kabujin21mensoreさんのブログ

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最近書いたブログ

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    決算で悪材料出尽くさないニトリの上げについての考察

    普通に考えると下方修正も引き延ばし、為替予約なし(せめて130円台でしておいて欲しかったところ)、年内円高カミカゼ待ち、下期は値上げで売上挽回、なんて怖すぎる見立て。全然悪材料出尽くしてない。 この上げはもしかして米国でのM&Aをチラつかせたことの反応か?まあありうるけど、買収したとして最初の2年くらいはやはり業績の足を引っ張るもの。しかもM&Aするにも現在の円安は不利。キャッシュリッチで利益も出してた島忠と違... ...続きを読む

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    メルカリ(4385)底なし沼の予感

    決算後に大分下がったから、お盆に個人のにわか投資家が参戦し、買い支えているためS安は免れている状況だが、この先やはり底なしな予感。 米国赤字だってこれから縮小する見込みがあればいいが、ないから「黒字化時期は未定」なわけ。米国事業が問題になっているのに決算説明会でまともに説明できる奴がいない(米国人テレコンとかで出せば、と思う)。だいたい米国の名だたるIT企業出身の経営陣を高値でくどいて、ちょこちょこ口出しするの... ...続きを読む

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    南海プラ(7887)ファンダメ、材料、株価指標の3段良し

    とにかく安い。PBR0.3倍。PER6.1倍。時価総額(61億)でネットキャッシュ(12億)。EV/EBITDAは今年見込みでざっくり2.5倍?! 安さの理由はもちろんある。流動性の薄っぺらさと、高松の板材メーカーという地味な業容、ガバナンス(投資家との対話力)の弱さ。 しかし、ファンダメはここ3年改善している。赤字から着実に利益を出せる体質になり、今期も増益見込み、しかも割とまともな利益率(8%)を出せる公算... ...続きを読む

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    メルカリ(4385)好材料見当たらず、決算前に買うのは博打

    私は2013年の創業当時からメルカリを愛用している。ユーザーとして創業から5年のサービスの進化は素晴らしかったし、大分お世話になった。もう国内一人勝ちは間違いない。 

    しかし、だ。最近は出品禁止物が増えて(株主優待券など金券類など)出品点数は減る一方だ(個人的な経験ではあるが)。国内の普及率ももう飽和状態に近いのではないか(3月末現在アプリダウンロード数... ...続きを読む

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    ベネッセ(9783)進研ゼミの在籍数はさらに減少、売り継続

    本日発表した第一四半期決算は売上高7%減の1074億円、営業利益は88%減の6.2億円だった。上期予想が4%減収、83%減益なので想定内と会社は言いそうだが、やはり悪い。注目すべきは教育事業で進研ゼミの3ヶ月間の累積在籍数が26%減と4月時点に比べて全く改善するどころか下げ止まっていない点だ。これで教育事業の売上高は19.7%減の471億円、営業利益はコスト削減(営業自粛でマーケティングコストは下がったはず)に... ...続きを読む

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    サンリオ:インバウンド効果もなく、海外不振継続、売り継続

    ややしつこいが、サンリオは売り。7月31日発表の決算は5%減収の170億円、営業利益は20%減益の35億円だった。4−6月はインバウンド効果、欧州底打ち、円安効果なども期待されていたが空振りに終わり、国内でさえも減収、15%減益。欧州は引き継ぎ下げ止まらず17%減収の31%減益。北米に至っては35%減収の60%減益と惨憺たる状況だ。キャラクターが飽きられているとしかいいようがない。 今期も下方修正必至だ。ちなみ... ...続きを読む

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    U.S.M.H統合効果現る、1Q決算好調、上方修正期待高

    ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H.)とは何者だ?と思ったのはつい2日前である。なんのことはないマルエツとカスミとマックスバリュー関東がイオンの資本のもとに統合され、3月3日に新規上場した関東圏を中心とする全国5番目のスーパーマーケットである。上場直後はいったん1447円まで上がったものの、その後直近3ヶ月間は1000円-1100円のボックス圏で置き去りにされていた。 地味なスー... ...続きを読む

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    コーセー:中国の爆買いは今後期待薄も、株価調整まだ

    コーセー株は直近の高値からほとんど調整していない(7/8日の年初来高値からの調整は6%程度)。今日も朝方こそ売り込まれたが後場には前日並みに戻った。ブランド力の工場、訪日外国人による販売好調などで上方修正期待は高い。いや、今期の上方修正は確かだとは筆者も思う。   しかしだ。会社見込みの営業利益240億円、EPSが245円がコンセンサス並みの営業利益270億円、EPS277円を達成できるとしてもPEは38倍。P... ...続きを読む

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    良品計画、上方修正で素直に上昇も中国の宴は過去のもの

    良品計画(7453)が昨日の好決算を受けて急上昇している。一時9%高と逆行高。第一四半期の好調を理由に中間期見通しを引き上げ(営業利益130億円ー>149億円)通期予想も営業利益300億円から320億円へと6.6%上方修正されたからだ。   決算書を読むと「中華圏を中心にアジア地域の販売が好調」だったとある。単体の修正幅は微々たるものだ。でもこれはあくまで全四半期(3−5月期、つまり中国株がまだまだ上昇期にあっ... ...続きを読む

