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ユニチカのニュース
日経平均株価
始値 39582.33
高値 39708.70(12:51)
安値 39510.48(14:49)
大引け 39581.81(前日比 -191.32 、 -0.48% )
売買高 14億6306万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8033億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、米CPI前で持ち高調整の売り
2.マイナス圏推移も下値では押し目買い入り下げ幅限定
3.米長期金利の上昇一服も円安に歯止めで追い風弱まる
4.中東の地政学リスク意識され、上値を押さえる要因に
5.値上がり銘柄数多いが、売買代金は連日の4兆円台割れ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比9ドル安と小幅に続落した。米消費者物価指数(CPI)の公表を控え様子見ムードが広がった。
東京市場では、模様眺めムードのなか日経平均株価は下値を試す展開となった。ただ、押し目買いも観測され下げ幅は限定的なものにとどまっている。
10日の東京市場は、朝方から売りが先行し、日経平均は終始前日終値を下回る水準で推移した。前日の米国株市場では3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見の地合いとなり、NYダウがわずかながら続落となった一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は続伸するなど高安まちまちだった。これを受けて東京市場でも積極的な買いは見送られ、足もと持ち高調整の売りが優勢となった。米長期金利が上昇一服していることはポジティブ材料ながら、外国為替市場では円安にも歯止めがかかっており、中東での地政学リスクも意識されるなか、主力ハイテク株の方向性が定まりにくかった。プライム市場の売買代金は3兆8000億円台と前日に続き4兆円台を下回った。ただ、値上がり銘柄数が値下がりを上回っており、個別株の物色意欲は失われていない。
個別では、ディスコ<6146>が利益確定売りで値を下げたほか、アドバンテスト<6857>も安い。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、三菱重工業<7011>も軟調。三井物産<8031>など総合商社も下値を探った。パルグループホールディングス<2726>が急落、リソー教育<4714>も大幅安、イオンフィナンシャルサービス<8570>も大きく水準を切り下げた。IHI<7013>の下げも目立つ。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が高く、東京エレクトロン<8035>もしっかり。東京電力ホールディングス<9501>が商いを膨らませ上昇。北海道電力<9509>も値を飛ばした。オリエンタルランド<4661>が堅調。さくらインターネット<3778>が商いを膨らませストップ高に買われる人気となった。C&Fロジホールディングス<9099>が大幅高となり、きんでん<1944>の上げも目立つ。東邦亜鉛<5707>も上値を追った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、レーザーテク <6920>、信越化 <4063>、ファナック <6954>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約57円。うち29円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、中外薬 <4519>、第一三共 <4568>、KDDI <9433>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約103円。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)非鉄金属、(3)海運業、(4)ガラス土石製品、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)医薬品、(3)その他金融業、(4)卸売業、(5)機械。
■個別材料株
△さくらネット <3778> [東証P]
米マイクロソフト
△データセク <3905> [東証G]
「先端AIデータイノベーション研究所」を設立。
△日本化 <4092> [東証P]
24年3月期業績は営業利益が計画上振れ。
△HEROZ <4382> [東証S]
静銀信用保証で住宅ローン不正検知AIシステムの運用開始。
△モンラボ <5255> [東証G]
「Web3活用支援でシンガポール社と提携」との報道。
△日製鋼 <5631> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価4200円に引き上げ。
△放電精密 <6469> [東証S]
今期大幅増益見通しや中計を好評価へ。
△カーブスHD <7085> [東証P]
会員数回復基調にあり上期営業利益38%増。
△プラッツ <7813> [東証G]
ハイアールグループと医療介護用電動ベッド合弁会社を設立へ。
△タカキュー <8166> [東証S]
東証が監理銘柄(確認中)の指定を解除。
▼パルHD <2726> [東証P]
足元の収益鈍化傾向をネガティブ視へ。
▼イオンモール <8905> [東証P]
前期業績大幅下振れ着地で中計目標値も引き下げ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)あみやき <2753>、(3)C&Fロジ <9099>、(4)ネオジャパン <3921>、(5)ファインデ <3649>、(6)北海電 <9509>、(7)リョー菱HD <167A>、(8)日比谷設 <1982>、(9)FIG <4392>、(10)きんでん <1944>。
値下がり率上位10傑は(1)パルHD <2726>、(2)リソー教育 <4714>、(3)イオンFS <8570>、(4)ユニチカ <3103>、(5)IHI <7013>、(6)イオンモール <8905>、(7)オルガノ <6368>、(8)サンリオ <8136>、(9)北越コーポ <3865>、(10)UNEXT <9418>。
【大引け】
日経平均は前日比191.32円(0.48%)安の3万9581.81円。TOPIXは前日比11.90(0.43%)安の2742.79。出来高は概算で14億6306万株。東証プライムの値上がり銘柄数は841、値下がり銘柄数は754となった。東証グロース250指数は702.37ポイント(0.82ポイント高)。
[2024年4月10日]
株探ニュース
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