後場の日経平均は270円高でスタート、ゼンショーHDや芝浦などが高い

配信元:フィスコ
投稿:2023/08/15 13:13
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32330.26;+270.35TOPIX;2295.49;+14.60


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比270.35円高の32330.26円と、前引け(32315.61円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32300円-32350円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=145.40-50円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.9%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。中国の景気懸念が意識される中、午前の時間帯に発表された中国の7月の主要経済指標は予想を下回るものが多かったが、景気対策への期待感もあり、市場の反応は限定的で、一定の安心感となっているもよう。一方、日経平均は32500円近辺に位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、ここからの上値は大きくないとの見方もある。

 セクターでは、鉱業、海運業、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、水産・農林業、パルプ・紙、ガラス土石製品が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>、荏原製<6361>イビデン<4062>芝浦<6590>日本郵政<6178>ディスコ<6146>、東電力HD<9501>アドバンテスト<6857>東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>が高い。一方、ダブル・スコープ<6619>電通グループ<4324>エムスリー<2413>メルカリ<4385>ダイキン<6367>楽天グループ<4755>、JT<2914>、みずほ<8411>神戸鋼<5406>
が下落している。

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