日経平均は小反発、電子部品株に買い戻しも上値重い

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/14 15:59
日経平均は小反発。前日の米国市場におけるシカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の21770円、円相場は1ドル113円80銭近辺にて推移するなか、本日の日経平均は朝方は買いが先行し、直後に100円を超える上昇もみられた。ナスダックの下げ止まりを背景に前日に売り込まれた電子部品関連銘柄中心に買い戻しの動きが広がったほか、トランプ政権が輸入自動車関税を当面見送るとの報道が伝わり、自動車及び同部品関連は底堅い動きをみせた。11時に発表された中国の小売売上高が市場予想を下回ったことから、同国における内需減速懸念が高まり、日経平均は一時マイナスに転じる場面もあったが、下値では拾う動きもみられ、大引けにかけては小幅高水準での推移となった。

大引けの日経平均は前日比35.96円高の21846.48円となった。東証1部の売買高は14億3201万株、売買代金は2兆4905億円だった。セクターでは、電気・ガス業、空運業が堅調な一方で、石油石炭製品、鉱業は軟調。

指数インパクトの大きいところでは、前日に発表した上半期決算は想定線の内容となったことで材料出尽くし感が広がったリクルートHD<6098>のほか、ファーストリテイリング<9983>大塚ホールディングス<4578>が指数を押し下げた。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>が4%高となったほか、三菱UFJ<8306>トヨタ自動車<7203>、三井住友FG<8316>、東京電力HD<9501>が堅調。一方で、任天堂<7974>、ソニー<6758>キーエンス<6861>は軟調。
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配信元: フィスコ

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