日経平均は201円安でスタート、レーザーテックや三井住友などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/12/18 09:30
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32769.23;-201.32TOPIX;2314.66;-17.62

[寄り付き概況]

 12月18日の日経平均は前週末比201.32円安の32769.23円と反落でスタート。15日の米国市場でダウ平均は56.81ドル高の37305.16ドル、ナスダックは52.36ポイント高の14813.92で取引を終了。NY連銀のウィリアムズ総裁が早期利下げを否定したため、寄り付き後、下落。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁が来年下半期の利下げを予想していると発言すると、上昇に転じた。過去最高値付近での利食い売りにダウは一時下落に転じるも、終盤にかけ航空機メーカーのボーイング(BA)
がけん引する形で底堅く推移。ナスダックも半導体インテル(INTC)の上昇や金利先安感にプラス圏を維持し過去最高値で終了した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比260円安の32630円。こうした流れのなか、本日の日経平均は売りが先行。日銀の金融政策決定会合を控えるなかで持ち高調整の動きが優勢とみられる。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>ルネサス<6723>などが下落している一方、川崎汽船<9107>商船三井<9104>日本郵船<9101>などが上昇。業種別では、不動産、その他金融、鉄鋼などが下落率上位で推移している。
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配信元: フィスコ

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