前回の続きです。　今回は将来の成長性について書いていきます。　私が投資をする時に重要視していることと一般投資家さんと　大きく違う２点目が、これです。　もちろん一般投資家さんも成長性についてはかなり重要視　されているのですが、その基準がちょっと違います。　例えば、業界規模が伸びているであったり、新製品が売れている　という理由、話題性で飛びつく人が多いと感じます。　要するに一時的な人気に便乗するというスタンスが多い... ...続きを読む

私は読者様からメールをいただいたり、時にはアンケートを　実施したりして一般投資家さんの運用状況などを知る機会が　あります。　その中で色んな発見や気づきがあるのですが、読んでいて　私が重要視していることとと考え方が違うなと思う点を　２つ紹介いたします。 それは　・企業の実態価値の把握・将来の成長性　についてです。　私は保有株を決める時、絶対と言っていいほど実態価値を　自分で計算します。　資産がいくらあって、過去に... ...続きを読む

株をやっている投資家さんは主に３つのタイプに分けられます。　あなたはどのタイプでしょうか？　１　売却益狙いの投資家　キャピタルゲイン狙いの投資家、いわゆるトレーダータイプです。　このタイプの投資家のメリットは、保有資産を大きく膨らませる　ことができます。　資産が短期間で億を超えてくる人は、このタイプの投資をして　いる人が大半ではないでしょうか？　その一方で、資産運用という視点ではないため、絶えず　マーケットとに... ...続きを読む

先日、読者様からご質問をいただきました。　内容を読んだところ、保有株についての悩みでした。　今後の展開についてどう思われますか？と聞かれました　ので下記のように返信させていただきました。　同社に関しては、四季報をチェックしましたが、　業績は今期、来期とも赤字予想です。前回の四季報予想と比べても悪化しており、　明るい材料も見当たりませんでした。最新号が昨日発売されたばかりですから、　読んでみてください。今後、復活... ...続きを読む

先週末の木、金の２日間で日経平均は350円ほど上昇し　今週も株価は上昇ムードです。　世間は早くも１万円台を回復するのかと話題が出て　いるようです。　時流に乗って値動きの軽い株を頻繁に売買するのも　一つの作戦ではありますが、私は地道に会社四季報から　じっくり選んでいこうと思います。　会社四季報の最新号は１２日に発売されたばかりですし　私も早速購入してきました。　前号と見比べて業績予想が伸びている株の中から拾って　... ...続きを読む

読者様からご質問をいただきました。　「PERやPBRは業種別で買う数値を変えていくものなので　しょうか？」　内容の一部を抜粋させていただきましたが、私は以下のように　回答させていただきました。　ご質問いただきました件ですが、ＰＥＲやＰＢＲは業種別と　いうよりも個別株ごとに違うと思います。　成長株や人気のある会社、大型株などはＰＥＲが高めに　推移していますが、その一方で、業績拡大を続けながらも　低いＰＥＲの会社も... ...続きを読む

今回は、読者様が目にする媒体から銘柄選びをする際　情報の精度と質を上げる方法をお伝えいたします。　読者様からいただく相談や悩みを読んでいると、普段　目にする情報や話題をそのまま鵜呑みにして投資する　ケースが多いように感じたからです。　まず、私がお伝えしたいのは、ある企業の売上が好調　だとか、新製品が発表されたという話を聞いただけで　投資するのは×だということです。　投資をする前に、することは　１　精査する　まず... ...続きを読む

前回のブログでは、倒産してしまう会社を避ける目安を　お話いたしました。　「有利子負債が多すぎ、赤字決算が多い会社」　有利子負債についての調べ方ですが、見分けるのは、　会社四季報などで過去の業績推移をみればわかります。　会社の貯金である利益余剰金はマイナス529億円、　有利子負債は3,210億円となっています。　続いて過去の業績推移を抜粋いたしますと　04年3月　268億円の赤字　05年3月　82億円の黒字　06... ...続きを読む

久しぶりに時事ネタについて書いていこうと思います。　私がメディアにあまり興味を示さないことは、読者の皆様は　ご存知かと思いますが、大きく話題になっていることに　ついては、たまに書いていこうと思います。　そう思ったきっかけなのですが、今現在、私はメルマガの　読者とブログのアクセスを増やそうと頑張っています。　そのため定期的に更新しているのですが、効率よく増やす　ためには　１　インターネットも人口や視聴者は膨大だけ... ...続きを読む

今日は久しぶりに読者様に読んで欲しい本が見つかりましたので　紹介しようと思います。　それはグレン・アーノルド著「億万長者の黄金律」という　タイトルの本です。　本書では株式投資をメインとした投資で大成功した７人の投資家が　活用している投資の分析法、テクニックがまとめられています。　７人の投資家とは　ベンジャミン・グレアムフィリップ・フィッシャーウォーレン・バフェットジョン・テンプルトンジョージ・ソロスピーター・リ... ...続きを読む

