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JESCOホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 23420.07
高値 23441.16(12:31)
安値 23331.40(09:39)
大引け 23433.73(前日比 +121.59 、 +0.52% )
売買高 9億8971万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9941億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、米株高を引き継ぎリスク選好の流れ継続
2.新型コロナ感染で入院したトランプ米大統領の早期退院を好感
3.前日に日経平均は先取りで上昇していた分、上値の重い展開に
4.保険セクターのほか石油、非鉄、鉄鋼など市況関連が買われる
5.売買代金は低調、9月7日以来約1ヵ月ぶりに2兆円台下回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比465ドル高と反発した。新型コロナに感染したトランプ米大統領が5日に退院すると伝わったことから、政局不安が後退し買いが優勢となった。
東京市場では前日の米株大幅高を受けリスクオンの流れとなり、日経平均株価は続伸した。上げ幅は限定的だったが後場後半も値を保ちほぼ高値圏で着地した。
6日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って大きく反発したことを受け、前日に続きリスクを取る動きが継続した。新型コロナウイルスに感染し病院に搬送されたトランプ米大統領が現地時間5日夕刻に退院したことで市場心理が改善している。日経平均は前日の段階で米株価指数先物を横にらみに上昇し、米株高を先取りしていた部分もあり上げ幅は限られた。朝方に高寄りした後は上げ幅を急速に縮小する場面もあったが、その後は再び買いが優勢となりじりじりと水準を切り上げた。保険セクターのほか石油、非鉄、鉄鋼株などが強い動きをみせた。一方で大手不動産株に軟調な銘柄が目立った。東証1部の売買代金は1兆9900億円台にとどまり、9月7日以来となる2兆円台割れとなった。
個別では、群を抜く売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が上昇、チェンジ<3962>も商いを伴い大幅高。トヨタ自動車<7203>が堅調、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>も値を上げた。武田薬品工業<4502>、資生堂<4911>もしっかり。ダントーホールディングス<5337>が連日のストップ高、ナルミヤ・インターナショナル<9275>も値幅制限いっぱいに買われた。トーセイ<8923>、ソルクシーズ<4284>、グレイステクノロジー<6541>も値を飛ばした。
半面、ソニー<6758>が軟調、ダイキン工業<6367>も値を下げた。NEC<6701>が下落、オリンパス<7733>も冴えない。スター・マイカ・ホールディングス<2975>が急落、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222>も大幅安となった。レオパレス21<8848>が値下がり率トップに売り込まれたほか、小糸製作所<7276>の下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、リクルート <6098> 、エムスリー <2413> 、KDDI <9433> 、ファナック <6954> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、オリンパス <7733> 、NTTデータ <9613> 、キッコマン <2801> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約40円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)非鉄金属、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)その他金融業、(3)水産・農林業、(4)空運業、(5)小売業。
■個別材料株
△JESCO <1434> [東証2]
前期経常を52%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
△Aバランス <3856> [東証2]
今期経常を一転84%増益に上方修正。
△JIGSAW <3914> [東証M]
米スプランクとIoT分野で提携。
△日化産 <4094> [東証2]
22年1月から二次電池用正極材の受託加工を増産へ。
△ダイケン <5900> [JQ]
上期経常を2倍上方修正。
△インソース <6200>
20年9月期利益予想の増額修正を好感。
△ソフィア <6942> [JQ]
ロキ・コンサルティングと新型コロナ検査キット販売で業務提携。
△日本アビオ <6946> [東証2]
熱可塑性CFRPとアルミニウム合金の直接接合技術を開発。
△識学 <7049> [東証M]
9月プラットフォームサービス売上高は2.8倍。
△トーセイ <8923>
20年11月期営業利益及び配当予想を上方修正。
▼ツクイ <2398>
未定としていた21年3月期は21%営業減益へ。
▼毎コムネット <8908>
第1四半期営業益77%減。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ダントーHD <5337> 、(2)ナルミヤ <9275> 、(3)トーセイ <8923> 、(4)Jテック・C <3446> 、(5)アイスタイル <3660> 、(6)グロバルLM <3486> 、(7)グレイス <6541> 、(8)ソルクシーズ <4284> 、(9)Dmミックス <7354> 、(10)インテリクス <8940> 。
値下がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848> 、(2)スターマイカ <2975> 、(3)毎コムネット <8908> 、(4)USMH <3222> 、(5)小糸製 <7276> 、(6)ツツミ <7937> 、(7)やまみ <2820> 、(8)三協立山 <5932> 、(9)アドヴァン <7463> 、(10)一正蒲鉾 <2904> 。
【大引け】
日経平均は前日比121.59円(0.52%)高の2万3433.73円。TOPIXは前日比8.50(0.52%)高の1645.75。出来高は概算で9億8971万株。東証1部の値上がり銘柄数は1152、値下がり銘柄数は923となった。日経ジャスダック平均は3620.77円(16.68円高)。
[2020年10月6日]
株探ニュース
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