めて買い直され、日経平均は結局寄り付きとほぼ同水準で着地、4月6日以来約2週間ぶりの高値で引けている。プライム市場全体の7割近い銘柄が下落した。なお、売買代金は2兆7000億円弱と増勢基調にある。
個別では、トヨタ自動車<7203>が売買代金を膨らませ上昇したほか、SUBARU<7270>も大幅高。ソニーグループ<6758>はしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが買いを集め、ファーストリテイリング<9983>が大きく水準を切り上げた。オリエンタルランド<4661>、リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。住友大阪セメント<5232>が値上がり率トップに買われたほか、トプコン<7732>、JUKI<6440>が値を飛ばした。
半面、レーザーテック<6920>が朝安後に下げに転じ、東京エレクトロン<8035>も安く引けた。キーエンス<6861>も売られた。三井ハイテック<6966>、ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を下げた。FPG<7148>が急落、モバイルファクトリー<3912>、サインポスト<3996>、TREホールディングス<9247>なども大幅に値を下げた。ここ大きく水準を切り上げていたマルマエ<6264>も大きく利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、トヨタ <7203>、テルモ <4543>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約107円。うち55円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、NTTデータ <9613>、TDK <6762>、コナミHD <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約47円。うち24円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)パルプ・紙、(3)繊維製品、(4)水産・農林業、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)不動産業、(3)海運業、(4)石油石炭製品、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△セルソース <4880> [東証G]
新化粧品原料開発と高機能美容クリーム発売を発表。
△ペルセウス <4882> [東証G]
アグレッシブNK細胞白血病治療剤に関する特許を共同出願。
△住友大阪 <5232> [東証P]
旧村上ファンド系が大株主に浮上を材料視。
△メディアL <6659> [東証S]
空売り呼び込み踏み上げ相場の典型に。
△トヨタ <7203> [東証P]
1ドル129円台の急激な円安が追い風。
△ニコン <7731> [東証P]
「旧世代の半導体製造装置への需要が高まっている」との報道。
△ジャックス <8584> [東証P]
22年3月期業績は計画上振れで着地。
△GRCS <9250> [東証G]
ユービーセキュアと販売代理店契約を締結。
△イーレックス <9517> [東証P]
電力販売量の増加で22年3月期業績は計画上振れで着地。
△東テク <9960> [東証P]
22年3月期営業利益は一転増益で着地。
▼いちご <2337> [東証P]
23年2月期は営業減益の可能性も。
▼アイビーシー <3920> [東証S]
新型コロナの影響で第2四半期業績予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)住友大阪 <5232>、(2)東テク <9960>、(3)ジャックス <8584>、(4)トプコン <7732>、(5)JUKI <6440>、(6)RPA <6572>、(7)ピアラ <7044>、(8)大幸薬品 <4574>、(9)SUBARU <7270>、(10)三和HD <5929>。
値下がり率上位10傑は(1)ドリームI <4310>、(2)FPG <7148>、(3)セラク <6199>、(4)モバファク <3912>、(5)サインポスト <3996>、(6)TREHD <9247>、(7)マルマエ <6264>、(8)PRTIME <3922>、(9)レーザーテク <6920>、(10)いちご <2337>。
【大引け】
日経平均は前日比232.76円(0.86%)高の2万7217.85円。TOPIXは前日比19.45(1.03%)高の1915.15。出来高は概算で11億4654万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1267、値下がり銘柄数は521となった。東証マザーズ指数は728.51(15.88ポイント安)。
[2022年4月20日]
株探ニュース
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