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ヴィンクスのニュース
日経平均株価
始値 22351.84
高値 22372.89(09:00)
安値 22172.90(12:41)
大引け 22307.06(前日比 -180.88 、 -0.80% )
売買高 13億0961万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2622億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は6日続落、米通商政策への警戒感や円高などを嫌気する展開
2.米ナスダック安で半導体関連下落の流れ引き継ぎ、全体相場の下値模索続く
3.米国の対中追加関税の行方や、今晩発表の米雇用統計を見極めたいとの思惑
4.中国株下げ止まるも、日本へトランプ政権の矛先向くとの懸念も見送り要因
5.日経平均は8日続伸後の6日続落と一方通行、ただ売買代金は2兆円台定着
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは20ドル高と小幅に続伸した。主力IT関連銘柄は安かったものの、航空機大手のボーイングが上昇し指数を押し上げた。
東京市場では売り優勢の展開、日経平均株価は一段と下値を試す動きとなり、一時2万2200円を割り込む場面もあった。
7日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウは小幅続伸もハイテク株比率の高いナスダック指数が続落したことや、為替市場で1ドル=110円台半ばまでドル安・円高が進んだことなどを受け、主力輸出株中心に売りがかさんだ。特に半導体関連株への売り圧力が強かった。米国の中国に対する追加関税第3弾の行方が依然不透明なほか、日本時間今晩の米雇用統計発表を前に買い手控えムードが強かった。取引時間中に中国・上海株は下げ止まる動きをみせたものの、香港や韓国などは軟調に推移したこともあって、センチメントの改善はみられなかった。また、米国の次の通商政策の矛先が日本に向かうのではないかとの思惑も買いを手控えさせた。日経平均は8日続伸の後の6日続落という一方通行の地合い。ただ、東証1部の売買代金は再び2兆円台が定着してきた。
個別では、東京エレクトロン<8035>が大商いで1000円を超える下げ、SCREENホールディングス<7735>は値下り率トップに売り込まれた。ファーストリテイリング<9983>やファナック<6954>なども軟調、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>も下落した。アウトソーシング<2427>が大幅安、アルバック<6728>、NISSHA<7915>などの下げも目立った。TATERU<1435>も下値模索が続いている。
半面、売買代金トップの任天堂<7974>がしっかり、花王<4452>、資生堂<4911>も高い。ヴィンクス<3784>、ネオジャパン<3921>が値を飛ばし、ダブル・スコープ<6619>、レノバ<9519>も活況高。ネオス<3627>も大きく買われた。前田建設工業<1824>が商いを伴い上昇、ニチレキ<5011>、SBSホールディングス<2384>なども買いを集めた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、花王 <4452> 、NTTデータ <9613> 、資生堂 <4911> 、第一三共 <4568> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約26円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は東エレク <8035> 、京セラ <6971> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、アドテスト <6857> 。押し下げ効果は約104円。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)陸運業、(3)パルプ・紙、(4)空運業、(5)水産・農林業。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)電気機器、(3)金属製品、(4)鉱業、(5)機械。
■個別材料株
△土屋HD <1840> [東証2]
北海道胆振東部地震に関連した復興需要の思惑継続。
△フォーサイド <2330> [JQ]
アリババの「アリペイ」の認定代理店に登録。
△ヨシムラHD <2884>
シンガポールの水産会社を子会社化。
△オイシックス <3182> [東証M]
1→2の株式分割を引き続き好感。
△GAテクノ <3491> [東証M]
レオスキャピタルの保有割合が5%を超えたと報告。
△ネオス <3627>
子会社が「ポケトークW」の製造を受託。
△エディア <3935> [東証M]
「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」の累計DL数が10万を突破。
△ユークス <4334> [JQ]
為替差益発生で7月中間期最終利益は計画上振れ。
△ナ・デックス <7435> [JQ]
5-7月期(1Q)経常は34%増益で着地。
△ヨネックス <7906> [東証2]
全米OP決勝進出の大坂なおみ選手が同社製のラケットを使用。
▼アウトソシン <2427>
公募増資と売り出しを実施。
▼ストリーム <3071> [東証2]
19年1月期業績予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ヴィンクス <3784> 、(2)ネオジャパン <3921> 、(3)エムアップ、(4)WSCOPE <6619> 、(5)レノバ <9519> 、(6)ネオス <3627> 、(7)デンヨー <6517> 、(8)enish <3667> 、(9)アバント <3836> 、(10)ティアック <6803> 。
値下がり率上位10傑は(1)スクリン <7735> 、(2)アウトソシン <2427> 、(3)アドテスト <6857> 、(4)フォスター <6794> 、(5)東京精 <7729> 、(6)アドバネクス <5998> 、(7)TOREX <6616> 、(8)アルバック <6728> 、(9)アルトナー <2163> 、(10)ラサ工 <4022> 。
【大引け】
日経平均は前日比180.88円(0.80%)安の2万2307.06円。TOPIXは前日比8.10(0.48%)安の1684.31。出来高は概算で13億0961万株。東証1部の値上がり銘柄数は673、値下がり銘柄数は1343となった。日経ジャスダック平均は3733.61円(15.11円安)。
[2018年9月7日]
株探ニュース
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