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青木あすなろ建設

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【↓】日経平均 大引け| 4日続落、米中摩擦や円高で下値模索の展開 (8月7日)

配信元:株探
投稿:2019/08/07 16:18

日経平均株価
始値  20548.07
高値  20570.19(10:05)
安値  20406.52(11:22)
大引け 20516.56(前日比 -68.75 、 -0.33% )

売買高  12億8307万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆2396億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日続落、米中摩擦を背景とした世界景気への影響を懸念
 2.米株市場はNYダウなど主要指数急反発も、為替市場でのドル安・円高が重荷
 3.半導体関連が利食われ、鉄鋼、非鉄、海運など世界景気に敏感な業種が安い
 4.ヘッジファンドの先物売りも足を引っ張るが、後場は押し目買いで下げ渋る
 5.売買代金は7日連続で2兆円台をキープ、値上がりと値下がり銘柄数が拮抗

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは311ドル高と6日ぶりに反発した。中国人民銀行が人民元の基準値を予想より元高に設定したことから、米中貿易摩擦への懸念が一服し買い戻しが優勢となった。

 東京市場では、米中摩擦による世界景気減速への懸念がくすぶるなか、ドル安・円高なども嫌気して日経平均株価は下値模索の展開が続いた。

 7日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が反発に転じたものの、気迷いムードが拭えず売りに押される展開。人民元安に対する警戒感も根強く、ドル・円相場が一時1ドル=106円を下回る円高に振れたことも買い手控え要因となった。ここ強い動きを続けていた半導体関連の一角にも売りが出た。海外ヘッジファンド筋の先物への売りも全体相場の押し下げ要因となった。米中摩擦懸念を背景に鉄鋼や非鉄、海運など世界景気に連動しやすいセクターに売りがかさんだ。ただ、後場は値ごろ感からの押し目買いも活発化。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗するなか、日経平均も下げ渋る展開となった。売買代金は7日連続で2兆円台をキープしている。

 個別ではSUMCO<3436>が下落、アドバンテスト<6857>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が軟調、ZOZO<3092>も安い。武田薬品工業<4502>も売りに押された。太陽誘電<6976>も下値を探る展開に。フジシールインターナショナル<7864>タカラトミー<7867>が急落、NISSHA<7915>サンケン電気<6707>も大幅安。リンナイ<5947>ユー・エス・エス<4732>などの下げも目立つ。
 半面、トヨタ自動車<7203>が堅調。任天堂<7974>、ソニー<6758>も買いが優勢だった。ダイキン工業<6367>もしっかり。ルネサスエレクトロニクス<6723>が買いを集めた。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が値を飛ばした。シュッピン<3179>青木あすなろ建設<1865>はストップ高。JVCケンウッド<6632>が急伸、ヨコオ<6800>も大幅高に買われた。アイティメディア<2148>エスクリ<2196>も大きく水準を切り上げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は花王 <4452>アステラス <4503>オリンパス <7733>ダイキン <6367>リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約27円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>アドテスト <6857>ファナック <6954>TDK <6762>KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約54円。


 東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)陸運業、(2)空運業、(3)不動産業、(4)電気・ガス業、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)金属製品、(2)水産・農林業、(3)鉄鋼、(4)繊維製品、(5)非鉄金属。

■個別材料株

ホーブ <1382> [JQ]
 前期経常を3.1倍上方修正。
青木あすなろ <1865>
 高松グループがTOBで完全子会社化。
エスクリ <2196>
 4-6月期(1Q)経常は32%増益で着地。
カゴメ <2811>
 上期最終が23%増益で着地・4-6月期も62%増益。
シュッピン <3179>
 4-6月期(1Q)経常は53%増益で着地。
ニックス <4243> [JQ]
 「射出成形時のガス発生を抑制する技術を開発」との報道。
タカラバイオ <4974>
 4-6月期(1Q)経常は41%増益で着地。
JVCケンウ <6632>
 4-6月期(1Q)税引き前は86%増益で着地。
ヨコオ <6800>
 上期経常を一転3%増益に上方修正、通期も増額。
ミツウロコG <8131>
 4-6月期(1Q)経常は3.4倍増益・上期計画を超過。

サンケン <6707>
 今期経常を一転53%減益に下方修正。
タカラトミー <7867>
 4-6月期(1Q)経常は88%減益で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)シュッピン <3179> 、(2)青木あすなろ <1865> 、(3)JVCケンウ <6632> 、(4)ヨコオ <6800> 、(5)IIJ <3774> 、(6)ファインデ <3649> 、(7)日総工産 <6569> 、(8)ITメディア <2148> 、(9)エスクリ <2196> 、(10)スクエニHD <9684>
 値下がり率上位10傑は(1)フジシール <7864> 、(2)タカラトミー <7867> 、(3)山田コンサル <4792> 、(4)GMOクラウ <3788> 、(5)ネクシィーズ <4346> 、(6)サンケン <6707> 、(7)NISSHA <7915> 、(8)ランド <8918> 、(9)カルタHD <3688> 、(10)リンナイ <5947>

【大引け】

 日経平均は前日比68.75円(0.33%)安の2万0516.56円。TOPIXは前日比0.70(0.05%)高の1499.93。出来高は概算で12億8307万株。東証1部の値上がり銘柄数は1003、値下がり銘柄数は1060となった。日経ジャスダック平均は3379.80円(8.01円高)。

[2019年8月7日]

株探ニュース
配信元: 株探
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