日経平均は322円安でスタート、ホンダやエーザイなどが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/07/07 09:42
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32450.64;-322.38TOPIX;2259.03;-18.05


[寄り付き概況]

 7日の日経平均は322.38円安の32450.64円と4日続落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は続落。ダウ平均は366.38ドル安の33922.26ドル、ナスダックは112.61ポイント安の13679.04で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計が1年超ぶりの大幅な伸びとなり、雇用加熱による利上げ再開を警戒した売りが先行。ISMサービス業景況指数も予想を上回る強い結果で、10年債利回りが4%を超えるなか、株価指数は終日軟調に推移した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が25日移動平均線を割り込んだことから、相場は調整局面に入ったと指摘する向きもあった。さらに、今日は上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売り需要が発生すると予想されており、引き続き需給悪化も警戒された。一方、日経平均が昨日までの3日続落で1000円近く下げたことから、押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.0%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%減だった。今日はグリッド<5582>が東証グロースに上場した。

 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、証券商品先物、機械、非鉄金属、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、パナHD<6752>ホンダ<7267>エーザイ<4523>、東電力HD<9501>日本郵政<6178>東京海上<8766>、ソフトバンクG<9984>楽天グループ<4755>コマツ<6301>、INPEX<1605>信越化<4063>村田製<6981>日立<6501>、三菱UFJ<8306>などが下落。他方、任天堂<7974>東エレク<8035>ディスコ<6146>ルネサス<6723>などが上昇している。

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