後場の日経平均は438円高でスタート、ローツェやベイカレントが高い

配信元:フィスコ
投稿:2022/04/13 12:56
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26773.96;+438.98TOPIX;1883.41;+19.78


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比438.98円高の26773.96円と、前引け(26755.05円)から上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26750円~26800円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=125.50-60円と朝方からほぼ変わらず。アジア市況では中国上海総合指数が軟調に推移し、香港ハンセン指数は前日終値付近でのもみ合い。前日に発表された米3月消費者物価指数(CPI)で変動の激しい食品・エネルギーを除いたコア指数が、前月比及び前年比でともに市場予想を下回ったことで、目先の安心感が台頭。ハイテク・グロース(成長)株のほか、中国での都市封鎖(ロックダウン)措置を一部緩和する動きを好感し、景気敏感株も含めて買い戻しが優勢となっている。
時間外取引のナスダック100先物が堅調なことも支えとなり、後場の日経平均は一段と上げ幅を広げてスタート。ただ、今晩には米3月生産者物価指数(PPI)が控えていることもあり、26800円手前ではやや伸び悩む動きも見られている。

 セクターでは鉱業、海運業、精密機器などが上昇率上位に並んでいる一方、証券・商品先物取引、銀行、その他金融などが下落率上位に並んでいる。東証プライム市場の売買代金上位ではレーザーテック<6920>郵船<9101>東エレク<8035>、商船三井<
9104>、ローツェ<6323>、ファーストリテ<9983>、INPEX<1605>キーエンス<6861>、SHIFT<3697>三井ハイテック<6966>ベイカレント<6532>、HOYA<7741>、日本電産<6594>などが大幅高。一方、塩野義<4507>が急落しており、パーク24<4666>、三菱UFJ<8306>が大幅安。ほか、NTT<9432>、OLC<4661>JT<2914>などが軟調。
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配信元: フィスコ

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