良品計画、上方修正で素直に上昇も中国の宴は過去のもの

kabujin21mensoreさん
良品計画(7453)が昨日の好決算を受けて急上昇している。一時9%高と逆行高。第一四半期の好調を理由に中間期見通しを引き上げ(営業利益130億円ー>149億円)通期予想も営業利益300億円から320億円へと6.6%上方修正されたからだ。 

決算書を読むと「中華圏を中心にアジア地域の販売が好調」だったとある。単体の修正幅は微々たるものだ。でもこれはあくまで全四半期(3−5月期、つまり中国株がまだまだ上昇期にあった頃)の話で、6月下旬からは中国株式市場は大幅調整している。この決算見通しはおそらくマーケットクラッシュのちょっと前に作られたものであり、事業環境の急変を織り込んではいないのだろう。インテリア関連は不要不急の消費だけに7月以降消費に拍車がかかる可能性は高い。 

下期に上期稼いだ分が帳消しになってやっぱり元の計画並み、なんてことにならないといいのだが。。。。

上方修正後のEPS756円を基に計算したPEは33倍、PBR(実績)も4.84倍と過熱感がある。
関連銘柄
良品計画
kabujin21mensoreさんのブログ一覧