kabukabumanさんのブログ
ブログ
証拠金債務の推移から見えるNY市場暴落の予兆
<NY証券取引所の証拠金債務とS&P500指数の推移>
↑ ↑ ↑
茶色のグラフ ➡ NY証券取引所証拠金債務(インフレ調整後)
青のグラフ ➡ S&P500指数
ご覧頂くと分かる様に、証拠金債務の増減とマーケット(SP&500)は見事に連動しています。
つまり証拠金債務は、投資家心理が好転すると増加しマーケットも上昇しますが
投資心理が悪化が悪化すると減少し、マーケットは下げに転じるという訳です。
因みにNY市場の証拠金債務がピークを迎えたのは昨年4月 ↑のことですが
1995年以降ピークは3度あり、1度目は2000年ですが ↑翌2001年にITバブルが崩壊。
2度目のピークは2007年ですが↑翌2008年にはサブプライムショックが起こり
何れも株価は大暴落しています。
そして3度目は過去最高値を付けた2015年4月という訳ですが
ここで気になるのは、2016年に入り、証拠金債務が減少傾向にあるにも関わらず
SP&500が高値を更新し続けている点です。(ダウもナスダックも同様です)
ですから、次に暴落が起こるとすれば「株価バブルの崩壊」である可能性が高く
過去の事例を踏まえると、それ程遠くない時期にそれはやって来るかも知れません。
個人的には「1552 VIX短期先物」の底打ち反転がそのサインではないかと考えているのですが。
-
関連銘柄:
VIX短先物(1552) -
タグ:
さくらんぼう23さん コメント有難うございます。
先日ご紹介した「シラーPER」もNY市場の反落を示唆していますが
http://minkabu.jp/blog/show/776636
こうしたテクニカル指標を、決して軽視出来ない状況にあると思います。
別に脅かす訳ではありませんが
突然の暴落は、相場全体が無風状態の時に起こり易いので
多少警戒レベルを上げるべきではないかと考えています。
[今日の株価材料] (出典:日経新聞他)
▽25日の米ダウ平均、小幅続落 前日比33ドル07セント安、持ち高調整の売り優勢▽25日のNY円、1ドル=100円45~55銭で終了 同日の東京市場17時時点比6銭程度の円安・ドル高
▽25日のNY原油、反発 前日比0.56ドル高、産油国の増産凍結巡る交渉進むとの思惑
▽パナソニック(6752)やソニー(6758)、NHK 8Kテレビを共同開発、製品20年メド
▽株の信用取引、夜間も 来年にも証取外で解禁、金融庁検討
▽ロボット運用、日本で起動 世界最大手など20社が参入へ、資産配分を個人に最適提案
▽ホンダ(7267)、10年ぶり国内投入 「NSX」に再興託す
▽運用改革後初の赤字 GPIF、7四半期通算で
▽ビール系、税額統一 350ミリ55円軸に調整へ、財務省検討
▽「ポケコイン」金融庁が調査 資金決済法に該当か聴取
▽日銀、ETFを2週ぶり倍額購入 追加緩和後3回目
▽ANAHD(9202)傘下の全日空、350便欠航へ B787の英社製エンジン、部品耐久性に問題
▽シャープ(6753)、有機EL計画見直しへ 量産時期遅れも
▽シャープ(6753)、3月売却の旧本社地区ビル 買い戻し交渉
▽大同特鋼(5471)、米にEV向け磁石工場 100億円で
▽トヨタ(7203)、車鋼材価格横ばい 部品メーカーに通知始める、今春の原料下げ止まり反映
▽武田(4502)、サハラ以南進出 医薬品、ケニアに拠点
▽クックパッド(2193)、創業者と対立の前社長 保有株の大半売却
▽ヤマトHD(9064)、タイで宅配 来年から、現地素材大手と合弁
▽PCデポ(7618)、利用状況確認 電話・DMで、高額解約料批判受け
▽ニトリHD(9843)、3~8月営業益最高 3割増の480億円に、客数伸び
▽花王(4452)、自社株買い500億円 発行済みの2%、資本効率を改善
▽近鉄百(8244)、3~8月純利益8億円 和解金を特別益に
