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今週の【マザーズ市場】2月4日~8日『サンバイオが投資家心理を左右』

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/10 15:07
【続落、サンバイオは4日連続のストップ安に】4日(月)

■概況■879.3、-7.25
4日(月)のマザーズ市場では、続落となった。市場の関心を集めているサンバイオ<4592>の商い成立なども意識されたなか、本日は米株高の流れもあり新興市場も買い先行で取引を開始した。しかし、日経平均の上値の重さが意識されると、マザーズ指数は寄り付き後すぐにマイナスに転じ、そのままじりじりと下げ幅を拡大。ただし、売り込む流れにもならず871.96ptを安値に前引けにかけて切り返す展開。後場は主力市場、新興市場ともに一段と手掛けにくさが意識されるなか、880ptを挟んでのもみ合いとなった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で685.93億円。騰落数は、値上がり203銘柄、値下がり59銘柄、変わらず8銘柄となった。


◆注目銘柄◆
UUUM<3990>がマザーズ売買代金トップにランクイン。その他、オンコリス<4588>トレンダーズ<6069>、そーせい<4565>、FFRI<3692>などが大幅高。また、ベルトラ<7048>ブリッジインターナショナル<7039>アクリート<4395>など直近IPO銘柄の一角も上昇。一方、Kudan<4425>が大幅安となった他、メルカリ<4385>ビープラッツ<4381>、ロコンド<3558>なども売られた。なお、連日でストップ安となっているサンバイオは、本日制限値幅の下限が通常の2倍に拡大されたものの、場中に商いは成立しなかった。


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【大幅に3日続落、買い一巡後は利食い売り、サンバイオが5営業日ぶりに売買成立】5日(火)

■概況■868.86、-10.44
5日(火)のマザーズ市場では、大幅に3日続落、買い一巡後は利食い売り、サンバイオが5営業日ぶりに売買成立 本日のマザーズ指数は大幅に3日続落となった。4日の米国株高や為替市場における一時1ドル=110円台までの円安進行を背景にマザーズ市場には朝方から買いが先行した。その後は、決算発表が本格化するなかで、利益確定の動きが次第に優勢となった。連日のストップ安となっていたサンバイオ<4592>が5営業日ぶりに寄り付き、その後下げ渋ったものの投資家心理好転には至らなかった。なお、売買代金は概算で2047.57億円。騰落数は、値上がり138銘柄、値下がり125銘柄、変わらず9銘柄となった。


◆注目銘柄◆
値下がり率上位では、5営業日ぶりに寄り付いたサンバイオが30%近い下落となったほか、手間いらず<2477>エニグモ<3665>、AmidAホールディングス<7671>がそれに続いて上位に並んだ。サンバイオは、1月29日の直近高値(11860円)から5分の1に近い水準まで急落しており、売られすぎとの見方から昨年来安値を更新した後は下げ渋った。売買代金上位では、ベルトラ<7048>、Kudan<4425>メルカリ<4385>、ALBERT<3906>が軟調な一方で、UUUM<3990>、そーせい<4565>、サイバーダイン<7779>、AMBITION<3300>などは堅調。AMBITIONは、19年6月期上期営業利益を上方修正したことから3日ぶりの大幅反発となった。


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【4日ぶり反発、引けにかけ上げ幅拡大】6日(水)

■概況■874.66、+5.8
6日(水)のマザーズ市場では、4日ぶり反発、引けにかけ上げ幅拡大、ネットイヤーがストップ高 本日のマザーズ指数は4日ぶり反発となった。5日の米株式市場でNYダウが約2カ月ぶりの高値を付けるなか、本日の東京市場にも全般買いが先行し、マザーズ市場も朝方から買い優勢となった。ザラ場中にトランプ米大統領による一般教書演説やトヨタ自<7203>決算発表などがあり、東証1部の大型株が手掛けにくくなる一方で、好業績銘柄や材料株中心にマザーズ銘柄には関心が向かったことから、マザーズ指数は引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大する展開となった。なお、売買代金は概算で1395.08億円。騰落数は、値上がり123銘柄、値下がり139銘柄、変わらず11銘柄となった。


◆注目銘柄◆
値上がり率上位では、NTTデータ<9613>によるTOB(株式公開買い付け)実施を受けたネットイヤーグループ<3622>や、アンジェス<4563>がストップ高となったほか、ピーバンドットコム<3559>オンコリス<4588>がそれに続いた。売買代金上位では、サンバイオ<4592>が7%高となったほか、総医研ホールディングス<2385>、Kudan<4425>、サイバーダイン<7779>が上昇。総医研ホールディングスは、前日に19年6月期第2四半期営業利益予想を2.78億円に上方修正している。一方で、メルカリ<4385>アドウェイズ<2489>、ミクシィ<2121>などは軟調。


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【反落も、サンバイオがストップ高で相場の下支え役に】7日(木)

■概況■870.39、-4.27
7日(木)のマザーズ市場では、反落となった。前日の米国市場では、来週の米中通商協議を再開が伝わったことで、マザーズ先物によるナイトセッションでの上昇を受けて、本日のマザーズ市場は朝方から買いが先行した。一方で、引き続き外部環境が不透明ななかで本格化する決算動向を見極めたいとのムードは根強いなか、買い一巡後の個人投資家の資金の逃げ足は速くなり、マザーズ指数は前場中ごろにかけてマイナス圏に沈んだ。物色としてもミクシィ<2121>などの時価総額上位銘柄が揃って売られ、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させたものの、サンバイオ<4592>をはじめとしたバイオ関連の一角が指数を下支えする格好になり、下落幅は限られた。なお、売買代金は概算で1245.91億円。騰落数は、値上がり62銘柄、値下がり205銘柄、変わらず5銘柄となった。


◆注目銘柄◆
値下がり率上位では、総医研ホールディングス<2385>が9%安となったほか、マーケットエンタープライズ<3135>、ALBERT<3906>などがそれに続いてランクインした。売買代金上位では、UUUM<3990>オンコリス<4588>、Kudan<4425>、ミクシィ、サイバーダイン<7779>などが軟調。一方で、野村證券が目標株価を引き下げたものの投資判断「Buy」を継続したサンバイオがストップ高となったほか、アンジェス<4563>ブライトパス<4594>などのバイオ関連の一角が買われた。


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【続落、連休前に手仕舞い売り】8日(金)

■概況■853.22、-17.17
8日(金)のマザーズ市場では、続落となった。米中通商協議の進展期待の後退やユーロ圏の経済成長見通しの引き下げなど、外部環境の先行き不透明感を背景にリスク回避の動きから売りが優勢となった。また、連休を控えた個人投資家による手仕舞い売りがかさんだことから、積極的な押し目買いの動きも限られた。一方で、前日の上半期決算にて赤字増加ペースの鈍化が確認されたメルカリ<4385>が指数の下支え役となった。なお、売買代金は概算で1391.69億円。騰落数は、値上がり49銘柄、値下がり215銘柄、変わらず8銘柄となった。


◆注目銘柄◆
値下がり率上位では、すららネット<3998>がストップ安比例配分となったほか、DMP<3652>エクスモーション<4394>が9%安になった。売買代金上位では、サンバイオ<4592>が5%安となったほか、アンジェス<4563>、UUUM<3990>、ミクシィ<2121>オンコリス<4588>などが軟調。一方で、メルカリが5%高となったほか、MTG<7806>やフリークアウトHD<6094>などはしっかり。

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<DM>
配信元: フィスコ
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