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西松建設のニュース
日経平均株価
始値 27483.41
高値 27547.67(09:03)
安値 27322.79(13:17)
大引け 27346.88(前日比 +19.77 、 +0.07% )
売買高 11億0900万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8570億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅反発、朝高後に値を消すもプラス圏を維持
2.前日の米株高は追い風も、FOMC結果待ちで様子見ムード
3.米大手ハイテク企業の決算も控え、日経平均の上値は重い
4.個別株物色意欲は旺盛、決算絡みでストップ高銘柄相次ぐ
5.値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXは安く引ける
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比368ドル高と反発した。米雇用関連指標の伸び鈍化を受け、インフレ圧力が緩和するとの観測が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を追い風に日経平均株価は高く始まったものの、その後は上値の重い展開を強いられた。途中では下げに転じる場面もあったが、結局小幅プラス圏で着地した。
1日の東京市場は、前日の米株高を引き継ぐ形で朝方は日経平均が高く始まったものの、寄り直後にこの日の高値をつけ、後は漸次水準を切り下げる展開となった。後場に入ると下げ止まりはしたものの上値は重く、狭いゾーンで模様眺めの動きに終始した。日本時間のあす未明にFOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、売り買いともに積極的な動きはみられなかった。今週は米大手ハイテク企業の決算発表を控えていることで、この結果を見極めたいとの思惑も様子見ムードを助長した。ただ、個別では決算発表に絡みボラティリティが高まっており、好決算発表などを手掛かりに値幅制限上限まで買われた銘柄も複数あった。日経平均は小幅に高く引けたが、TOPIXはマイナス圏での着地。プライム市場の値下がり銘柄数も値上がりを上回っている。
個別では、三井住友フィナンシャルグループ<8316>がしっかり、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>も買い優勢の展開となった。TDK<6762>も値を上げた。ソフトバンクグループ<9984>が堅調。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株が高く、メルカリ<4385>も買われた。WOW WORLD GROUP<5128>、グリムス<3150>がストップ高に買われ丸文<7537>も大幅高、フェイスネットワーク<3489>、キャリアデザインセンター<2410>、テクノスジャパン<3666>、ファイズホールディングス<9325>なども値幅制限いっぱいに買われた。
半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが、株価は3500円あまりの急落となった。ソニーグループ<6758>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も軟調。ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>が急落、SREホールディングス<2980>はストップ安となり、西松建設<1820>も大きく下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、リクルート <6098>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約100円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、エプソン <6724>、TOTO <5332>、HOYA <7741>、味の素 <2802>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)保険業、(4)鉄鋼、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)ガラス土石製品、(3)建設業、(4)精密機器、(5)金属製品。
■個別材料株
△キャリアデザ <2410> [東証P]
3月中間期業績予想を上方修正。
△ジェイテック <2479> [東証G]
今期経常利益の増額修正で17期ぶり過去最高益へ。
△グリムス <3150> [東証P]
4-12月期営業2ケタ増益で通期計画を超過。
△フェイスNW <3489> [東証P]
1→2の株式分割と23年3月期業績予想の上方修正。
△テクノスJ <3666> [東証P]
10-12月期営業5割超の増益で進捗率94%に。
△Gセキュリ <4417> [東証G]
4-12月期大幅増益と実質増配見通しを好感。
△ワオワールド <5128> [東証P]
JGIAによるTOB価格にサヤ寄せ。
△住友理工 <5191> [東証P]
今期最終を20%上方修正。
△インテM <7072> [東証G]
海外の広告配信事業に参入。
△FPG <7148> [東証P]
第1四半期の大幅な最終増益と高進捗率を好感。
▼SREHD <2980> [東証P]
10-12月期(3Q)経常は58%減益。
▼GDO <3319> [東証P]
22年12月期は一転経常赤字に転落へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ワオワールド <5128>、(2)グリムス <3150>、(3)丸文 <7537>、(4)フェイスNW <3489>、(5)キャリアデザ <2410>、(6)テクノスJ <3666>、(7)FPG <7148>、(8)ファイズHD <9325>、(9)Genky <9267>、(10)住友理工 <5191>。
値下がり率上位10傑は(1)GDO <3319>、(2)SREHD <2980>、(3)西松建 <1820>、(4)レーザーテク <6920>、(5)M&Aキャピ <6080>、(6)山洋電 <6516>、(7)トーモク <3946>、(8)旭有機材 <4216>、(9)TOTO <5332>、(10)テクマト <3762>。
【大引け】
日経平均は前日比19.77円(0.07%)高の2万7346.88円。TOPIXは前日比3.04(0.15%)安の1972.23。出来高は概算で11億0900万株。東証プライムの値上がり銘柄数は749、値下がり銘柄数は1014となった。東証マザーズ指数は783.18ポイント(7.25ポイント高)。
[2023年2月1日]
株探ニュース
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