▽アインHD(9627)、5~7月純利益11%減
▽イトクロ(6049)、11~7月営業益4割増
▽株、海外勢が売り越し 8月第3週、1667億円
▽銅、値下がり傾向鮮明 国内外取引、中国需要伸び悩み
▽ファミリーM(8028)、6.5億円不当減額 公取委勧告、下請け業者に返還(
▽セブン&アイ(3382)、傘下のスーパー「イトーヨーカドー」を8点閉鎖、スーパー建て直し
クックパッド(2193)は25日、穐田誉輝前社長が保有する同社株の大半を30日付で売却すると発表した。
穐田氏は現在、議決権ベースで14.73%保有する第2位株主だが、売却後には2.40%にあたる256万6200株まで減り、第4位株主となる。同社は穐田氏に関し「取締役兼執行役として経営に関与していく予定」と説明している。
穐田氏は経営方針をめぐって創業者の佐野陽光氏と対立を深めた経緯があり、3月の定時株主総会後に社長を退任していた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
kabukabumanさんへ
ダウの異常な長期停滞は、もしかしたら嵐の前の静けさかも
知れませんね。
金融政策頼りの強引な株価高騰は、いずれは失速と思いますね。
クジラさんも、我が年金資金を無駄遣いしないで頂きたいものです。
まぁ~森羅万象の流れに従えば、9月は夏バテ相場と推測致しております。
よって、現在の仕込みは日経ダブルインバース(1357)のみですね。
ここから、買いで入る勇気は無いですね。
さくらんぼう23さん こんにちは。
日銀は確かに手詰まりだと思いますし
ECBは来春債権買い入れの縮小に動く可能性があります。
また現状でFRBに利上げする意思がないとはいえ
何れ利上げは行われると思います。
つまり過剰流動性相場は長く続かないと見るべきでしょうね。
tukumodayoさん こんにちは。
ダウの停滞については諸説ある様ですが
私も嵐の前の静けさではないかと考えています。
因みに日本時間の今夜イエレン議長の講演がありますが
FRBの本音は市場に見透かされているので
年内利上げ観測まで低下する様なことになれば
心配している「ビックリ円高」は避けられないと思います。
やはり買いより売りが安心な局面ですね。
こんにちは。
確かに今のアメリカの位置は高くて買われすぎです。
あぶないのは日本よりアメリカかなと。
それでも機関は買うとすればアメリカしかないと思っているのでは?
イエレンさんはどちらとも取れる発言しかないのでは。
雇用統計は良くても悪くても少し調整しそう。
今日も買った馬鹿な人間の予想でした
そうですね。
ブレグジットによる金融不安で株価は下がると考えていましたが
全く予想外の展開で
あれ以来、欧米を中心に「株価バブル」が進んだ様な気がします。
勿論日経平均にも同じことが言えますね。
ドル円相場が100円前後で16000円超えは
やはり株価バブルだと思います。
因みに、歪んだ株価や為替は何れ本来の姿に戻る筈ですが
万一戻らない場合は
ヘッジファンドが売り崩しにかかる可能性が高いと考えています。
勝負はほぼ、9月と推測してノウポジで、今までの蓄積がどうなるか?
楽しみです
一歩さん こんにちは。
NY市場の過熱感は疑う余地が無いと思います。
ダウは当面200日線(17525ドル)
次は6/27の直近安値(17063ドル)を割る可能性も視野に入れています。
因みに、私は1552の底打ち反転が赤信号ではないかと
勝手に決予想しているのですが、さてどうなりますか。
マイルド。さん こんにちは。
円高株安がさらに進んだ場合
日銀が9月に何等かの手を打つ可能性はありますが
それでも大勢に影響はないと思います。
またFRBが利上げに踏み切るとしても
11月は大統領選挙ですから最速で12月?
だとすれば9月~10月は株価が最も低迷するのではないかと
みんかぶの曲がり屋は予想しております