ファイナンシャルプランナーが書いている本などで、まとまったお金ができたらまずはローンの繰上げ返済に充て、金利の負担を軽減しましょうという内容の文章を見かけます。 この考えは、投資により資産を増やそうとする人には明らかに間違った考え方です。何故ならこれは資産を増やそうという考えではなく、支払い金額を減らそうという考えだからです。 例えば、ローン返済の元利込み借金1000万円があったとして、500万円の手持ち資... ...続きを読む

最近のPicksの投稿を見ていると、本当にこの人たちはこんな銘柄を売買しようとしているのかと、目を疑いたくなるようなものが目立ちます。 それらしき根拠を書かれてはいますが、この中にどれだけの人が上記の銘柄（新興市場銘柄が圧倒的）に投資したのでしょうか？もし居たとしてお金が惜しくは無いのでしょうか？これではまるでギャンブルとしか思えません。（ギャンブルと捕らえておられる方もいるかもしれませんが。） 私はトレー... ...続きを読む

私は電車を待つとき、プラットホームの先頭には立ちません。身体を押されてもホームに転落しないようにするためです。起こりうる最悪の結果を予想して、回避する手立てを考えるようにしています。 2006年時点で、わが国は800兆円を超える借入金を持っており、プライマリーバランスが、約30兆円の赤字であるため、利息の支払いがなくとも毎年借金は増加しています。これは、簡単に言えば500万円の収入の人が8000万円の借金を抱... ...続きを読む

前回の日記で、大きく資産を増やそうとするなら、掛け算する方法を考えることが必要で、投資に置き換えるなら集中投資だと書きましたが、少し書き方が大雑把で、集中投資偏重だという誤解を受けそうなので補足します。 お金がいくら必要かの目標、更にその必要な時期は人それぞれで、早く大きく増やすことが必要ではない方、当初からリスクヘッジを考えておられる方には釈迦に説法、大きなお世話なのです。その考えに沿ったベターな投資方法を... ...続きを読む

先の日記に、後の幸せではなく今の幸せを重視する、そのためにバランスシートの改善ではなく、キャッシュフローの向上を目指すと書きました。 私は、そのために掛け算することを常に考えています。 当たり前のことですが、資産を増やす（私の場合は利益を出す）には、①収入を増やすか、②支出を減らすかする必要があります。 多くの人の場合、このための方法を足し算で考える傾向があるようです。例えば、残業をして10万稼いだ（+1... ...続きを読む

日本は輸入大国です。沢山のものを外国からの輸入に頼っています。 このような国の通貨が安くなると、一物一価の法則（※）によって、その国は何れ必ずインフレへと向かい、お金の価値が目減りして私たちの生活に重大な影響を与えます。 今、投資の新しい手法としてFXがブームとなっていますが、前記のことをきちんと理解せずに、単にお金を儲けるテクニックとしてのみ学び、自分だけが儲かればよいかのように、これを助長するような海外... ...続きを読む

私はいつか幸せになるためではなく、今現在、幸せでありたいと考えて投資活動をしています。バランスシートの改善ではなく、キャッシュフローの向上を目指しているのです。（※）年を取ってから裕福になるため、お金を残すために投資を行ってはいません。 最近はやりの分散投資の考えは、リスクの少ない、長期での運用に優れた方法ですが、私の目的のためには適しません。 私たちは、私たちの貴重な時間をお金に換えることによって生活して... ...続きを読む

私は、私と私の家族が快適に楽しく過ごしていくためにお金が必要と考え、それを得るためのひとつの手段として株式投資を行います。 ご存知の通り、株式投資には大別して、個別の銘柄を売買するアクティブ運用と、市場の動きに合わせた運用を行うインデックス運用がありますが、このふたつの運用方法は、外国車と国産車の違いに例えて考えればその本質が理解できます。 ときに考えられないようなトラブル（暴落）を起こすけれども、桁違いの... ...続きを読む

本日、初めてみん株にブログを書く。 投資について私見を書く場が欲しいと思っていたので、ここに出会えて本当に良かった。 賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず。 高い知識や才能を持ちつつ、謙虚に周囲の人の考え方、ものの見方に耳を傾ける。この教えを忘れることなく、これからの投資人生を過ごしていけたらと思っている。 本日の注目銘柄：エアウォーター 産業用ガス業界のシェアを大陽日酸と二分。特に大口需要の鉄鋼、自... ...続きを読む

私は、私と私の家族が快適に楽しく過ごしていくため（※1）、そして何ものにも縛られず自由な生活をおくるため、経済的な不満、不安を感じることがないようにしたいと常々考えています。 20代、30代前半の若い頃は、大多数のサラリーマンがそうであるように昇進による経済力の向上を目指し、自己研磨による能力アップを計りました。その当時は自身の能力さえ高ければ自ずと道は開けると考えていました。 でもそうではなく、運不運、タ... ...続きを読む

前回の日記に私がお金を好きな理由を書きました。ではどれだけあれば、満足できるでしょうか？続きになりますが、お金についてもう少し考えてみたいと思います。 愛と勇気とサムマネー、映画「ライムライト」で人生に必要なものは何ですか？と聞かれてチャップリンが答えた言葉だそうです。 やはり、人が生きていく上でお金は必要だと言っています。でもそれは「サム（幾ばくかの）マネー」であって、「ビッグマネー」ではありません。ここ... ...続きを読む

世の中、お金が全てでは決してありません。お金でどうにもならないこと、お金で買えないものも沢山あり、究極の幸福はむしろそこから得られるものであることも判ります。 でもそれらは最終的に生じた事象であり、全ての起源には望むと望まざるとに関わらず、お金が関与しているのが事実です。（※）またお金があればなんとかなることも、ならないこと以上に沢山あることも真実です。 だから私はお金が好きです。一杯ほしいと思います。 ... ...続きを読む