コンビニエンスストア大手５社の平成28年８月中間連結決算が出そろい、売上高は全社増収でしたが、本業のもうけを示す営業利益では最大手のセブンーイレブン・ジャパンが増益だった半面、ファミリーマートとローソンは減益となり、明暗が分かれたそうです。 セブンーイレブン・ジャパンは、弁当やプライベートブランド（ＰＢ、自主企画）商品の販売が好調で、営業利益は前年同期比3.0％増だったそうです。１店舗当たりの１日 ...続きを読む

韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート７」の生産停止は、日本の部品・素材メーカーにも影響を及ぼす可能性があるようです。日本製スマホの世界シェアは低いですが、部品や素材では強い競争力を保ち、サムスンとも多くの取引があることから、スマホ世界首位のサムスンの「失策」は、日本メーカーの業績を直撃しかねないようです。 ノート７をめぐっては、ＴＤＫがリチウムイオン電池を供給しているほか、村田 ...続きを読む

カカクコムは、運営する飲食店情報サイト「食べログ」に掲載する店舗の評価点数の更新を、今月から第１・第３火曜日の原則月２回に変更するそうです。従来は算出方法の見直しに合わせて不定期に実施していましたが、店選びのカギとなる点数の更新の手続きを示すことで、掲載店舗やユーザーの使い勝手を高める狙いがあるようです。 カカクコムは先月上旬、食べログの評価点数の見直しと店舗向けの広告商品の改定を実施しており、同 ...続きを読む

上場企業の間で、株主優待を拡充する動きが広がっているようです。野村インベスター・リレーションズ（野村ＩＲ）によると、９月末時点で株主優待を実施する銘柄数（上場投資信託など含む）は、全上場銘柄の34％を占める1336件で、前年同期の1267件を上回り、過去最高を更新したそうです。 東京証券取引所は2015年６月に企業統治指針を導入し、企業に持ち合い株の解消などを促したことを受け、各社は株主総会で大き ...続きを読む

三菱重工業が、工場管理や不動産事業などを手がける子会社を売却する調整に入ったようです。売却額は１千億円程度になる見通しで、世界的に他社との競争が激しくなっており、強みのある事業以外は切り離す「選択と集中」を本格化して、経営基盤の強化を急ぐようです。 近く「菱重ファシリティー＆プロパティーズ」の売却に向けた入札手続きに入るようです。すでに外資系投資ファンドや日本の住宅メーカーなどが関心を示している模 ...続きを読む

ＪＲ九州は、株式上場に伴う売り出し価格を１株当たり2400～2600円にする仮条件を発表したそうです。今後、投資家の需要を把握し、17日にこの範囲内で正式な売り出し価格を決定し、25日に東京証券取引所に上場するそうです。 仮条件は、機関投資家への聞き取りをもとに決めたそうです。上場承認時の想定売り出し価格は2450円で、仮条件と発行済み株式数から試算した時価総額は3840億～4160億円となるそう ...続きを読む

富士通はパソコン事業を中国レノボ・グループの傘下に移す方針を固めたようです。合弁事業とし、レノボが過半を出資する方向で調整しており、月内の合意をめざすそうです。富士通は今年２月に非中核分野としてパソコン事業を分社しており、レノボに主導権を渡すことでＩＴサービス事業などに経営資源を集中するようです。 富士通グループでパソコンの企画・開発・製造を手がける部門を合弁会社に移管し、2000人程度が移る見通 ...続きを読む

イオンが発表した2016年８月中間決算は、純損益が53億円の赤字（前年同期は21億円の黒字）だったそうです。中核事業の総合スーパーの不振を金融事業などで補えず、中間決算としては７年ぶりに赤字に転落し、売上高は前年同期比0.9％増の４兆1118億円、営業利益が同0.1％増の723億円だったそうです。 総合スーパー事業は、夏場の台風による売り上げの減少や、ダイエーからイオンに転換した店舗の改装費などの ...続きを読む

ＮＴＴドコモは従来型の携帯電話の料金を月内に３割値下げするそうです。 月額1500円以下で通話し放題プランを新たに投入し、最低料金を700円以上引き下げるそうです。ＫＤＤＩ（ａｕ）とソフトバンクを含む大手３社のかけ放題プランでは最安にするとのことです。割安な料金で格安スマートフォン（スマホ）への契約者の流出を抑える狙いのようです。従来型は高齢者を中心に根強い需要があり、利用者の家計の負担減につなが ...続きを読む

大丸と松坂屋を運営するＪ・フロントリテイリングは、８月中間連結決算が減収減益となったことを受けて、通期（平成29年２月期）の連結業績予想を下方修正し、従来の増収増益から一転、減収減益予想となるそうです。 景気の先行きが不透明で個人消費の回復が見込めず、インバウンド（訪日外国人客）の不調も見込まれるためのようです。 4日発表した８月中間連結決算は、売上高が5.9％減の5392億円、営業利益が12.5 ...続きを読む

日立建機は、豪鋳造部品メーカーのブラッドケンを買収するそうです。ＴＯＢ（株式公開買い付け）を通じてブラッドケンの発行する株式の全株取得を目指しており、全株取得した場合の買収額は約６億8900万豪ドル（約530億円）となるそうです。 ブラッドケンは鉱山機械向け消耗品部品に強みを持っており、日立建機は今回の買収を通じて消耗品部品の供給体制を強化し、資源国であるオーストラリアの鉱山機械需要の掘り起こしに ...続きを読む