日経平均は7日ぶり大幅反発、米株高や円高一服で買い安心感

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/01 15:38
日経平均は7日ぶり大幅反発。31日の米国市場でNYダウは72ドル高となった。1月ADP雇用統計の予想上振れや主要企業の決算が好感された。為替相場も1ドル=109円台前半と円安方向に振れ、本日の日経平均は投資家心理の改善を背景に177円高からスタートした。前日までの下落で目先の調整一巡感が意識された面もあるようだ。寄り付き後も上げ幅を広げ、引けにかけて23500円に迫る場面があった。銀行株やハイテク株を中心として幅広い銘柄に買いが入り、決算等を手掛かりとした物色も活発だった。

大引けの日経平均は前日比387.82円高の23486.11円となった。東証1部の売買高は18億1656万株、売買代金は3兆5134億円だった。業種別では、銀行業、石油・石炭製品、医薬品、鉱業、卸売業が上昇率上位だった。一方、下落したのは海運業のみだった。

個別では、任天堂<7974>が売買代金トップで続伸。好決算を受けて買いが先行したが、寄り付きを高値に伸び悩んだ。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>などが堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>といったメガバンク株や、ソニー<6758>キーエンス<6861>といったハイテク株の上げが目立った。メガバンク株は米長期金利上昇や一部の好決算を受けて買われた。米ゼロックスの買収を発表した富士フイルム<4901>、決算等を発表したスタートトゥ<3092>は商いを伴って急伸。また、邦チタニウム<5727>が東証1部上昇率トップとなり、黒崎播磨<5352>オルトプラス<3672>はストップ高水準まで買われた。一方、決算発表を受けて日東電<6988>シャープ<6753>が軟調となり、富士通<6702>やエプソン
<6724>は急落。また、スクロール<8005>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,897.0
(12/30)
-81.0
(-1.62%)
71.0
(12/30)
-5.0
(-6.57%)
3,309.0
(12/30)
-18.0
(-0.54%)
2,555.0
(12/30)
+10.0
(+0.39%)
1,069.0
(12/30)
-3.0
(-0.27%)
6702
2,799.5
(12/30)
-15.5
(-0.55%)
2,875.5
(12/30)
-37.5
(-1.28%)
984.9
(12/30)
-15.1
(-1.51%)
3,369.0
(12/30)
-48.0
(-1.40%)
64,630.0
(12/30)
+70.0
(+0.10%)
2,680.0
(12/30)
-22.0
(-0.81%)
3,146.0
(12/30)
-42.0
(-1.31%)
7974
9,264.0
(12/30)
-86.0
(-0.91%)
1,078.0
(12/30)
-23.0
(-2.08%)
1,846.0
(12/30)
+13.5
(+0.73%)
3,764.0
(12/30)
-3.0
(-0.07%)
9,185.0
(12/30)
-69.0
(-0.74%)