11時00分時点の日経平均は大幅続落、業績上方修正のソニーやホンダが逆行高

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/05 11:13
11時00分現在の日経平均株価は22674.65円(前週末比599.88円安)で推移している。前週末2日の米国市場でNYダウは665ドル安となり、約9年ぶりの下げ幅を記録した。1月雇用統計が市場予想を大きく上回る内容となり、長期金利の上昇とともに幅広い銘柄が売られた。本日の日経平均はこうした流れを引き継ぎ、節目の23000円を約1カ月ぶりに割り込んでスタートした。寄り付き後もNYダウ先物の下落や円相場の強含みとともに軟調な展開となり、下げ幅を600円超に広げる場面があった。

個別では、第3四半期決算を発表した三菱UFJ<8306>、国内ユニクロの月次動向を発表したファーストリテ<9983>のほか、ファナック<6954>などが3%超の下落で推移している。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などその他売買代金上位も全般軟調。決算発表銘柄では板硝子<5202>SGホールディングス<9143>が大きく売られている。また、業績下方修正のフジクラ<5803>グランディ<8999>インソース<6200>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、ソニー<6758>ホンダ<7267>は逆行高。ともに第3四半期決算が市場予想を上回り、通期計画を上方修正した。レーティング引き上げ観測の宇部興<4208>も上げ目立つ。また、アイスタイル<3660>GSIクレオス<8101>、昭電線HD<5805>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)
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