東京株式(大引け)=243円高と3日続伸、買い優勢で2万8000円奪回

大引けの日経平均株価は前日比243円67銭高の2万8175円87銭。プライム市場の売買高概算は12億1246万株。売買代金概算は2兆8716億円となった。値上がり銘柄数は1359と全体の約74%、値下がり銘柄数は418、変わらずは61銘柄だった。
日経平均株価は2万8100円台まで値を上げ、終値ベースで6月9日以来、約2カ月ぶりの高値圏に上昇した。前日の米株式市場では、NYダウは下落もナスダック指数は上昇と高安まちまち。今晩の米7月雇用統計待ちで様子見姿勢となった。東京市場も、日経平均株価は朝方安くスタートしたが、その後は値を上げる展開。半導体関連などハイテク株を中心に買われ、日経平均が抵抗線とされてきた2万8000円を抜けると上昇幅は拡大した。短期筋の買い戻しの動きも強まったようだ。ただ、米雇用時計を控えるなか後場に入り一進一退となった。
個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、SUMCO<3436.T>といった半導体関連株が高い。川崎汽船<9107.T>や商船三井<9104.T>もしっかり。決算内容が好感された日本製鉄<5401.T>が急伸したほか、任天堂<7974.T>に見直し買いが流入した。トヨタ自動車<7203.T>やファーストリテイリング<9983.T>が高く、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>やHOYA<7741.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が値を飛ばした。
半面、三菱重工業<7011.T>や日本郵船<9101.T>が安く、日本電産<6594.T>やエムスリー<2413.T>が値を下げた。メルカリ<4385.T>やシスメックス<6869.T>が売られた。原油価格の下落を受けINPEX<1605.T>や石油資源開発<1662.T>、ENEOSホールディングス<5020.T>が軟調。コナミグループ<9766.T>やバンダイナムコホールディングス<7832.T>が下落した。
出所:MINKABU PRESS
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