あなたが今までお金を払ってきたもの、体験の中で、最も　素晴らしい買い物は何でしょうか？　・婚約指輪・家・子供へのプレゼント　人により答えは色々あると思いますが、私は素晴らしい　買い物の一つに株式があります。　お金を使って、さらにお金を増やすことは簡単なようで　かなり難しいです。　買える商品（いわゆる金融商品）はいつでもたくさんあり　運用すればお金が増えていくイメージがあるのですが・・・　現実は厳しいです。　大き... ...続きを読む

今年に入り株価は順調に回復しておりますが、今、損を抱えて　いる投資家はおられますか？　もし、あなたが多額の含み損や塩漬け株を抱えている場合、　株の売買をする前に下記のことも実施していきましょう。　・借金の返済を優先させる・不慮の出費に備えた現金を用意しておくこと・使うあてのない資産を投資に回す・命金には手を出さない　なぜ私が株価が堅調に伸びている時に水を差すような　アドバイスをするのか？　その理由ですが、損を抱... ...続きを読む

個人で株式投資をしている方と同じく、長期投資目的で投資信託を　保有している人も注意してほしいのが売買回転率です。　売買回転率とは、どのくらい頻繁にポートフォリオ組入れ株式を　売買しているかを表す指標のことです。 　一定期間の株式売買金額を平均組入れ株式時価総額で割ったもので、　この比率が高いほど組入れ株式の売買が頻繁に行われることを表します。　例えば売買回転率１００％以上というのは、１年間でファンド内の　銘柄が... ...続きを読む

前回の続きです。　前回は長期投資のメリットについてお話をしましたが　複利の効果は企業規模、利益の拡大についても言えるのです。　例えば2012年時点で売上100億、純利益が8億円で１株利益　100円、株価が800円の企業、Ａ社があったとします。　この企業が年率10％で拡大を続けられたとすると、10年後　30年後にはどんな企業になっているでしょうか？　（もちろん毎年順調に拡大することはありませんが、それでも　売上、... ...続きを読む

私は株で儲けるためには、いかに大きなリターンを狙うかと　考えるよりも、少しでも早く行動して株を長く続けた方が　リターンは大きくなると思っています。　その根拠ですが、株式投資をする上では時間の力を有利に　利用できるからです。　１つめは複利の効果、というもの。　人類最大の発明は複利であるとアインシュタインが発言　したのは有名な話ですが、複利の効果はそれだけ力がある　ということです。　複利とは投資元本に対する利息とい... ...続きを読む

5　ほとんどの人は行動しない　株式投資、投資信託を含めると日本の投資人口は数百万人規模で　いると思います。　まだ投資を始めていないけれど興味はある、いずれ株を始めて　みたいという人を含めれば株、投資、運用に興味を持っている人は　相当多くなります。　しかし、その大半は投資を始めて損をしてしまいます。　その理由は、投資、お金のことを軽く考えてしまうのです。　人の行動には３つのハードルがあり、大まかに言えば（読まない... ...続きを読む

4　大型株より小型株のほうがリターンは良い　今まで大勝ちしてきた株を思い返してみると、私が保有していた株では　大型株よりも小型株のほうがリターンは良いといえます。　日経225、300当たりの大型株では1つだけしか思い当たりませんが、　JASDAQや東証2部あたりの銘柄では、10銘柄ぐらい印象に残っている　株があるのです。　その理由ですが、大型株の場合、　機関投資家の保有割合が高く、株価が単調な値動きになる　（買... ...続きを読む

3　投資の心理学は必須科目　これはサブプライムローン、リーマンショックがあった2008～2009年の経験から　新たに学びました。　当時覚えているのは日経平均が17,000円台から12,000円台まで下がり、もう　落ちないだろうと言われていました。　私も同じように考えて行動しちたのですが、ここからリーマンショックが起こり　7,000円台まで急落したのです。　私は、この時に株を買い向かうことができず、後になって後悔... ...続きを読む

２　株価材料、耳より情報よりも運用法を学んだ方がリターンは高い　「強弱より運用を学べ」という相場の格言があります。　相場で成功している人に出会ったら、相場見通しや有望株を聞くよりも、　どういう運用（投資）を行っているのかを聞いたほうがよい、という意味です。　有望株などは、その典型的な例です。　自分が買おうと思っている株、本当にあがる株を知っている、　教えてくれる人なんているのでしょうか？　答えは、少し考えればす... ...続きを読む

私は2000年の12月に株を始めてから10年以上の投資経験が　あります。　もうだいぶ経ちますが、その経験から掴んだ５つの真実を　まとめました。　ブログで１つずつ紹介していきますが、中には一般常識と　真逆のことも書いていくのでビックリされる方もいると　思います。　しかし、この事実は実際に多くの経験から生み出した私なりの　答えになります。　５つとも必ず読んでほしいと思うことばかりなので、　是非読んで今後の参考にして... ...続きを読む