後場の日経平均は59円安でスタート、アドバンテストや村田製などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/09/07 13:04
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33181.39;-59.63TOPIX;2392.98;+0.45


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比59.63円安の33181.39円と、前引け(33204.82円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33140円-33190円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.60-70円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で軟調に推移し0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後にやや下げ幅を広げ1.0%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。前場の中頃から円安・ドル高方向への動きが一服していることや、香港や上海の中国株が軟調なことなどが東京市場で投資家心理を慎重にさせているもよう。一方、前場の日経平均がやや方向感を欠く動きだったが下値が堅かったことが安心感となっているようだ。

 セクターでは、精密機器、鉄鋼、電気機器が下落率上位となっている一方、鉱業、パルプ・紙、建設業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ネクステージ<3186>アドバンテスト<6857>ニデック<6594>、HOYA<7741>メルカリ<4385>ソシオネクスト<6526>イビデン<4062>村田製<6981>オリンパス<7733>レーザーテック<6920>が下落。一方、川崎重<7012>三菱重<7011>、JR東<9020>、INPEX<1605>、IHI<7013>、JR東海<9022>三菱地所<8802>、KDDI<9433>、NTT<9432>ソフトバンク<9434>が上昇している。
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