日経平均は小幅反落、朝方200円超下落も下げ渋り

配信元:フィスコ
投稿:2021/04/08 15:57
日経平均は小幅反落。7日の米国市場でNYダウは小幅に反発し、16ドル高となった。利益確定売りが根強く出て上値を抑えたものの、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて金融緩和の早期縮小観測が後退し、相場を下支えした。一方、東京市場では新型コロナウイルス感染再拡大への懸念もあって売りが先行し、日経平均は54円安からスタートすると、朝方には一時29516.42円(前日比214.37円安)まで下落。その後は押し目買いが入って下げ渋り、引けにかけてプラスに転じる場面もあった。

大引けの日経平均は前日比21.81円安の29708.98円となった。東証1部の売買高は11億3446万株、売買代金は2兆5445億円だった。業種別では、空運業、銀行業、繊維製品が下落率上位だった。一方、海運業、その他製品、機械など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の86%、対して値上がり銘柄は13%となった。

個別では、東芝<6502>が売買代金トップ。英ファンドの買収報道が伝わり買いが先行したものの、結局小安く引けた。トヨタ自<7203>もさえない。三菱UFJ<8306>などのメガバンク株やソニーG<6758>、武田薬<4502>、アドバンテス<6857>は軟調ぶりが目立った。今期業績見通しが市場予想に届かなかったウエルシアHD<3141>は大きく下落。また、同じく決算発表の三光合成<7888>やリソー教育<4714>、海外公募増資の実施を発表したユーグレナ<2931>は東証1部下落率上位に顔を出した。一方、決算発表を控えたファーストリテ<9983>のほか、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>が堅調。日立<6501>による売却報道が伝わった日立金<5486>、証券各社の高評価が観測されたシルバーライフ<9262>やカネカ<4118>、3月度売上が好調だったシュッピン<3179>などは大きく上昇した。また、ワタベ<4696>が東証1部上昇率トップとなった。
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