日経平均は3日ぶり大幅反発、好決算・海外株高が反発期待後押し

配信元:フィスコ
投稿:2021/02/01 16:04
日経平均は3日ぶり大幅反発。1月29日の米国市場でNYダウは大幅に反落し、620ドル安となった。ゲーム専門店のゲームストップなどが取引制限の緩和を受けて再度急騰し、金融市場混乱への警戒感が続いた。ただ、日経平均は直近2日で970円あまり下落しており、本日は自律反発に期待した買いも入って14円安からスタートすると、すかさずプラス圏に切り返し。好決算銘柄が積極的に買われたほか、時間外取引のNYダウ先物やアジア株が堅調だったことから、日経平均は上げ幅を広げこの日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前週末比427.66円高の28091.05円となった。東証1部の売買高は11億4553万株、売買代金は2兆5118億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、非鉄金属、金属製品が上昇率上位だった。一方、食料品、石油・石炭製品、陸運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は35%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>が4%を超える上昇で、日経平均を約76円押し上げた。任天堂<7974>は3%超上昇し、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>も堅調。決算発表銘柄ではキーエンス<6861>などが買い優勢となり、エムスリー<
2413>は5%を超える上昇となった。また、NEC<6701>が商いを伴って13%近く上昇し、ZOZO<3092>はストップ高水準で取引を終えた。JVCKW<6632>やSCSK<
9719>、TOTO<5332>も東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>が小幅に下落。村田製<6981>TDK<6762>は決算発表による材料出尽くし感が広がり、JR東<9020>は業績下方修正が嫌気されて売りがかさんだ。また、アカツキ<3932>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,871.0
(14:56)
-165.0
(-3.27%)
2,169.0
(14:55)
-1.0
(-0.04%)
4,061.0
(14:56)
-29.0
(-0.70%)
1,504.5
(14:56)
-5.5
(-0.36%)
6701
12,930.0
(14:56)
-115.0
(-0.88%)
2,900.5
(14:56)
+10.0
(+0.34%)
6762
1,985.0
(14:56)
-31.0
(-1.53%)
64,930.0
(14:56)
+250.0
(+0.38%)
2,620.5
(14:56)
+22.5
(+0.86%)
2,687.0
(14:56)
+25.0
(+0.93%)
7974
8,135.0
(14:56)
+69.0
(+0.85%)
21,975.0
(14:56)
-830.0
(-3.63%)
2,898.5
(14:56)
-44.5
(-1.51%)
49,390.0
(14:56)
+490.0
(+1.00%)
8,927.0
(14:56)
-210.0
(-2.29%)