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    サンリオ(8136)渋とく評価され過ぎ

    サンリオ株がこのところがマーケット下落、インバウンド効果縮小、為替反転にも関わらず下げ渋っている。6月11日発表の自社株買いのせいだろうか。しかしあれのほとんどは創業者からの買い取り(10%ディスカウントの3030円)だが、2.8%の自社株買い効果が評価されているのか。しかし自社株買いも7月10日で終了する。創業家が3030円でも売ってもいいと思うのなら長期的にまだ下値もあるというもの。 春先からインバウンド効... ...続きを読む

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    APC(3175)目標株価2100円、新店効果で2割増益

    9日発表された5月の既存点売上高減少と9日からのマーケット調整により昨日同社株は大きく売り込まれた。1800円以下は買いの好機と考える。   5月の既存点売上は92%(前年同期比-8%)と4月に引き続き振るわなかった。同社株は13年度に多くのテレビパブリシティがあったことや自社競合が増えた関係で昨年5月より既存点のマイナスが続いている。去年の5月は-2.3%だったのでそれに続くマイナスが嫌気された格好だ。しかし... ...続きを読む

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    Aタイムス:地味ながら着実な回復へ、買収対象になる夢を見て

    アルバイトタイムスは時価総額がやっと100億円を超えた程度のちっぽけな会社だ。ゆえに株価は万年割安。現行の会社予想に基づくPEは10.5倍。2011年以降、景気回復とともに業績も順調に回復しているが株価評価は低いままだ。   それは事業基盤は中部(静岡が殆どで名古屋進出中)でアルバイト求人情報誌を発行している。全国的に展開するリクルートの陰に隠れて地味な存在だ。年々ネット化する求人情報の波や、静岡地区の有効求人... ...続きを読む

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    光通信(9435)株価は割高圏、前期収益は伸び悩み

    光通信の3/15期は前年同期比微減の5625億円、営業利益は1%増の320億円であった。ちなみに3/15の期初予想は売上高5800億円、営業利益360億円、当期利益220億円であったが2月に下方修正されており、ほぼその数字でサプライズはなかった。3/16期は前年の当初目標をほぼそのままチャレンジし直すかたちで、売上高は1%増の5700億円、英領利益は12%増の360億円、当期利益は3%減の200億円の計画である... ...続きを読む

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    ニチハはまだ買い、目標株価1750円

    先週13日の決算発表後、やや遅きに逸したコメントになるが、ニチハはまだ買いである。結論から言うと、前期は消費税引き上げ後の住宅販売減で大幅な減収減益(売上高6.5%減、営業利益27.8%減)となるも、今期はその足かせがとれて売上高は3.1%増、営業利益は27.5%増の86億円と回復見込みである。EPS見込みは146.3円、これを基に計算したPEはまだ10.6倍。PBRもまだ1倍割れである。配当利回りも2%近い。... ...続きを読む

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    日無ーもはや割安とは言いがたい、収益回復ペースが緩慢

    日本無線の3/15期決算は売上高は16.7%増の1322億円と当初計画を72.5億円も上回ったのにも関わらず、営業利益は5.9%増の77億円と、当初計画の80億円を下回った。3/16期の会社計画は売上高2.1%増の1350億円、営業利益は9.2%減の70億円である。ちなみに当期利益は昨年は遊休資産の売却など特別利益の計上があった影響で今期は76%減の35億円の見込み。   コアであるソリューション・特機事業の売... ...続きを読む

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    前期業績未達もココからは買い、目標株価3750円

    3/15期は売上高横ばい、営業利益は41%減の43.7億円と会社目標の49億円を下回った。純利益も54%減の16.6億円と減損損失を計上したために同社計画の29億円を下回った。2期連続の減益である。 これを受けて株価は朝方一時10%安まで売り込まれた。 現在のバリュエーションは3300円を基にするとPEで24.3倍と安くは見えないが、PBRではたったの1.1倍である。配当利回りは1.8%(加えて100株で買い物... ...続きを読む

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    中長期的成長に期待、株価も割安、700円は通過点

    中長期的成長性に注目。しかも株価指標はかなり割安だ。3/15期の見込みEPS69.5をベースにするとたったの7.8倍。純資産倍率もようやく1倍を超えたばかり(前期推定で1.05倍程度だろう)。小型株ディスカウントが効いているとはいえ今後も堅調な成長が続くことを考えればまだまだ買える水準である。

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    ベネッセはストップ安でも買ってはいけない理由

    先日ショートしたベネッセがストップ安しているが、まだ買ってはいけない。今期の決算見込みが悪いということのみならず会社側の情報開示姿勢に悪い変化がある。私はこの株を15年以上見てきたが、今回の決算は屋台骨の教育事業でネガティブなパラダイムシフトが怒っている可能性が高く、残念ながら早期に回復する見込みは薄い。 絶望的なのが新年度を占う進研ゼミの4月の会員数だ。対前年比25.7%減という数字は前代未聞。過去10年にお... ...続きを読む