日経平均は182円安でスタート、任天堂や大東建託が軟調

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/31 09:54
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21526.38;-182.93TOPIX;1562.96;-12.62

[寄り付き概況]

 31日の日経平均は前日比182.93円安の21526.38円と反落で取引を開始した。30日の米国市場は、米中協議の行方やFOMCの結果を見極めたいとする模様眺めムードの中で、小幅な下落となっている。また、米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は
大阪比175円安の21485円と節目の21500円を下回っている。円相場は1ドル108円60銭台で前日比でやや円高方向に振れて推移している。この流れから、日経平均は反落での寄り付きとなった。その後は下げ幅をやや縮める動きとなっている。

 業種別では、銀行業、輸送用機器、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、保険業、ゴム製品、パルプ・紙などを筆頭に全業種がマイナスで推移。売買代金上位では、ルネサスエレクトロニクス<6723>大東建託<1878>任天堂<7974>ホンダ<7267>、三井住友<8316>、NTT<9432>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>などがマイナスで推移。一方、ZOZO<3092>、ソニー<6758>アンリツ<6754>の上昇が目立つほか、バンナムHD<7832>オリエンタルランド<4661>、武田薬<4502>などがプラスで推移している。
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