日経平均は大幅に3日続伸、米株高で買い先行も後場こう着

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/27 16:18
日経平均は大幅に3日続伸。26日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、399ドル高となった。長期金利の上昇が一服し、ハイテク株を中心に買いが向かった。本日の日経平均は米株高を好感して238円高からスタートすると、前引けにかけて一時
22502.05円(前日比348.42円高)まで上昇する場面があった。ただ、25日線の位置する22500円水準では利益確定の売りが出やすく、本日予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を見極めたいとの思惑もあり、後場に入るとこう着感の強い展開となった。

大引けの日経平均は前日比236.23円高の22389.86円となった。東証1部の売買高は13億2910万株、売買代金は2兆6299億円だった。業種別では、鉱業、電気機器、非鉄金属が上昇率上位だった。一方、サービス業、陸運業など5業種が下落した。

個別では、任天堂<7974>三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、ソニー
<6758>ファナック<6954>など売買代金上位は全般堅調。米国市場の流れを引き継いで東エレク<8035>や日本電産<6594>といったハイテク株の上昇が目立った。アルパイン<6816>との経営統合前倒しが伝わったアルプス電<6770>は6%近い上昇。日揮
<1963>や千代化建<6366>といったプラント大手も一部証券会社のレポートを受けて急伸した。また、サイバーコム<3852>は5G(次世代通信規格)関連としてストップ高水準まで買われた。一方、売買代金上位ではKDDI<9433>が小安い。一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたサッポロHD<2501>は3%安となり、ヤマトHD<9064>も下げ目立つ。また、決算発表のラクーン<3031>や前日に上場来高値を更新したアウトソシング<2427>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,234.5
(15:00)
-17.0
(-1.35%)
1,749.0
(06/05)
-1.0
(-0.05%)
5,569.0
(15:00)
-31.0
(-0.55%)
635.0
(15:00)
+8.0
(+1.27%)
1,902.0
(02/07)
0.0
(---)
287.0
(15:00)
-9.0
(-3.04%)
7,152.0
(15:00)
+110.0
(+1.56%)
13,265.0
(15:00)
+160.0
(+1.22%)
1,517.5
(15:00)
-35.5
(-2.28%)
1,386.0
(12/25)
-80.0
(-5.45%)
4,428.0
(15:00)
-4.0
(-0.09%)
7974
8,363.0
(15:00)
-182.0
(-2.12%)
34,910.0
(15:00)
-590.0
(-1.66%)
1,598.5
(15:00)
-20.0
(-1.23%)
1,648.0
(15:00)
-27.0
(-1.61%)
4,291.0
(15:00)
+13.0
(+0.30%)
9,772.0
(15:00)
+69.0
(+0.71%)