韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産停止は、日本の部品・素材メーカーにも影響を及ぼす可能性があるようです。
日本製スマホの世界シェアは低いですが、部品や素材では強い競争力を保ち、サムスンとも多くの取引があることから、スマホ世界首位のサムスンの「失策」は、日本メーカーの業績を直撃しかねないようです。
ノート7をめぐっては、TDKがリチウムイオン電池を供給しているほか、村田製作所やロームなども部品を納入しているようです。
村田製作所は「現時点で影響は出ていない」と説明しており、タツタ電線は他社向け部品を強化し、影響を吸収する方針とみられ、日本の部品各社への影響は今のところ軽微なようです。
ただ、年度内に「世界1千万台販売」が確実とみられていたサムスン最上位機種の生産・販売の打ち切りは「青天の霹靂」(大手部品メーカー)で、サムスンのブランド力が失墜し、他機種の販売も下方修正を迫られれば、部品各社の業績に悪影響が及びかねないようです。
日東電工は「今後の動向を注視している」と様子見の姿勢のようです。
一方、TDKは非スマホ分野への投資を加速し、部品メーカー各社が「脱スマホ」の動きを強める可能性もあるようです。
ノート7は日本では未発売で、NTTドコモとKDDI(au)が秋の新製品の目玉として投入準備を進めていたようですが、見直しは避けられず、年末商戦などに影を落とす可能性もあるようです。
いろんな日本の企業が関わっているんですね。
軽微といえどもそれなりに影響はあるんでしょうね。
6762:6,780円、 6981:14,100円、 6963:5,360円、 5809:362円、
6988:6,830円、 9437:2,491.5円、 9433:3,085円