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エプコのニュース
日経平均株価
始値 35371.25
高値 35728.09(11:00)
安値 35371.25(09:00)
大引け 35466.17(前日比 -11.58 、 -0.03% )
売買高 14億6267万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆9982億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅に3日続落、方向感定まらない展開
2.欧米株安受け安く始まるも、押し目いニーズは活発
3.円安は追い風ながら中国株安などが市場心理冷やす
4.半導体主力株が高く、トヨタの強調展開も目を引く
5.個別物色意欲は旺盛、値上がり数が値下がり上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比94ドル安と3日続落した。米小売売上高が市場予想を上回ったことで早期の利下げ観測が後退し売りが優勢となった。
東京市場では強弱観対立のなか、日経平均株価は前日終値を挟み方向感の定まらない値動きとなったが、大引けは小幅安で引けた。
18日の東京市場は、日経平均が朝方に安く始まった後プラス圏に切り返したが、その後も方向感なく不安定な値動きとなった。後場に入ると再び売りに押される展開となり、結局小幅ながら下落して引けた。前日の欧州株市場が軒並み安かったほか、米国でも米長期金利の上昇を嫌気してNYダウなど主要株価指数が揃って下げており、東京市場でも買い手控えムードが拭えなかった。取引時間中は中国・上海株市場が軟調に推移したことなども市場のセンチメントを冷やした。一方、外国為替市場で一時1ドル=148円台まで円安が進んだことは輸出セクターなどに追い風となった。本日はTOPIXも安く引けたが、個別株の物色意欲は旺盛で、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回っている。
個別では、本日断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が高く、トヨタ自動車<7203>も商いを伴い強い動き。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、など半導体主力株は総じて値を上げた。富士通<6702>が高く、デンソー<6902>も堅調。日本コンクリート工業<5269>が値上がり率トップに買われたほか、ローツェ<6323>も大幅高、日本コークス工業<3315>が活況高となり、オプトラン<6235>、フタバ産業<7241>などの上げ足も目立った。
半面、売買代金2位の川崎汽船<9107>が軟調に推移したほか、ソニーグループ<6758>も冴えない。野村マイクロ・サイエンス<6254>が大きく値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>、キーエンス<6861>なども下値を試す展開。さくらインターネット<3778>が利益確定売りでストップ安となり、新日本科学<2395>も一時値幅制限いっぱいに売られた。ラクスル<4384>なども大きく水準を切り下げている。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、TDK <6762>、トヨタ <7203>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約113円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファナック <6954>、SBG <9984>、ネクソン <3659>、日東電 <6988>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約53円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)ゴム製品、(3)その他製品、(4)ガラス土石製品、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)保険業、(3)電気・ガス業、(4)化学、(5)医薬品。
■個別材料株
△アミタHD <2195> [東証G]
ペットボトルキャップ循環利用などの実証完了を引き続き材料視。
△エプコ <2311> [東証S]
「23年12月期純利益7割増」との報道。
△LAホールデ <2986> [東証G]
中期経営計画の上方修正を好感。
△ショーケース <3909> [東証S]
AIチャットボットがJCBの全社向けポータルサイトに採用。
△ブレインズ <4075> [東証G]
さくらネット <3778> との実証実験開始を引き続き材料視。
△VNX <4422> [東証G]
「VALUENEX Radar Fusion」β版のリリースに備えテスター募集。
△AIins <4488> [東証G]
「DX Suite」に生成AIを実装。
△キタック <4707> [東証S]
業績改善色が鮮明で株主還元強化への期待。
△共和電 <6853> [東証S]
光通信グループ会社が5.01%保有で思惑働く。
△アドテスト <6857> [東証P]
大和証券では投資判断を「3→2」へ格上げ。
▼新日本科学 <2395> [東証P]
経鼻偏頭痛薬でのFDA審査で追加指摘事項と開示。
▼野村マイクロ <6254> [東証P]
韓国が超純水の国産化に成功と伝わる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)日コン <5269>、(2)ローツェ <6323>、(3)日本コークス <3315>、(4)エンプラス <6961>、(5)ニチレキ <5011>、(6)ホーチキ <6745>、(7)ビーウィズ <9216>、(8)オプトラン <6235>、(9)フタバ <7241>、(10)三陽商 <8011>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)新日本科学 <2395>、(3)JIA <7172>、(4)野村マイクロ <6254>、(5)SREHD <2980>、(6)ラクスル <4384>、(7)古野電 <6814>、(8)円谷フィHD <2767>、(9)ネクソン <3659>、(10)イーレックス <9517>。
【大引け】
日経平均は前日比11.58円(0.03%)安の3万5466.17円。TOPIXは前日比4.29(0.17%)安の2492.09。出来高は概算で14億6267万株。東証プライムの値上がり銘柄数は863、値下がり銘柄数は729となった。東証グロース250指数は685.90ポイント(3.18ポイント安)。
[2024年1月18日]
株探ニュース
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