304円
東京一番フーズのニュース
日経平均株価
始値 27670.29
高値 27786.25(10:44)
安値 27646.78(09:08)
大引け 27686.40(前日比 -199.47 、 -0.72% )
売買高 10億4570万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆6361億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶりに反落、前日の米株大幅安を嫌気
2.FRBによる金融引き締め策長期化に対する警戒感が再燃
3.米半導体株への売りが目立ち、東京市場もこの流れに追随
4.為替が急速に円安方向に振れたことが相場の下支え材料に
5.中小型株など人気で値上がり銘柄数が値下がり数を上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比350ドル安と続落した。FRBによる利上げ長期化による米景気減速を警戒。景気敏感株やハイテク株中心に売りが優勢となった。
東京市場では、前日の米株市場が大きく売りに押されたこともあり、日経平均株価は下値を試す展開となった。ただ、売り一巡後は下げ渋っている。
7日の東京市場は、朝方からリスク回避ムードが強く、寄り後早々に240円程度の下げに見舞われたが、その後は下値抵抗力を発揮した。前日の米国株市場では主要株価指数が揃って下落し、NYダウの下げ幅は一時500ドルを上回り、前々日と合計した下げ幅が1000ドルを超える場面もあった。引き続きFRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が買いを手控えさせている。半導体関連株などの下げが顕著で、東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好で同関連の値がさ株などに売りがかさんだ。ただ、外国為替市場で急速に円安が進んだことで、これが全体相場の下支え材料となった。個別株の物色意欲は旺盛で、中小型のテーマ株には全体に逆行して値を飛ばすものも散見された。なお、プライム市場の値上がり銘柄数が値下がり数を上回っている。
個別では、3000億円近い断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大きく値を下げ、売買代金2位の東京エレクトロン<8035>も売られた。ファーストリテイリング<9983>の下げも目立った。メルカリ<4385>が安く、日本電産<6594>も軟調。テモナ<3985>、新日本科学<2395>が大幅安、ソシオネクスト<6526>なども大きく下値を探る展開に。イビデン<4062>、新光電気工業<6967>なども安い。
半面、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、ダブル・スコープ<6619>が商いを伴い上昇したほか、東邦チタニウム<5727>や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>なども買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調。資生堂<4911>も買いが優勢だった。SMN<6185>が値上がり率トップに買われ、アイスタイル<3660>も物色人気。ジェイテックコーポレーション<3446>、FIG<4392>が大幅高となり、ブイキューブ<3681>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、資生堂 <4911>、セブン&アイ <3382>、アステラス <4503>、三越伊勢丹 <3099>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約21円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、TDK <6762>、ファナック <6954>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約147円。
東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)銀行業、(3)電気・ガス業、(4)非鉄金属、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)電気機器、(3)機械、(4)ゴム製品、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△住石HD <1514> [東証S]
著名投資家の井村氏の保有割合が12.71%に上昇。
△Jテック・C <3446> [東証P]
半導体業界向けにニッチトップの実力開花。
△TKP <3479> [東証G]
レンタルオフィス「リージャス」事業の売却を評価。
△ビリングシス <3623> [東証G]
「デジタル円」の関連有力株との見方。
△FIG <4392> [東証P]
好業績のドローン関連有力株として頭角。
△LIEH <5856> [東証S]
23年3月期第3四半期業績に特別利益を計上へ。
△SMN <6185> [東証P]
大日印 <7912> [東証P]及び読売新聞東京本社と広告ビジネスで協業。
△WSCOPE <6619> [東証P]
韓国ポスコ向けイオン交換膜スタックモジュール供給で合意。
△AIPF <7345> [東証G]
オリックス銀行と信託契約代理店の業務委託契約締結。
△リファバスG <7375> [東証G]
インテークマニホールド原料の再生ナイロン樹脂開発を材料視。
▼東京一番 <3067> [東証P]
立ち外外分売実施による需給悪化を警戒。
▼レーザーテク <6920> [東証P]
米SOX指数続落で半導体関連が軟化。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)SMN <6185>、(2)東リ <7971>、(3)アイスタイル <3660>、(4)日本高純度 <4973>、(5)Jテック・C <3446>、(6)FIG <4392>、(7)WSCOPE <6619>、(8)邦チタ <5727>、(9)ブイキューブ <3681>、(10)オイシックス <3182>。
値下がり率上位10傑は(1)東京一番 <3067>、(2)リンクユー <4446>、(3)テモナ <3985>、(4)日医工 <4541>、(5)新日本科学 <2395>、(6)レーザーテク <6920>、(7)デクセリ <4980>、(8)ソシオネクス <6526>、(9)スタティアH <3393>、(10)新光電工 <6967>。
【大引け】
日経平均は前日比199.47円(0.72%)安の2万7686.40円。TOPIXは前日比1.91(0.10%)安の1948.31。出来高は概算で10億4570万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1049、値下がり銘柄数は686となった。東証マザーズ指数は779.07ポイント(4.92ポイント高)。
[2022年12月7日]
株探ニュース
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