日経平均は12円高でスタート、トヨタやソニーGなどが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2021/07/02 09:52
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28719.24;+12.20TOPIX;1945.23;+6.02


[寄り付き概況]

 2日の日経平均は12.20円高の28719.24円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は131.02ドル高の34633.53ドル、ナスダックは18.42ポイント高の14522.38で取引を終了した。週次の失業保険申請件数がパンデミックによる経済封鎖が始まった昨年3月中旬以降で最小となったため労働市場の回復期待が一段と強まり、寄り付き後、上昇。引き続き原油高も手伝い終日堅調に推移し、引けにかけて上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は、寄り付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で一時1ドル=111円60銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことや、原油価格が上昇したことなどが、輸出株や資源関連株の株価支援要因となった。一方、東京などで新型コロナの新規感染者数が増えており、緊急事態宣言の再発令や東京五輪の無観客開催の可能性も意識され、株価の重しとなった。また、昨日発表された米新規失業保険申請件数を受け、米労働市場の回復観測が強まり、今晩発表される6月の米雇用統計の結果次第ではFRBの量的金融緩和の縮小が早まりかねないとの警戒感も買い手控え要因となり、寄り付き段階では売り買いが拮抗した。

 セクター別では、鉱業、ゴム製品、不動産業、輸送用機器、石油石炭製品などが値上がり率上位、海運業、小売業、金属製品、その他製品、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>エーザイ<4523>三菱電<6503>日立<6501>資生堂<4911>シマノ<7309>INPEX<1605>花王<4452>ブリヂストン<5108>などが上昇。他方、任天堂<7974>東エレク<8035>レーザーテック<6920>アドバンテスト<6857>ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>村田製<6981>、リクルートHD<6098>、日本電産<6594>商船三井<9104>などが下落している。

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配信元: フィスコ

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