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ユビキタスAIのニュース
日経平均株価
始値 31988.37
高値 32534.47(14:54)
安値 31933.87(09:02)
大引け 32506.78(前日比 +289.35 、 +0.90% )
売買高 12億7105万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4501億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4連騰、朝安後切り返す展開
2.前日の欧米株安も、買い需要に陰り見られず
3.33年ぶり高値更新、3万2000円台半ばに浮上
4.海外筋の先物買いで後場は一時300円超上昇
5.インデックス買い主導で個別は下落も目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比199ドル安と3日ぶりに反落した。前週末の大幅高を受け、利益確定の売りが優勢となった。
東京市場では、朝方は売り優勢で日経平均株価は安く始まったもの、すぐに戻り足に。前場中ごろにプラス圏に浮上すると、その後は漸次水準を切り上げた。
6日の東京市場は、朝方はリスク回避ムードが強かった。前日の欧州株市場が総じて安く、米国株市場でもNYダウが200ドル近い下げとなったことで、利益確定の動きを誘発したが、売り一巡後に日経平均は一貫して水準を切り上げた。海外投資家とみられる買いが先物を絡めて流入し、後場に入ると上げ幅は300円を超える場面もあった。今週末に予定されるメジャーSQ算出を前に、インデックス的な買い仕掛けも一部で観測された。個別株ベースでは値下がり銘柄数も多く、前引け段階では日経平均は高かったにもかかわらず、プライム市場の値下がり銘柄数が値上がりを大幅に上回っていた。大引け時点では値上がり数が多くなったものの、全体の5割強を占めるにとどまった。全体売買代金も3兆4000億円台で、高水準ながら前日比では4000億円以上減少した。
個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が高く、ソシオネクスト<6526>も堅調。ディスコ<6146>も物色人気。ファーストリテイリング<9983>が堅調、三菱重工業<7011>が高く、ダイキン工業<6367>も買いを集めた。立花エレテック<8159>が値上がり率トップを演じ、JNSホールディングス<3627>がストップ高、ファーマフーズ<2929>も値を飛ばした。三菱製紙<3864>が大きく上昇したほか、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も物色人気。
半面、アドバンテスト<6857>が利益確定売りに安くなり、キーエンス<6861>も下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えない。イビデン<4062>が売りに押され、オリンパス<7733>も軟調。フジ・コーポレーション<7605>が値下がり率トップに売られ、TIS<3626>が大幅安。ハークスレイ<7561>の下げも目立つ。ブレインパッド<3655>も利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、ファナック <6954>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約134円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、オリンパス <7733>、太陽誘電 <6976>、キーエンス <6861>、HOYA <7741>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約38円。うち27円はアドテスト1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)卸売業、(2)鉱業、(3)鉄鋼、(4)保険業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)海運業、(3)精密機器、(4)ガラス土石製品、(5)金属製品。
■個別材料株
△SDSHD <1711> [東証S]
リサイクルパネルを活用した太陽光発電システムの合弁会社設立。
△ファーマF <2929> [東証P]
8~4月期営業利益75%増で通期計画大幅超過。
△稲葉製作 <3421> [東証S]
通期営業益は一転大幅増益予想に上方修正。
△ユビAI <3858> [東証S]
AI関連出遅れで人気化。
△エクサWiz <4259> [東証G]
生成AI活用の研修サービス開講を材料視。
△エンバイオH <6092> [東証G]
株主優待制度を導入へ。
△平田機工 <6258> [東証P]
EV関連設備の大型案件を受注。
△ローム <6963> [東証P]
9月末を基準日として1株を4株に株式分割へ。
△内田洋 <8057> [東証P]
企業向けICT需要旺盛で23年7月期業績予想を上方修正。
△立花エレ <8159> [東証P]
「3年間で発行済み12%の自己株取得」を好感。
▼デコルテHD <7372> [東証G]
5月全社売上高は5ヵ月ぶり前年割れ。
▼アイスペース <9348> [東証G]
東証が信用規制の臨時措置を実施。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)立花エレ <8159>、(2)JNS <3627>、(3)テモナ <3985>、(4)ファーマF <2929>、(5)サーバワクス <4434>、(6)平田機工 <6258>、(7)タツモ <6266>、(8)三菱紙 <3864>、(9)インテリW <4847>、(10)大阪チタ <5726>。
値下がり率上位10傑は(1)フジコーポ <7605>、(2)TIS <3626>、(3)EMシステム <4820>、(4)ハークスレイ <7561>、(5)BEENOS <3328>、(6)ブレインP <3655>、(7)メニコン <7780>、(8)力の源HD <3561>、(9)鎌倉新書 <6184>、(10)マースGHD <6419>。
【大引け】
日経平均は前日比289.35円(0.90%)高の3万2506.78円。TOPIXは前日比16.49(0.74%)高の2236.28。出来高は概算で12億7105万株。東証プライムの値上がり銘柄数は933、値下がり銘柄数は829となった。東証マザーズ指数は784.05ポイント(6.57ポイント高)。
[2023年6月6日]
株探ニュース
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